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タカラトミー、人型と犬型、2種類のエンターテイメントロボットを発売
スマホで操作も可能な「Hello! MiP」、ペットのようにふれあえる「Hello! Zoomer」
(2014/4/14 00:00)
タカラトミーはエンターテイメントロボット「Omnibot Hello! MiP」を6月に、「Omnibot Hello! Zoomer」を7月下旬にそれぞれ発売する。価格は各15,000円(税別)。
Omnibot(オムニボット)は1984年にトミーが発売した家庭用ロボットで、今回発売される2種はシリーズを受け継ぐ家庭で楽しめるロボットとなる。「すべての人に遊びある暮らしを。」をキーワードに最新技術を楽しめる玩具として設計されている。
「Omnibot Hello! MiP」は足の車輪を動かしながら直立で移動する人型ロボット。7つの“モード”を搭載しており、車輪を回転させることで切り替えられる。「ジェスチャーコントロール」は操縦者が「MiP」の前に手の平を向けるとその手と一定の距離を保って動く。
「学習モード」は最大50の動きを入力させておくことで、前進や後退など様々な行動をさせられる。「バランスモード」は「MiP」にトレイを持たせ、そのトレイの上にものを積んでいける。MiPは自動的にバランスを取り姿勢を保ち続ける。
さらに、スマートフォンにアプリをダウンロードすることで、さらに多彩な動きをさせられる。スマホをリモコン代わりに、ラジコンのように「MiP」を操作できたり、スマホの中の音楽に合わせてダンスをさせることもできる。スマホの画面に指で線を引くとその通りに動かせたり、画面をタップしてボクシングのような動きをさせることも。2体のMiPがあれば対戦もできる。
「Omnibot Hello! Zoomer」はかわいらしい犬型ロボット。目はLEDでパネル状になっており、様々な表情を浮かべることができる。「おて」や「こっちみて」というように話しかけることで様々な仕草をする。仕草は40以上用意されている。「おしっこ」といえば後ろ足を上げるし、「だいすき」といえば目がハートマークになる。話しかけるのは日本語のみならず英語でも可能だ。
「MiP」は行動を入力したりスマホをリモコンとして操縦する操作型のロボットに対し、「Zoomer」はペットのようにふれあえるロボットだ。鳴いたりほえたり、歌ったり、くしゃみをしたり、様々な声を出す。基本的に気ままに動くが、赤外線センサーで回りを探知しているため壁などにはぶつからない。腰にある「トリックスイッチ」を押すことで様々な仕草をランダムにさせることもできる
(C)TOMY