温泉街には、「モンスターハンター」のグラフィックスが描かれた垂れ幕などが飾り付けされていた カプコンのニンテンドー3DS用ハンティングアクション「モンスターハンター」シリーズと長野県「信州渋温泉」とのコラボ企画「モンスターハンター×長野県信州渋温泉~“モンハン渋の里”で年中狩ろうぜ!~」のグランドフィナーレイベントが現在開発中だ。8月10日の「ハントの日」に合わせ、開発陣が会場で様々なイベントなどを楽しんだ。
前日の8月9日には、カプコン公式イベント「モンスターハンター10周年記念スペシャルステージ」が開催され、開発陣とゲストによるトークショウ、そして盆踊りならぬ「モン踊り」が行なわれ、大いに盛り上がった。弊誌でもこちらの記事「“モンハン渋の里”グランドフィナーレ!! 絶賛開催中。10周年記念ステージは緩くて楽しい、ユーザーとの交流が繰り広げられる」でトークショウの内容などをお伝えしているので、合せてチェックしていただきたい。
今回のツアーに参加したのは、辻本良三プロデューサー、藤岡要ディレクター、小嶋慎太郎プロデューサー、徳田優也プランナー、ゲストとしてアメリカザリガニの平井善之さん、ゲッターズ飯田さん、カプコンのイベントで司会を務めることが多い宇佐美友紀さん。
この記事では、カプコン開発陣が「モンスターハンター×長野県信州渋温泉~“モンハン渋の里”で年中狩ろうぜ!~」を楽しんでいる様子を通じて、各イベントのおもしろさをお伝えしていきたい。
ハンター釣り大会G
皆で釣りを楽しんでいる様子。基本的にはみな負けず嫌いなので、戦いは徐々にヒートアップしていった 渋温泉に沿って流れている横湯川に作られている「ハンター釣り大会G」。これまでも作られていたが、今回はさらにグレードアップしており、1番深いところで4メートル。平均3メートルの深さに魚が放流されている。
辻本氏は「都会にいるとなかなかできないので、ここで楽しんで欲しい」と語り、率先して釣り竿を掴み水際に陣取った。釣りに参加したメンバーは真剣そのもの。釣れないと悔しいということもあって、徐々にヒートアップ。他のメンバーの「釣れた!」の声に拍手で祝福しながらも、目は焦っている……といった展開。
釣り大会は、2日間とも行なわれ、初日は徳田氏が大きな魚を釣り上げ、全員から祝福を受けた。2日目はラスト近くに藤岡氏が33cmの魚を釣り上げ一発逆転! G級(30cm以上)の魚を釣り上げることに成功した。
ちなみに釣った魚はその場で焼いて美味しくいただくことができるので、カプコン開発陣も熱中した「ハンター釣り大会G」、爆釣目指して頑張っていただきたい。
初日の辻本良三プロデューサーは、2匹ほど釣り上げ嬉しそう! ちなみに2日目はかなり粘るも残念ながらボウズ(涙) 2日目は小嶋氏も釣りに参戦し、しっかりと釣り上げた 藤岡氏が2日目もつり上げたG級のお魚。33cmとかなりの大きさだった 2日目の釣り大会ではトップを記録! ガッツポーズにも力がこもる! 初日の釣り大会ではトップを記録した徳田氏。この満面の笑顔。本当に嬉しそうだった。ちなみに、「G級を釣り上げたハンター」に名前を書いたのは辻本氏 ゲストの平井さんも釣りに参加。バッチリ釣り上げました!! ゲッターズ飯田さんも淡々と釣り上げていた。わしづかみで釣り上げた魚をアピール 2日目は宇佐美さんも釣り大会に参戦。結構バンバンと釣り上げていた 「カプコンTV」でおなじみ、橋本氏。じょうずに釣れました! 土人形絵付け体験
自分の作品を持って記念撮影。ちなみに小嶋氏と徳田氏のアイルーは、プロデューサー判断でモザイク仕様となっております! アクリル絵の具を使って、アイルーとプーギーに色を塗っていく「土人形絵付け体験」のコーナー。創作者魂に火を付けたのか、全員が黙々と15分ほど没頭。絵の具を混ぜ新しい色を作っていくところから始まるので、かなり時間がかかった。絵心のある藤岡氏やアメザリ平井さんは凝ったデザインのものを仕上げていた。
