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【スマホアプリ今日の1本】「ボンバーマン」イズムを(勝手に)受け継ぐ「Blast Zone! ボンバーパーティー!」

オンライン対戦可能で「ボンバーマン」の楽しさを証明。ハドソンは今こそ復活を!

配信中

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

ゲーマーならとっても見たことのあるゲーム画面。オンライン対戦がやっぱり楽しい

 米Kabamが配信するiOS「Blast Zone! ボンバーパーティー!」は、アプリストアのレビュー欄にも書かれている通り「ボンバーマン」そのまんまのゲームシステムを使用したアプリだ。

 「Blast Zone! ボンバーパーティー!」は、十字に爆風を放つ爆弾を使って、障害物を吹き飛ばしたりアイテムを獲得しながら目標をクリアしていくアクションゲーム。やっていることは「ボンバーマン」の上にアイテム課金システムを乗せただけという堂々たるパクリっぷりであり、そのこと自体は決して褒められたものではないが、この手のゲームは作りが結構良かったりする。

 ゲームは2つのモードがあり、1つはステージをクリアしていく「キャンペーン」、もう1つは他のプレーヤーと対戦できる「マルチプレイヤー」となっている。「キャンペーン」ではゲームシステムやアイテムの効果、ステージに設置されたギミックについての説明も兼ねており、ステージをこなすことでゲームに慣れていくことができる。「マルチプレイヤー」はオンラインで6人が対戦でき、そのまま自分の実力を試す場所となっている。

 プレイした印象は「『ボンバーマン』をよく研究しているなー」といった感じで、爆弾を3列前に飛ばすパンチ、直線に爆弾を蹴れるキック、爆弾を持ち運んで投げられるグローブなど、もはや「ボンバーマン」の戦略の基礎にもなったアイテムが登場する。踏むと一定の場所に飛ばされる床や爆風に当たると穴が空く床など、ギミックの作り方も本家をしっかり踏襲している。

 なおモバイル版の本家「ボンバーマン」では「100人大戦ボンバーマン」(基本無料)や「ボンバーマンTOUCH 2 ボルケーノ・パーティ」(400円)などが配信されているが、いずれもオンライン対戦機能がなく、「ボンバーマンTOUCH 2 ボルケーノ・パーティ」に至っては2011年6月以降バージョンアップされていない。

 「ボンバーマン」を開発していたハドソンは2012年にKONAMIに吸収合併され、現在では公式ホームページも消滅してしまっているため、「ボンバーマン」本来の醍醐味であるプレーヤー同士での対戦が満足にできるタイトルは実質的に「Blast Zone! ボンバーパーティー!」が唯一となっている。

 しかしこれを逆手に取れば、「ボンバーマン」のシステムがモバイルにもしっかりと適応できるという証明でもある。ハドソンブランドの復活は現状ではなかなか厳しいものがありそうだが、これを機としてハドソンと本家「ボンバーマン」が復活し、白ボンや黒ボンが活躍する新作ゲームを大いに期待したい。

【スクリーンショット】
オンライン対戦は自動マッチングで、6人までプレイ可能
1人プレイ用のキャンペーンモードもある。ゲームの基礎を段々と学んでいける
iTunesで購入

(安田俊亮)