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「サクラ大戦 巴里花組ライブ2012 ~レビュウ・モン・パリ~」開演!
広井王子氏脚本の、あの!「サクラ大戦」
(2012/12/26 18:02)
セガの「サクラ大戦」の世界観をベースとした舞台「サクラ大戦 巴里花組ライブ2012 ~レビュウ・モン・パリ~」が12月26日、東京・青山劇場にて開幕した。12月29日にかけ、5回上演され、28日のみ2回公演となる。当日券については、開演の1時間前から受付にて先着順に販売される。ただし、千秋楽は完売のため販売は予定されていない。
「サクラ大戦 巴里花組ライブ」は、2009年年末に上演された「サクラ大戦巴里花組ライブ 2009 ~燃え上がれ自由の翼~」以来、単独ライブとしては、実に3年ぶりの舞台となる。さらには脚本に広井王子氏、音楽監督に田中公平氏、演出に伴・眞里子氏と豪華制作陣の手によるライブである。
出演は、日髙のり子さん(エリカ・フォンティーヌ)、島津冴子さん(グリシーヌ・ブルーメール)、小桜エツコさん(コクリコ)、井上喜久子さん(ロベリア・カルリーニ)、鷹森淑乃さん(北大路花火)のメンバーを始め、小島幸子さん(メル・レゾン)、かないみかさん(シー・カプリス)、そしてVelo武田さん(ベロムーチョ武田)も毎度のことながら名を連ねている。そして、ほとんどレギュラーとも言える高木渉さん(シゾー)を筆頭に、高橋広樹さん(フィルブラン)、野中藍さん(レーヌ)がゲスト出演。中でも高橋さんと野中さんは初出演となる。
さらに、12月28日の13時30分、28日の18時30分、29日13時からの千秋楽の計3回の公演は、ニコニコ生放送での配信も決定している。ネットチケット料金は、各回1,500pt。ネットチケット発売期間は2013年1月31日の23時59分までで、タイムシフト視聴可能期間は2013年2月28日まで。
26日の初回公演を前に、関係者に通し稽古が公開された。ネタバレに繋がるかと思うので、細かくお伝えすることは控えるが、これまで巴里花組はディナーショウやライブを行なってきたが、本格的なお芝居を中心に据えた公演は上演したことはなかった。今回は、新曲も用意されているし、多数の楽曲が歌われるが、お芝居の部分が印象深い。シゾーの心から生まれたという新登場のキャラクター、フィルブランとレーヌによりメンバーが心の闇に囚われ、そこから立ち直っていく様は見応えがある。
すでにキャストのコメントとして明らかになっているとおり大神隊長が登場するが、非常に印象的な役割をこなす。これまで舞台を見続けてきた人は特にグッと来ることだろう。こういった表現が正しいかわからないが、広井王子氏が脚本を書いた今回の舞台は、「スーパー歌謡ショウ」などが上演されていた当時を思い起こさせる力作に仕上がっているように感じた。見応えたっぷりの舞台を楽しんでいただきたい。
すでにチケットは当日券しか残っていないが、DVDの発売が決定した。発売は3月28日を予定しており、価格は9,000円。DVD2枚組の完全受注生産制となっている。12月28日の公演が収録されており、メインキャストによる本編オーディオコメンタリーや、シリーズではお馴染みとなった稽古風景などを収めた「花組カメラ」、千秋楽の舞台裏を追ったドキュメンタリー映像「千秋楽ドキュメント」などの特典映像も収録されている。
観に行った人は復習のために、観に行けなかった人にもぜひとも楽しんでいただきたい。
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