参加メンバーが仕上げたアイルーとプーギーは、加工屋に飾られるという。
メンバー全員、「土人形絵付け体験」に没頭しているところ。シンプルながらも個性的で可愛らしいものに仕上げられた 辻本氏はビジョンが固まってから使う色をたくさん作り上げ、集中して塗り上げていった。右写真はできあがった作品を片手に記念写真。ほかのメンバーからは「イヌじゃないですか!」と突っ込みが入っていた 藤岡氏は丁寧に絵付けを行なっていった。非常に可愛らしいプーギーに仕上がった こちらアメザリ平井さん。絵心がそうさせるのか? とにかく真剣な表情だ ゲッターズ飯田さんは持っているだけで金運が良くなりそうなプーギー こちらが元の状態のアイルーとプーギー。これに色を付けていく。ちなみに右写真はプロデューサー判断でモザイク仕様(笑う) モンスター供養祭
今回の目玉コンテンツの1つ、モンスターの名前と自分の名前、メッセージを書いて護摩木に書き納めるとお焚き上げを行なってくれる。護摩木を購入すると「狩猟安全ステッカー」が付いてくる。
以前来たときに書いた絵馬に、こっそり「G」を書き足していた辻本氏。藤岡氏が「そんなのアリか?」とツッコんでいた 餅つき大会
イベント当日は餅つき大会が行なわれた。子供と一緒に餅つきをする藤岡氏など印象的だった。杵がかなり重いようで、数回つくだけで結構疲れるようだ。小嶋氏が杵をハンマーに見立てて溜める動作をするとファンから歓声が上がっていた。
杵が重いようで、大変だったようだ。つきたてのお餅は「ゴア・マガラ(黒ごま味)」、「リオレイア(ずんだ餅)」、「黄金ダンゴ(きな粉味)の3種類の味付けで振る舞われた。最期の1枚はお持ちをほおばる小嶋氏 縁日コーナー
屋台村にある縁日コーナーでは、金魚釣りならぬ「ペッコ釣り」や、「型抜き」などを楽しめる。もちろん商品も用意されているので、積極的にチェレンジしてみると良いだろう。
「ペッコ釣り」。すべらせるように水平に水に入れ、すくうと良いだろう3~4個は余裕でとれるはず 「型抜き」。ここでも性格が出るのか、辻本氏は大胆に削っていくが、平井さんや藤岡氏は細かく丁寧に抜き取っていっていた 加工屋さんなど
温泉街にはあちこちでコラボグッズを取り扱っていたり、コラボのお土産も用意されている。
「加工屋」。お土産がズラリと並ぶ。また奥では「モンハン渋の里」限定の「シブのマツリ」、「シブのメブキ」、「シブのユキ」の配信が行なわれているので、ダウンロードはお忘れなく たまりや酒店さんで「古龍酒」やコラボビールなどが販売されている あちこちにこんな看板が置かれている。「ながら禁止」などマナーを啓蒙するものも掲示されている 講習の浴場の前にアイルーなどのフィギュアが飾られていたりする。街中を散策しながら探してみると良いだろう あちこちの駐車場に足跡が描かれていたりする。記念撮影にぴったりかも その他
数多くのコラボフード、コラボドリンクが用意されている。屋台村だけでなく、温泉街のお店でも美味しい食べ物を食べることができる。ぜひ食べていただきたい。最期の1枚はハンターパス。ゼニー価格(割引価格)での買い物が可能となったり、「モンハン渋の里」各宿泊プラン優待を利用できたり、ハンター露天風呂に初回入浴が無料、集会所の利用、狩り友祭りGへの参加……などなど多数の特典が利用できる。当日券は2,800円、学生は2,500円、グループ割りは4人からで2,500円となっている 今回関係者が利用した銀河鉄道さんの「モンハン」ラッピングバス。高速のパーキングなどでは記念撮影する人もいらっしゃった。目立つことこの上ない! (C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.