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「新生FFXIV」プレイステーション4版βテスト直前体験レポート
「パッチ2.16」で追加される新機能をいち早く体験
(2014/2/20 12:00)
「パッチ2.16」で追加される新機能をいち早く体験
PS4版のβテスト開始に合わせてパッチ2.16の実装が既に発表されている(編注:2月20日導入予定)。このパッチはシステム面の改良が主で、操作性の向上につながっている。今回体験することができた中にも、いくつか便利な新機能があったので紹介したい。
・エフェクトの追加
エオルゼアには天候があるが、2.16ではその天候に合わせたエフェクトが追加されている。今回は実際に見ることはできなかったが、雨が降るとキャラクターや周囲の地面が濡れたような効果が追加されたり、クルザスではキャラクターの吐く息が白く凍って見えるようになっている。
・範囲エフェクトの変更
モンスターが範囲攻撃をする前に表示する赤い範囲枠が、オレンジ色のアニメーションを伴ったエフェクトに変更されている。モンスターから周囲に向かってウェーブが流れるようなアニメーションで、従来よりも目立つようになり、小さい画面でも見やすくなった。
・ターゲットしたNPCに黄色い枠線が付く
コンフィグのターゲット画面にある「キャラクター選択時の縁取りを表現する」という項目にチェックを入れると、ターゲットしたNPCなどが黄色く縁取りされて見えるようになっている。
・フィールドマーカー
地面の任意の場所に「A」、「B」、「C」という表示を出すことができるようになった。
・準備確認ができるようになった
パーティーでインスタンスダンジョンに入る前など、「準備いいですか?」と確認しているが、それをシステムで簡単に確認できるようになった。リーダーが準備確認を求めると、パーティーメンバーの画面に準備OKかどうかを問うウィンドウが出る。
・日本語入力がわかりやすくなった
チャット入力画面で、「Party」や「Say」といった種別の前に、日本語入力モードになっている時には「あ」という印が出るようになった。
リモートプレイやシェア機能など、PS4独自の便利機能が本当に便利
PS VITAでのリモートプレイは使い方次第で、いつでもどこでも「新生FFXIV」が楽しめるという、ファンには嬉しい機能。家でプレイするときにはWiFi接続でほとんどラグなしの操作が可能。体験プレイでも真タイタン戦のようなタイトなプレイを試してみたが、慣れれば極蛮神でもこなせそうだった。
PS4をサーバーのように常時起動しておけば、外出先からインターネットで接続することもできる。この場合、ネット経由のやりとりが多いためどうしてもラグが発生してしまうためハードなコンテンツは厳しいが、ギャザラーで遊んだり、一人でクエストをこなす程度なら問題なく遊べるそうだ。
もう1つ、PS4ならではの便利機能が「シェアボタン」だ。これはスクリーンショットやムービーを気軽に撮影できるだけではなく、それを外部のSNSなどに投稿したり、ボタン一つでストリーミング放送を可能にするという今時のプレイには欠かせない機能。
スクリーンショットはシェアボタンを押すだけで撮影が可能。ムービーは、常に15分刻みに撮影されているので、絶好のショットを取り逃す心配がない。ムービーとして保存したい、ということが起こったらすぐにシェアボタンを押すことで区切りが付くのでそこまでのムービーを外部に保存し、あらためて編集などを行なえる。また、蛮神のプレイ動画など特定の区間に起こったことを撮影するには、一度シェアボタンで区切りを付けたところから戦闘をスタートさせ、終わったらまたシェアボタンを押すだけだ。
ストリーミング放送など、外部との接続が必要なコンテンツについては、今回実際に使ってみることはできなかった。しかし、触ってみた感じではどれもワンボタンの操作でわかりやすく、特にゲームのパフォーマンスを落とす事なく気軽に動画の録画や配信ができるのは非常に便利だと感じた。
いまPS3で遊んでいて、PS4に乗り換えようかどうしようかと迷っているなら、乗り換えることでゲーム体験が何倍も楽しくなるのは間違いない。今後Drexi11への対応も予定されているが、その時にはPS4も対応となるがPS3は機能的に無理なので今以上にグラフィックスの差が開いていくことになる。そういった将来の展望も踏まえると、ぜひPS4でのプレイを選択肢に含めて欲しいと思う。
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