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「ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち」の情報がついに解禁!

竜の力を持つ青年の戦いから1,000年後の世界……

2014年夏 配信予定

プレイ料金:未定

 カプコンは、同社のRPGシリーズの最新ナンバリングタイトルとなる貴方と歌姫が紡ぐRPG「ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち」の最新情報を公開した。プラットフォームはスマートフォン/タブレット/PCで、2014年夏の配信開始を予定。プレイ料金は後日発表としている。

 「ブレス オブ ファイア」シリーズは2002年に5作目が発表されて以来ナンバリングタイトルは制作されていないため、久しぶりのシリーズ新規タイトルとなる。と同時に、初めてスマートフォンやタブレット用タイトルとして発売となる。今回は、世界観や登場キャラクター、オンラインゲームならではのシステムの一部が明らかとなった。

世界観

・ストーリー

 竜の力を持つ青年の戦いから1,000年以上の月日が流れた世界。

 深刻な砂漠化の危機を乗り切り、人々は新たな時代への希望と共に強くたくましく生きていた。人々は平和な世界を謳歌できるかにみえたものの、強力な武力を背景に次々と小国を制圧する「シュバルツ帝国」が現われる。

 優しい村人と共に平和に暮らしていた主人公も大陸の過半数を制圧する「シュバルツ帝国」との戦いを逃れることはできなかった。「シュバルツ帝国」の脅威が迫っていたのだ。

【シュバルツ帝国】

 大陸北部の小国であったものの、数年足らずで大陸の過半数を制圧する巨大な帝国へと変貌を遂げた。はるか昔に実在した「古代兵器」を利用した軍事力と、伝承にしか存在しない「黒き竜の力」を持つとされる部隊の活躍により、圧倒的な戦力差で他国を制圧してきた。

【ドラグニール村】

 竜の伝承が残るとされている村。主人公たちが平和に暮らしていたものの、シュバルツ帝国の侵略により壊滅させられてしまう。

【ヴァイス王国】

 主人公たちが暮らす「ドラグニール村」の近隣に位置する王国。竜の伝承が残る王国とされており、大陸の覇者を目指す「シュバルツ帝国」とも交戦を繰り広げている。

 シュバルツ帝国による制圧が拡大する中、交戦を繰り広げる王国や、かつて竜が住んでいたと言われる森がこの世界には存在する。

【未明の森】

 砂漠化が進んだ時代でも、小さな森として残っていた神秘的な森。かつては「竜が住んでいた地」という言い伝えがあったが、その詳細を知る者は誰もいない。

【未明の森】

侵略戦争を続ける「シュバルツ帝国」との抗争。
シュバルツ帝国と交戦する竜の伝承が残る「ヴァイス王国」との共闘。
壊滅した「ドラグニール村」の復興。

そして竜が住んでいた地とされる「未明の森」の存在。

物語はこれらを軸に展開していく。

登場キャラクター

・ニーナ

 かつては大鳥に変身し、大空を舞うことができたとも伝えられている飛翼族の末裔。既に滅ぼされたウィンディアの出身で、とある理由により旅を続けている。

・ペリドット

 美しい緑色の髪を持つ旅人。旅の途中でシュバルツ帝国に襲われ壊滅したドラグニール村に偶然立ち寄り、傷ついた主人公を助け出す。

ニーナとペリドットの会話シーン。物語を進める上で重要な手掛かりとなるかもしれない。この先へ進むといよいよモンスターとの戦闘となる

主人公はカスタマイズ可能

 プレーヤーが操作するキャラクターは「竜の力」をその身に宿している。性別を含め、キャラクターエディットを行なえる。また、キャラクター成長についても過去作とは異なり、能力や覚えるスキルに特性をもたせることができる。

 主人公と共に冒険をする仲間。人間、妖精、野馳り族(のばせりぞく)、虎人(フーレン)といったシリーズゆかりの種族も登場する。ここで紹介するフェローはごく一部で、このほかにも多種多様なフェローがまだまだ登場する。

自分だけのドラグニール村を作り上げることができる

 シュバルツ帝国に滅ぼされた「ドラグニール村」を自らの手で復興していく要素もある。「ブレス オブ ファイア」シリーズで登場する「共同体」をより進化させ、自分好みの村に仕立て上げるだけでなく、ネットワークを通じて友達の村に遊びに行ったり、友達の村に襲ってきたモンスターを迎撃することもできる。

はじめは廃墟だが、家を建て、住人を連れてくることによって大きな村へと発展させることができ、プレーヤーの冒険をサポートしてくれる。そして、プレーヤーは、様々な用途の建物を建てることができる

戦闘システム

 戦闘も、いろいろと考えてプレイする必要がある。自分自身が動かすキャラクターと、フェロー(AIで動くキャラクター)でパーティを編成し戦闘に挑む。キャラクターやフェローのスキルをタイミングよく連続使用することでコンボを繋げ、より強力な攻撃を繰り出していくことになる。

 難しいコマンドなどは不要で、直感的な操作で連携プレイが可能となっている。

 また、高低差や障害物などをはじめ、様々な地形に応じた戦術も用意されており、簡単操作ではあるものの奥深い戦闘を楽しむことができる。

(船津稔)