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米Nintendo、「トモダチコレクション」同性婚非対応について謝罪
今作での対応は不可能であることを改めて表明し、次回作での対応を約束
(2014/5/10 19:30)
任天堂の米国法人Nintendo of Americaは現地時間の5月9日、ニンテンドー3DSソフト「Tomodachi Life(邦題:トモダチコレクション)」において、同性婚ができない仕様が多くの人々を失望させたとして公式サイトを通じて謝罪した。
欧米の一部の国や地域では同性婚が法的に認められており、これを受けて6月6日に米国で発売予定の「Tomodachi Life」ではゲーム内でも同性婚が可能となるようにユーザーの間で陳情が行なわれていた。同社ではゲーム世界は現実世界とはあくまで別物であることを主張し、改修には応じない姿勢を見せていたが、今回発表した謝罪文では、「Tomodachi Life」が同姓とのリレーションに関して欠けていた部分があることを認め、正式に謝罪を行なった。
その一方で、同性婚の導入には大規模なシステム改修を伴うことから、「Tomodachi Life」での対応は難しいとし、しかしながら任天堂は、ゲームを通じてコミュニティの繋がりを深め、楽しさと喜びを共有することを使命として掲げていることをふまえ、もし次回作が制作される場合は、(同性婚を含む)あらゆるプレーヤーに向けて、より包括的かつ完璧にゲームをデザインすることを約束すると結んでいる。