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ブラウザ「大航海時代V」、正式サービスを3月26日へと延期

サービス開始直後に障害、改めてβテストを3月20日より実施

3月26日 サービス開始

基本プレイ:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

※3月20日~3月25日オープンβテスト実施

 コーエーテクモゲームスは、ブラウザ「大航海時代V」の正式サービスを3月26日へと延期させることを発表した。

 ブラウザ「大航海時代V」は前作「大航海時代IV」から15年ぶりのシリーズ最新作。コーエーテクモゲームスは正式サービスを3月18日から開始していたが、サービス直後から深夜にかけ、運営側が想定を超えるアクセス集中による障害が多発し、サービスを一旦停止していた。そして、万全な体制でのサービスの提供にはしばらく時間がかかるとの判断にいたり、正式サービスの延期を決断した。

 合わせて、この正式サービスを開始するにあたり、コーエーテクモゲームスは、本作の“オープンβテスト”を3月20日から3月25日にかけて行なうことを発表した。また、今回発生した障害に対する補償は公式ページで発表するとのこと。

 オープンβテストでは、18日に作成したプレーヤーデータは全てリセットされ、課金アイテムである「ジュエル」の販売は行なわれない。18日に本作のジュエルの購入に使用されたGCコインは全額返却される。また、「スタートアップキャンペーン」の終了日を4月30日まで延期する。βテスト期間中も、「スタートアップキャンペーン」賞品の配布は予定通り行なわれ、配布されたジュエルも使用可能となる。

 昨今のブラウザゲームに関しては、オープンβテスト時期が短かったり、いきなり正式サービスを開始したり、以前のオンラインゲームと比べると早急さを感じさせるスケジュール設定の作品も多い。今回に関しては、運営側の準備が不十分だったと言わざるを得ない。「大航海時代」シリーズはファンが多く、最新作への期待は高い。スタートのつまずきは残念だ。ファンの期待に応える安定したサービスをできるだけ早く開始して欲しい。

(勝田哲也)