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【スマホアプリ今日の1本】Supercell最新作が日本語で登場 iOS「ブーム・ビーチ」

“上陸作戦”がテーマの戦略ストラテジー。ユニットを直接指揮できるなど進化ポイントもあり

配信中

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

拠点を発展させ、作戦に赴くという基本は「Clash of Clans」と同じ
しかし本作では好きな場所にミサイルを打ち込めたり、ユニットの移動も指揮できる

 「Clash of Clans」で有名なフィンランドSupercellの最新作「ブーム・ビーチ (Boom Beach)」が配信中となっている。配信はすでに行なわれており、この度日本語化が実施されたのでご紹介したい。プラットフォームはiOSで、Androidは開発中。

 「ブーム・ビーチ」は、「Clash of Clans」の攻略作戦を“浜辺からの上陸作戦”へと変更したような形の戦略バトルゲームとなっている。「Clash of Clans」では平地が舞台となっていたため領地の周囲どこからでも攻められるが、今回は限定された浜辺のみからの作戦スタートとなる。

 本作での主な目的は、島々を不法に占拠する「ブラックガード軍団」から島を1つ1つ奪還していくこととなる。プレーヤーの拠点となる島を発展させ、ユニットの強化や投入人数を増やしながら敵の島へと作戦を実行していく。

 見た目こそ「Clash of Clans」とあまり変わらないのだが、本作ならではの特徴として「作戦中の指揮が攻略のカギを握る」ことが挙げられる。「Clash of Clans」では、ユニットを出現させた後は有料アイテムの使用以外眺めるしかなかったが、「ブーム・ビーチ」では最初からマップの好きな場所にミサイルを打ち込めるシステムが入っている。また司令部のレベルをあげるとユニットの移動を促せる「フレア」が使えるようになる。

 作戦では特に「フレア」が重要で、正面からの攻撃が厳しい場合はユニットを回りこませて作戦を成功に導く、といったこともできる。「Clash of Clans」のユニットは目の前のものを順番に壊していくという猪突猛進スタイルだったので「こう動けば勝てそうなのに……」というジレンマもあったが、本作は指揮官の腕がよりモノを言う形になっている。

 また作戦の実行はユニットがいる限りいつでも可能となっており、出撃させても生き残ったユニットは即時次の作戦に使用できる。作戦が成功すればすぐに次の作戦へと続々出撃できるのも、「Clash of Clans」から進化したポイントと言える。なおオンラインでの他のプレーヤーとの対戦要素もあり、これは「Clash of Clans」とも同様だ。

 プレイした印象では「Clash of Clans」よりも若干簡単かな? というレベルに落ち着いている。Supercellは「Clash of Clans」以外にもソフトバンクグループ傘下となったことでも話題性たっぷりなので、Supercellに興味があるという人には特にオススメしたい。

【スクリーンショット】
海に浮かぶ島々がテーマというだけあって、雰囲気も「Clash of Clans」とは異なっている
iTunesで購入

(安田俊亮)