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「サクラ大戦 紐育星組ショウ2013 ~ワイルド・ウエスト・希望~」

日本青年館大ホールにて本日より開演。Blue-rayとDVDも発売決定!

7月26日~28日 開催

会場:日本青年館大ホール

チケット:6,000円~10,000円

2009年よりテーマとされてきたライヴから一転、ショウと銘打たれた公演はより華やかにスケールアップ!

 セガは、「サクラ大戦」の世界観をベースとした舞台「サクラ大戦 紐育星組ショウ2013 ~ワイルド・ウエスト・希望~」を日本青年館大ホールにて開催する。期間は7月26日~28日までで、公演は計5回。料金は、SS席が10,000円、S席が8,500円、A席が6,000円、ファミリー券(SS席のみ)が大人1名10,000円+小学生以下の子供が1名6,000円。ここでは初日公演前に行われたゲネプロ(最終全体リハーサル)のレポートをお届けする。

 「サクラ大戦 紐育星組ショウ2013 ~ワイルド・ウエスト・希望~」は、紐育星組による単独公演。出演者は、小林沙苗さん(ジェミニ・サンライズ役)、皆川純子さん(サジータ・ワインバーグ役)、齋藤彩夏さん(リカリッタ・アリエス役)、松谷彼哉さん(ダイアナ・カプリス役)、園崎未恵さん(九条昴役)、菅沼久義さん(大河新次郎役)、内田直哉さん(マイケル・サニーサイド役)、麻生かほ里さん(プラム・スパニエル役)、本名陽子さん(吉野杏里役)、笠原留美さん(大河双葉役)、田村連さん(ボブ・ラッシー役)、園岡新太郎さん(ダンディ・団耕助役)、西村陽一さん(西村ヤン太郎役)、 Velo武田さん(ベロムーチョ武田役)。また、ゲストとしてソプラノ歌手の北原瑠美さん(エマ・シュミットマイヤー役)、スペシャルキャストとして久野綾希子さん(ラチェット・アルタイル役)が出演される。

 今回はゲネプロのレポートのため、既報の「前説」はなし。念のため触れておくと、前説は帝都花組の5人が公演替わりでゲスト出演するというもの。7月26日の19時公演が横山智佐さん(真宮寺さくら役) と富沢美智恵さん(神崎すみれ役)、7月27日の13時公演が富沢美智恵さんと渕崎ゆり子さん(李紅蘭役)、7月27日の17時公演が西原久美子さん(アイリス役) と渕崎ゆり子さん、7月28日の13時公演が高乃麗さん(マリア・タチバナ役)、7月28日の17時公演が横山智佐さんとなっている。

 舞台はリトルリップ・シアターの新作ショウ。西部開拓時代を描いた夢と希望に満ちたステージ……になるはずが、ラチェットが招聘したオペラ歌手エマの高慢な態度に、ステージは裏も表も大混乱。オペラの歴史を誇るエマに、ミュージカルの魅力を理解してもらおうと努力するジェミニ。だが、そこに大河新次郎の母双葉が持ち込んだ謎のボトルが混乱に拍車をかけ……。

 ネタバレ厳禁につきストーリーの詳細には触れないが、これまでの“ライヴ”から一転して“ショウ”と銘打たれた講演内容は、実に華やか。特に胸を打たれたのが、北原さんのソプラノボイス。熱演を披露する声優陣との相乗効果は鮮烈のひとことで、人の声が持つ“力”の凄さを改めて実感させられた。新曲も個々のクオリティはもちろんバラエティ豊かで心底楽しませていただいた。セットリストは以下のとおり。

【セットリスト】

《一幕》……「ワイルド・ウエスト・希望」、「ダンディー」、「恋バナ」、「シンシナティ・クイーン」、「魔笛・夜の女王のアリア」、「ミズーリキャット」、「ショウは嬉しい」
《二幕》……「ワイルド・ウエスト・希望」、「ポアゾン~「クレオパトラより」~」、「BON-PSY」、「愛してるって」、「ショウは嬉しい VS 魔笛・夜の女王のアリア」、「ショウは嬉しい」、「KIRAKIRAと星と瞳に、また明日」、「ここはパラダイス~リトルリップ・シアター、のテーマ~」、「地上の戦士」

 セガでは、本公演を収録したDVDとBlue-rayを11月28日に発売する。公演内容の完全収録はもちろん、メインキャストによる本編オーディオコメンタリー、キャスト自らが稽風景などを撮影した「星組キャメラ」、千秋楽の舞台裏を追ったドキュメンタリー映像「千秋楽ドキュメント」などが特典として収録される。どちらも本編ディスク1枚と特典ディスク1枚の構成で、価格はDVD版が9,000円、Blue-ray版が11,000円。



(豊臣和孝)