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ウェブルート、PCゲームに特化したセキュリティ製品を発表

Windows XPにも対応! ゲームをしながらフルスキャンできるクラウドベースのセキュリティソフト

9月9日発売(e-Sports SQUARE Online Shop限定)

9月26日発売予定



価格:1,980円

 セキュリティベンダーのウェブルートは9月9日、東京秋葉原のe-Sports SQUAREにおいてPCゲーマーに特化したセキュリティ製品「ウェブルート セキュアエニウェア アンチウィルス for ゲーマー」の発表会を開催した。

挨拶を行なうウェブルート代表取締役社長伊藤誉三氏
業務提携するSANKO代表取締役社長の鈴木文雄氏はこの機会とばかりにe-Sportsをメディアにアピール
ウェブルートのセキュリティソリューションの主要ラインナップ
今回のゲーマー向けソリューションはアンチウィルスをベースにしたものとなる
価格は1台1年あたり1,980円

 「ウェブルート セキュアエニウェア アンチウィルス for ゲーマー」は、パフォーマンスの低下やポップアップメッセージ等の煩わしさからセキュリティソフト自体がPCゲーマーに敬遠されている現状に着目し、できるだけシステムへの影響が少なく、ユーザーに干渉せず、価格も控えめという、ゲーマーが望む要素ばかりを盛り込んだセキュリティソフト。

 アンチウィルスの定義ファイルをクラウド側で管理することで、ソフトウェアのインストールサイズをわずか4MBに抑え、スキャン時間やメモリ消費量も群を抜いて優れている「ウェブルート セキュアエニウェア アンチウィルス」をベースに、ゲーマー向けに新たに「システムオプティマイザ」の機能を付与。定期的にこれを実行するだけで、不要なレジストリ項目やキャッシュを削除し、常に最適化された状態でゲームを楽しむことができるという。

 発表会では実際にデモが行なわれ、フルスキャンを実行した状態で、「League of Legends」をウィンドウモードで動作させても、カク付いたり一時的に止まったりなどまったくパフォーマンスの低下が起こらず、常に快適にゲームを楽しむことができた。クラウドベースのためオフライン環境では利用できないのが玉に瑕だが、ゲーマー向けということでオフライン環境で使うということは基本的にありえないため、PCゲームとクラウドは非常に相性の良い組み合わせといえる。

 ウェブルートでは、今回、発表会の会場に使用したe-Sports SQUAREを運営するSANKO(旧三光パートナーズ)と事業提携し、e-Sports事業を日本国内で推進する同社が運営するウェブストア「e-Sports SQUARE Online Shop」で9月9日より「ウェブルート セキュアエニウェア アンチウィルス for ゲーマー」の先行販売を行なう。一般販売は9月26日開始となる。価格はいずれも1,980円(1年/1台)。

 対応OSはWindows XPからWindows 8.1までのWindows OS。Windows XPは、すでに日本マイクロソフトのサポートは終了しているが、ウェブルートでは2019年4月までサポートを継続予定。「ウェブルート セキュアエニウェア アンチウィルス for ゲーマー」を導入することで、ゲームOSとして根強い人気を持つWindows XPでもPCゲームが楽しめることになる。

 また、ウェブルートでは、セキュリティベンダーながら、東京ゲームショウにもブース出展し、デモ機を展開して一般のゲームファンにもアピールするとしている。

【ITデバイスのセキュリティの現状】

【PCゲーマーのセキュリティ意識】

【デモンストレーション】

(中村聖司)