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米Microsoft、画面大型化、本体は薄型/軽量化された「Surface Pro 3」を発表
日本でも8月末までに発売
(2014/5/21 15:26)
米Microsoftは、現地時間5月20日に、Windowsタブレット「Surface Pro 3」を発表した。Windows 8.1 Proを採用し、「Surface Pro 2」と比較すると画面サイズは10.6型(アスペクト比16:9、1,920×1,080)から12型(アスペクト比3:2、2,160×1,440)に大型化した反面、厚みは10.6mmから9.1mmに、重量は907gから800gへと薄型・軽量化されている。
CPUはCore i3 / i5 / i7から選択可能。性能は「Surface Pro 2」から10%ほど向上。メモリはデュアルチャネルの4GB / 8GB、SSDは64 / 128 / 256 / 512GBから選択可能となった。Webブラウジングでのバッテリー持続時間は9時間以上(Surface Pro 2 比10%向上)としている。
そのほか、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.0、500万画素1080p動画撮影対応カメラ×2(背面+前面)、出力が40%増し前面に配置されたDolby Audio対応スピーカー、USB 3.0、microSDカードスロット、Mini DisplayPort、ヘッドセット端子、環境光センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、地磁気センサーなどを装備。
先端をクリックすることで、「OneNote」が起動する機能を搭載した「Surface Pen」も付属する。
背面のキックスタンドは20度から最大150度まで開くことが可能となり、面積を63%拡大、摩擦を78%減らし、操作性を向上したタッチパッドを装備するタイプカバーも5色が用意される。
オプションでは、Gigabit Ethernetポート、4K出力対応のMini DisplayPort、USB 3.0×3、USB 2.0×2搭載のドッキングステーションや、1Gbpsに対応するEthernetアダプタなどが用意される。
価格は799ドルから。最高のCore i7+メモリ8GB+512GB SSD構成では1,949ドル。米国およびカナダでは現地時間21日から受注、6月20日より出荷を開始する。また、日本を含むその他の地域でも8月末までに発売される。