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PS4/PS3「龍が如く 維新!」新たな戦いの幕開けとなる「1章」の物語を紹介

2月22日 発売予定

価格:各8,190円

CEROレーティング:D(17歳以上対象)

プレイ人数:1人(オンライン時1~4人)

 セガは、2月22日に発売を予定しているプレイステーション 4/プレイステーション 3用アクションアドベンチャー「龍が如く 維新!」の新情報を公開した。

 「龍が如く 維新!」は、激動の時代を生きた熱き男たちの姿を描いたアクションアドベンチャーゲーム。今回は、物語の始まりとなる「1章」を紹介する。

時代の幕開けを告げる「1章」

 下級武士“郷士”の身分でありながらその剣の腕を評価され、江戸での剣術修行を特別に許された坂本龍馬。1年に渡る鍛錬を終え、龍馬は故郷・土佐に帰る。以前と変わらない活気に満ちた町並みに、龍馬は故郷に帰ったのだと実感する。

人々の暮らしは質素だが活気で溢れかえる土佐の町
江戸での剣術修行を終え、故郷に戻ってきた坂本龍馬

 しかし、そこで龍馬は土佐の“もう一つの姿”を目の当たりにする。それは1年前、いや龍馬が生まる前から何一つとして変わらない理不尽な階級社会の姿だった。病に苦しむ我が子を救うため、医者の元へ急ぐ女。その前に立ちふさがったのは、上級武士“上士”の2人だった。「上士の“お通り”が済むまで、下々の者たちは道端で伏して待つべし」。そんな掟が幼子の命よりも重んじられる土佐という国。江戸という外の世界を知った龍馬は独り、この理不尽に拳一つで立ち向かう。

病に苦しむ我が子救うため、医者の元へ急ぐ母親の行く手を上士が阻む
上士に立ち向かう龍馬。戦いには勝ったが駆けつけた役人によって取り押さえられてしまう

 しかし、その抵抗も虚しく龍馬は重罪人として投獄されるのだった。

 上士に手を上げた郷士など、もはや路傍の石ころと同じ。お裁きすら行なわれず、牢獄の片隅で龍馬の命は尽きようとしていた。そこへ、1人の男が現われる。土佐藩の最重要人物、“参政”吉田東洋だった。土佐の政治を司る参政は、この階級社会の言わば番人。しかし東洋は、階級制度の犠牲となって親兄弟を失った子供たちを秘密裏に支援していた。

 そして龍馬もまた、東洋から我が子同然に育てられてきた子の1人だった。いつの日か、この土佐を変えることのできる人物へと成長するために。

投獄された龍馬の危機を救ったのは“参政”吉田東洋だった

 東洋の尽力で、龍馬は何とか牢から脱することに成功する。そして東洋の元で共に育った“兄弟”武市半平太の元へ向かう。龍馬が江戸で剣の腕を磨いている間、武市は土佐を改革するための組織“土佐勤王党”の盟主として、党の力を蓄えていた。

 1年ぶりの再会を果たした武市と龍馬。そこで武市は龍馬を土佐勤王党の盟主に次ぐ第2席“筆頭”に任命すると告げる。新参者である龍馬の大抜擢に騒然とする土佐勤王党員たち。その中の1人、岡田以蔵もまた、龍馬へ敵意を向けるのだった。

東洋に救われた龍馬は兄弟分の武市半平太と再会する。土佐勤王党盟主となった武市だが、その人懐っこい笑顔は変わらない
“筆頭”に任命された龍馬に反感を抱く勤王党員たち

 その卓越した剣の腕から“筆頭”候補と目されていた以蔵。龍馬にその地位を奪われたと感じた以蔵は、龍馬へ刃を向けるのだった。何とか以蔵の刃を退けた龍馬は、武市と共に東洋と今後の方針を打ち合わせるべく高知城へ向かう。

 その先に、龍馬の人生を狂わせる出来事が待っているとも知らず……。

“筆頭”候補と目されていた、勤王党随一の剣の使い手・岡田以蔵が龍馬に刃を向ける
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(志賀康紀)