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「パズドラ バトルトーナメント ―ラズール王国とマドロミドラゴン―」ロケテスト版プレイレポート!
(2013/12/14 23:50)
2014年春に稼動開始予定の「パズドラ バトルトーナメント ―ラズール王国とマドロミドラゴン―」。12月13日より行なわれているロケテストバージョンをプレイする機会を用意していただいたので、簡単だがレポートをお届けしたい。
ロケテスト版では、水無月ヨウ、牧村チカのアバターが選択可能(アバターに能力の違いはないようだ)。続いて、モンスターBOXから、「リーダー」(リーダースキルが発動可能)、スターティングメンバーとなる「サブ」とバトル中にメンバー交代要員となる「リザーバー」が3対ずつの計7体を1チームとして登録できる。コレに加えて助っ人モンスターを1体選択できる。カスタマイズは1プレイに付き1回まで可能。
画面は高解像度の横長比率の画面になっているため、アーケード版独自の各情報配置や操作をあらかじめ覚えておきたい。パズルの盤面は5×8(縦×横)になっており、スマホ版より横2列分多いが、ドロップを動かし始めてから時間制限がないため、よりコンボが狙いやすい。ただ、リアルタイムバトルになっている以上、夢中になってドロップを動かしている間にもガンガン攻撃されることになるため、ゲーム中はかなり忙しい感じだ。
攻撃対象(ターゲット)の変更は、相手モンスターの中央をタッチすることで行なえる。また、攻撃発動やスキルの発動時に起こる演出の前にある一定のタイムラグの間にもターゲットチェンジは可能だった。
スキルの発動は、パズル盤面の横に並んでいるモンスターたちの下に「スキル発動」のサインが出ている状態で、モンスターのパネルを下にフリックすることで行なう。スキル発動時は画面にカットイングラフィックスが入り、一時的に操作ができなくなる。なお、スキルは時間経過でゲージが蓄積されるが、ゲージが最大値になるまでの時間はスキルごとに異なっている。相手もスキルを使ってくるが、相手がスキルを発動した時は、カットインの上下部分が黒いバックになっており、自分のスキル発動とは区別されている。
モンスターが撃破された場合、行動不能となり、復活までコストごとに一定時間時間を必要とする。高コストは能力値は高いが、撃破されてしまうと復活まで時間がかかること、そして自分のライフゲージへの影響が大きい(勝敗条件に関わる)ため、チーム編成はコストも重要な判断要素となるだろう。
モンスターを交代させたい場合は、交代させたいモンスターをタッチして上にフリックさせ、表示されたメンバーのアイコンをタッチすれば交代となる。
モンスターのHPが減っていくと、スキルポイントが上昇。ポイントに応じてパズル盤面左の「プレーヤースキル」が使用できるようになる。7Pで「白黒ドロップ」(ドロップの色が全部同じに変化)、3Pで「ダメージ無効化」、2Pで「モンスター治療」といったものが使えるようになる。
勝敗を決するのは、パズル盤面上にあるライフゲージ。モンスターが撃破されると、そのコストに応じてライフが減らされる。制限時間中ライフが先に0になるか、制限時間終了後、残りライフが多い方が勝利となる。
さて、ロケテスト版では「全国トーナメント」モードが遊べたが、予選、準決勝、決勝の大きく分けて3回戦うことになっていた。予選では全部で4チームのCPUを相手に、どれだけ早く4チームを倒せるかのタイムアタックとなっていた。先に勝ち抜けた場合、次の準決勝、決勝の相手が決まるまでは、対CPUとの模擬戦が行なえ、暇つぶしになるだけでなく、操作に慣れない間はいい練習になるだろう。
ロケテスト版ではあらかじめ用意されたチーム編成でスタートするが、「NESiCA」を使って、プレイを重ねるごとにもらえるガチャドラで、新たなモンスター(強化タイプや進化タイプを含め最大5種類:成績ごとにもらえる個数が異なる)を獲得し、成長・育成していくことでさらにモンスター・戦略を強化発展させることができる。製品版へのプレイデータ引継ぎは行なわれないことが告知されているが、「NESiCA」を使ってプレイすることで、製品版ゲーム内での特別ボーナスがもらえる。
複数人でプレイしてみたところ、アーケード版は、基本的な操作やモンスターになじみのあるものが登場しているという点では、スマホ版を踏襲してはいるものの、やはりリアルタイムバトルになったことで、もはやゲーム的に別といっていいものに仕上がっていると感じられた。短時間でスピーディにコンボを作っていき、スキルをタイミングよく使っていく。相手のデッキを見ながら対策を考えて……やること、やれることはかなり多い。短い時間ながら同じ「パズドラ」をベースにしながら、AC版の新しい刺激を受けた時間となった。
画面が広くなったことで、情報がいろんなところに表示されており、なれないうちはパズル盤面のみに意識が集中しがちになっていたが、落ち着いてプレイできるようになれば盤面だけでなく、周囲もチェックできるようになるだろう。また、取材班の中では、ドロップを斜め移動させにくかったというプレーヤーもいれば、特に変わりなかったというほぼ初心者の意見も出ていた。短時間にわーっとプレイできる、独特のスピード感はAC版の大きな特徴。機会があれば、ロケテスト店舗を訪れてみてはいかがだろうか?
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※画面はすべて開発中のものです。