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「FFXI」、待望の新エンドコンテンツ「アルビオン・スカーム」を8月に実装

挑戦するたびにモンスターや地形が変化するランダム性の高いバトルコンテンツ

8月アップデート予定

 スクウェア・エニックスは、プレイステーション 2/Xbox 360/Windows用MMORPG「ファイナルファンタジーXI」の最新アップデート情報を公開した。次回アップデートは8月中旬を予定。

 今回公開されたのは、「FFXI」ユーザー待望の新たなエンドコンテンツとなる「アルビオン・スカーム」。冒険者は、提示される条件を達成することで出現するボスモンスターを攻略し、迷宮の奥へと進んでいくというもの。最大の特徴は、挑戦するたびに出現するモンスターや提示される条件、エリアの地形などが変化するランダム性。

 「FFXI」においてランダム要素の高いコンテンツというと、「アトルガンの秘宝」で実装された「ナイズル島踏査指令」がある。こちらも入る度に戦術目標が代わり、ダンジョンのデザインも自動生成で、常に異なる展開が楽しめることもあって、絶えず入場待ちの行列が発生する人気コンテンツとなった。「アルビオン・スカーム」も、「モンスター、提示される条件、エリアの地形などが変化する」としており、「ナイズル島踏査指令」同様のランダム性が楽しめそうだ。

 「アルビオン・スカーム」の参加条件は、「アドゥリンの魔境」をインストールし、登録を完了していること。レベル95以上であること。最大6人のパーティを組んでいること。リーダーが「ユデイモン:◯◯」を所持していることとなっている。ちなみに「アルビオン・スカーム」はフェイスの呼び出しに対応しており、フェイスと共にコンテンツにチャレンジすることもできる。

 「アルビオン・スカーム」の制限時間は15分から最大で55分で、「ユデイモン:◯◯」を作成する際に使用した胴のパーツのランクで決まり、ランクが高いほど、制限時間が延び、より深い階層へ進んでいくことが可能となる。

 ボスモンスター撃破の報酬は、アイテムレベル119の武器や盾、アーケイン・グリプトを付与するための素材などが手に入る。また、パーティメンバー全員にテンポラリアイテム「髑髏の鍵」が与えられる。「髑髏の鍵」は、個人向けの宝箱が出現すると同時に、“Living Cairn”が消滅し、攻略終了となる。「アルビオン・スカーム」は1人から6人という比較的小規模で楽しめる新たなエンドコンテンツとなりそうだ。

【スクリーンショット】

(中村聖司)