ニュース
LINE GAME初の本格シミュレーションRPG「LINE アルビオン戦記」を先行体験
特殊技「バースト」によって戦略要素が高まるセミオートバトルに注目!
(2014/10/23 00:00)
LINEは、iOS/Android用シミュレーションRPG「LINE アルビオン戦記」の先行体験会を開催した。配信は10月29日を予定。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。開発は韓国YDオンライン。
「LINE アルビオン戦記」は、主人公である「英雄」と、それを支える「傭兵」を使ってパーティを編成し、敵パーティとのバトルを繰り広げるシミュレーションRPG。配信に先立って、現在事前登録も実施されている。
今回は、LINEにて本作を実際にプレイすることができたので、その内容をお届けしていきたい。まずは、現在配信されているプロモーションムービーをご覧いただきたい。
本作のキャラクターたちは、ステータス画面などではプロモーションムービーでも見られたようなアニメーションタッチの愛らしいイラストが使用されている。一方、バトル中のキャラクターは精細な2Dのドット絵で描かれ、迫力のあるバトルを楽しめる。
自分だけのパーティを編成してバトルに挑め!
本作では、最初のゲーム開始時に5人いる「英雄」と呼ばれるキャラクターから1人を選ぶことができる。それぞれの英雄は攻撃型や防御型、回復型などいくつかのタイプに分かれており、「英雄スキル」と称される個別のスキルを持っているのが特徴。どの英雄を選ぶかで、ゲームの戦略も変わってくる。なお、以降のアップデートにおいては新たな英雄も追加されていくとのこと。
ちなみに、ゲームプレイの途中でも、「スター」と呼ばれるゲーム内通貨の使用により英雄を変更することが可能となっているため、誰を選んでいいのかわからない場合は見た目と直感で選ぶのも手だ。
またゲーム中には英雄を助ける存在として「傭兵」が登場する。傭兵は主にガチャから入手することができ、リリース時だけでも150種類以上が用意されている。それぞれの傭兵には1~6までのレア度が決められており、レア度が高いほど強力な傭兵となっているようだ。
傭兵にも英雄と同じようにタイプが設定されているが、同じタイプの傭兵でもスキルがちがうなど、傭兵ごとに個性がある。プレーヤーの分身である英雄を中心に、お気に入りの傭兵を組み入れて最強のパーティを編成することとなる。体験プレイでは実際にガチャ用のポイントを補充してもらえたので10回ほど回してみたが、レア度5が1体出たほか、レア度3~4の傭兵が数多くゲットできた。レア度5はかなり強いキャラクターだったので、あるいは運がよかったのかもしれない。
なお傭兵は個別に強化することが可能なほか、進化素材を使うとより強力な傭兵に変化させられるなど、成長要素も盛りだくさんとなっている。お気に入りの傭兵ができたら、強化や進化も忘れずに行なっておきたい。ちなみに、ガチャから出てきた傭兵は最初からレベルが高く、序盤の即戦力としてかなり活躍してくれる。スタートダッシュをかけたいプレーヤーには見のがせない要素となりそうだ。
バトルはプレーヤーに優しいセミオートで進行!
本作のバトルに勝利するためには、自身が編成したパーティを使って敵パーティを制限時間内に全滅させる必要がある。バトルは行動可能となったキャラクターが自動的に敵を攻撃してくれるオート方式で進行。つまり、自分のパーティの総合力が敵パーティを圧倒的に上回っていれば、ただ見ているだけでもバトルが終了する簡単仕様なのだ。
ただし、固有のスキルや「バースト」と呼ばれる特殊技を発動させるときは、自分で該当するキャラクターをタッチすることが必要。戦力差があまり無い敵パーティを相手にしたときには、スキルやバーストを発動させないと勝利が困難になる場合もあるので気をつけたい。
今回の体験会ではスタート時にいきなりガチャを何回も利用していたおかげで強い傭兵をゲットできており、本当の意味で「見ているだけ」のプレイが可能だった。このセミオートシステムはプレーヤーに優しいとも言えるが、もしガチャをあまり利用せずにプレイするときは、バトルをもう少し注意深く戦ったほうが良さそうだ。
なお、バトルスピードは任意で1倍、1.5倍、2倍に変更可能。スピードが速いほど短時間で敵を倒せるので、操作に慣れてきたら使ってみるのもいいだろう。ただし、先述のバーストなどは発動できるタイミングが一定時間しかなく、その表示時間の長さはバトルスピードの速さに比例して短くなっていく。その点も考慮すると、慣れないうちは通常のスピード(1倍)でプレイしたほうがいいかもしれない。
次期アップデートではマルチプレイ関連の要素が追加
本作には、手持ちの傭兵をどう組み合わせれば自分なりの最強パーティができるのか、といったパーティ編成の楽しさや、オートバトルに介入するタイミングの計り方、育成するキャラクターの見極めなど、RPGの楽しさと呼べる要素が多く盛り込まれているタイトルだと感じられた。一部、オートバトルの単調さが目立つ部分もあったが、これは最初に使ったパーティが強すぎた影響もあるかと思う。今後、PvPやレイドボスなどもプレイできるようになれば、また別の楽しさも出てくるはずだ。
またあわせて、早速次期アップデートの情報も得ることができた。具体的には「ギルドシステム」や「PvPシステム」、「チェーンスキルシステム」といったマルチプレイに関連したプレイ要素が大幅に拡張されるとのこと。全ユーザーが一致団結して強力なボスに立ち向かう「レイドボス戦」などもあるようなので、たくさんの友人と一緒にプレイすると楽しそうだ。
なお「LINE アルビオン戦記」の事前登録キャンペーンは10月26日23時59分までを予定している。登録すると特典として各種アイテムのほか、レア度4~5の強力なキャラクターもゲットできるということなので、見逃さないようにしたい。
(c)2014 YD Online Corp.