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タイトー、AC「LEFT 4 DEAD -生存者たち-」内覧会を開催!
対戦プレイ、イベントモード、全国大会などの新情報が公開に
(2014/5/30 15:59)
タイトーは、先日ロケテストを実施したアーケード版「LEFT 4 DEAD -生存者たち-」の主にオペレーター向けとなる内覧会を本社にて開催した。試遊台が8台設置されてプレイ可能となっていたほか、プロデューサー山路哲由氏によるプレゼンテーションが行なわれた。
まず、先日行なわれたロケテストのレポートから話がスタート。開店から閉店までほぼフル稼働状態で売り上げもよく、開店前から約50名以上が行列を作り、最大180分程度の待ち時間となったという。事前の配信したニコニコ生放送もかなりの視聴者を稼ぎ、配信後のアンケートもおもしろかったと好評を博したという。
ロケテストのアンケートでは、平均年齢は22歳。比較的若い客層を獲得しており、男女比では女性が24%であったことが特徴的。また、アーケードにほとんど行かない、という回答者が33%もおり、新規の客層が足を運んだことが伺える。プレイ後、友達を誘ってプレイしたいか? という問いには、87%が「はい」と答えている。グループで遊んでみたいという回答者が多かったということだ。
先日のロケテストのときのインタビューの繰り返しになるが、「LEFT 4 DEAD -生存者たち-」の特徴は、同じ場所でわいわいと協力したり、対戦ができること。8台設置店なら、人間VSゾンビの店内8人対戦も可能となる。
日本版ではキャラクターを変更、ボイスを日本語に吹き替え、カスタマイズ要素や新武器の追加、オリジナルマップの追加やスキルアイテムなどの新機能を盛り込んでいる。
ゲームモードは「全国協力」、「店内協力」、「クラン協力」のほか、CPUとともに戦うストーリーを楽しめる「シングルプレイ」モード、そしてイベントモードなども用意される(例えば、ゾンビラッシュの中で何カウント生き残れるかを争う、などの例が出された)。
ここでデモンストレーションプレイが行なわれた。「L4Dガールズ」による4人協力プレイとなったが、1回目は全員全滅というアクシデントに見舞われ、2回目の挑戦で次のセーフルームへと到着することができた。声を掛け合って協力して進んでいくことの大切さは来場者にも伝わったと思われる。
今後の展開としては、ロケテストのアンケート結果から改良点を洗い出し、製品に反映。動向の分析を運営内容に反映するとした。また、製品稼動後には、時期と稼働状況を見つつ、全国大会や既存製品とのコラボレーションなども検討していくという。
山路氏は、本作までの道のりを紹介。FPSを好んでプレイしていた氏が、「HALF-LIFE 2」の開発を知り、valveに面識のないまま、個人的にGDC(Game Developers Conference )に参加、英語もままならないままvalveとコンタクトを取り、「HL2」のアーケードでの展開コンセプトを説明したところ賛同を得られたことから「HALF-LIFE 2 SURVIVER」が2006年に実現。
「L4D」も自身でプレイしてみたところ、おもしろいが4人で遊べる環境を家で作るのは難しいと考え、「一緒にワイワイ楽しんでこその『L4D』だろう」ということでアーケード版の開発を打診したというエピソードを披露。最後に「日本のゲームセンターを一緒に盛り上げていきましょう!」とプレゼンを締めくくった。
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