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位置情報対応の城下町シミュレーション「しろくろJOKER」を発表

「ブシロード7周年記念 7大プロジェクト発表会」。「ファイブクロス」続報も

11月6日 発表

代表取締役社長の木谷高明氏
「ファイブクロス」および「しろくろJOKER」を紹介した取締役事業開発部部長の広瀬和彦氏

 ブシロードは、「ブシロード7周年記念 7大プロジェクト発表会」を11月6日に開催した。

 今回の発表会は、ブシロードの設立7周年を記念したもので、アニメプロジェクト、トレーディングカードゲーム、コミック連載、そしてブシモタイトルの発表など、7つの新規プロジェクトを発表していった。今回はこのうちゲームに関する情報として、新作ブシモタイトル「しろくろJOKER」と「ファイブクロス」についてお伝えする。

 「しろくろJOKER」は、戦国時代の殿様・姫様となって城下町を作っていく城下町シミュレーションゲーム。iOS/Android対応で、2014年春に配信予定。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。開発はファイブスターズゲーム。

 今回は開発途中ということでゲームのさわりの部分しか公開されなかったが、タイトルの「しろくろJOKER」には「城」、「クロニクル」、また「切り札」という意味が込められている。位置情報にも対応し、「ブシロードらしいゲーム」に仕上がる予定だという。

 「ファイブクロス」は、11月8日に第1弾ブースターパックの発売を予定しているハイブリッドトレーディングカードゲーム。リアルのカードを購入し、iPhone、Android、PCで登録する事で、オンラインで他のプレーヤーと対戦できるというもの。最初は無料でデジタルカードが手に入り、「エントリーの位置づけとしてのカードゲーム」が楽しめる。

 第1弾ブースターパックにはアニメ「IS<インフィニット・ストラトス>」、「ファンタジスタドール」が採用されており、初回製造分限定の特製ボックスも発売される。価格は1パック5枚入りで370円、1ボックス16パック入りで5,920円。

 なおブシロードでは第1回目のショップ大会も12月に開催する。開催はTCG専門店50店舗となっており、年内は試験的な実施。2014年より順次全国で開催される予定。

 このほか会場では、アニメプロジェクト「熱風海陸ブシロード」が年末に3時間スペシャルとしてテレビ放送されることや、ブシロードの海外展開、7周年記念イベントなどが紹介された。

【しろくろJOKER】
今回は簡単な紹介に留まった「しろくろJOKER」。木谷社長が「切り札」というだけに、内容に期待したい
【ファイブクロス】
リアルでもスマホ/PCでも遊べるTCG。サイン入りのカードはゲーム内でも再現されるという
【ブシロード海外展開】
ブシロードはイギリス法人を設立すると発表。カードは英語版の販売も好調で今後も海外展開を目指していく
【アニメプロジェクト「熱風海陸ブシロード」】
木谷社長10年越しの思いが詰まった渾身のアニメプロジェクト「熱風海陸ブシロード」がついに完成間近。年末にはTOKYO MX、BS11で3時間に及ぶスペシャル番組が放送される
【ブシロード7周年記念イベント】
7周年記念イベントでは、2014年5月24日、25日の連日開催。初日は「ミルキィホームズ」のライブ、2日目は新日本プロレスリングのイベントが開催される
【ヴァイスシュヴァルツ】
TCG「ヴァイスシュヴァルツ」では、ブースターパックに「クレヨンしんちゃん」や「艦隊これくしょん -艦これ-」が参戦決定。「艦これ」プロデューサーの田中謙介氏も登場して挨拶を行なった
【フューチャーカード バディファイト】
ターゲットを小学生にしたTCG「フューチャーカード バディファイト」。アニメプロジェクトや月刊コロコロコミックでのコミカライズなどが発表された

(安田俊亮)