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PS4「KNACK」のサブ的パズルゲームiOS/Android「KNACK's Quest」

「KNACK」のモチーフをふんだんに使った卒ない演出。インパクトの弱さが宿題か

配信中

ダウンロード:無料

利用料金:無料

基本はオーソドックスな3マッチパズル
「スーパームーブ」では本編さながらの派手な演出が入る

 2月22日、ソニー・コンピュータエンタテインメントよりついに発売されたプレイステーション 4。そのローンチタイトルであり、ファーストパーティータイトルでもあるアクションゲーム「KNACK」のiOS/Android用パズルアプリ「KNACK's Quest」が配信中だ。ダウンロード、利用料金は無料。

 「KNACK」は、全身が「レリック」と呼ばれるパーツで構成され、レリックを体に取り込むことによって全身が大きくなったり、分離することで小さくなったりする生命体「KNACK」を操るアクションゲーム。「KNACK's Quset」は、この「KNACK」をモチーフとしたパズルを攻略し、ステージをクリアしていくゲームとなる。ステージ終了時に獲得したスコアが溜まっていき、溜めた点数によって特殊な「パーツ」と「レリック」が手に入る、というものになっている。手に入れたパーツとレリックは本編と連動し、本編と合わせて集めることで「KNACK」の能力をより引き出すことができる。

 パズル形式は「レリック」をモチーフとした3マッチパズルで、パズルを消していくと残り制限時間が加算されていく。ステージは3段階あり、50個、続いて70個、最後に100個とパーツを消していき、合計220個目のパーツを消せば、ステージが終了する。

 またパーツの中には「サンストーン」も含まれており、「サンストーン」を消すことで「スーパームーブ」のゲージが3つまで溜まる。「スーパームーブ」を発動すれば、ゲージ1つ消費で隣り合う同種類のパーツを一筆書きのように消せ、ゲージ3つ消費で画面内の同種類のパーツをすべて消せる。状況打開や点数稼ぎに大変便利な技だ。ちなみにステージ段階が進むに連れて「KNACK」が成長する演出が入り、本編さながら「KNACK」が大きくなっていく様を体感できるようになっている。

 ステージはテーマが決まった「チャプター」に分かれていて、例えば「チャプター2」では「氷」のパーツがパズルに登場する。氷のレリックは消すと「消したパーツ数」としてカウントされるが、徐々に溶けていって時間経過で消滅する。消滅するとその分消したパーツの加算数から引かれるため、少しだけゲームクリアまでの時間がかかる。

 同様に、「チャプター5」の「鉄」は消すと1つ下の列のパーツも巻き込んで消してくれる、「チャプター6」の「毒」は「スーパームーブ」でしか消せないというギミックになっている。特に「毒」は画面上にどんどん溜まっていくので、本当に邪魔くさい。

 「KNACK」をプレイしている方はお気づきかもしれないが、ステージのギミックは本編のゲーム進行と連動しており、「KNACK」が得ていく新しいパワーを擬似的に追体験できるものとなっている。

 パズルそのものは、はっきり言ってゲーマーには簡単な内容で、最終ステージのチャプター6まではほとんどのゲーマーがほぼ1発ですんなりと行けるだろう。本番はすべてをクリア後に登場する「エンドレスモード」で、ここでは段々と短くなっていく制限時間と戦いながら、いかに点数を稼ぐかが重要となる。

 「エンドレスモード」では通常ステージとは比べ物にならないくらいの点数を稼げるので、パーツの入手もラクラクだ。ただしパーツを入手していくごとに次のパーツを手に入れるための必要点数が上がっていくので、段々とパーツ入手のハードルが上がっていく点は注意が必要だ。

 全体の仕上がりとして、ゲーム画面の綺麗さやシステムと演出の卒のなさは流石といったところ。エンドレスモードではランキング機能も付いており、腕試し感覚でも挑戦できる。プレイに回数制限はないので、集中的に何度でも楽しめる。

 「KNACK」のプレーヤーであればプレイしておくべきアプリではあるものの、1つのアプリとして見ればインパクトは弱く、あくまで本編のサブ程度に留まっているのがもったいない。誰もがダウンロードできるのがアプリのメリットなので、「KNACK」ユーザーでなくてももう少し遊べる要素があってもよかったのではないか。周辺機器との連携はこれからが本番だと思うので、誰もがハッピーになれる上手いバランスと方法論をぜひとも見つけてもらいたい。

【スクリーンショット】
チャプターごとにギミックが変化。右の「毒」が結構あくどい
ゲーム中は段階ごとに「KNACK」が成長する。どんどんこっちに寄ってきてちょっとこわい
本編でも役立つレリック・パーツが手に入る
エンドレスモードからが本番。ゲーム終了までの時間が段々と短くなる
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(安田俊亮)