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【ChinaJoy 2013】盛大、「FFXIV: 新生エオルゼア」中文版を初出展
キャラメイク部分がプレイ可能に。種族やクラス名など固有名詞もすべて中文化
(2013/7/26 19:56)
盛大(ShandaGames)は、スクウェア・エニックスが現在開発中のMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の中文版「最終幻想XIV」を初公開した。ビジネスモデルやサービス開始時期は未定。
盛大による「FFXIV」の中国サービスは、旧「FFXIV」の正式サービス初期に発表したもので、その契約が「新生エオルゼア」でも引き継がれている形になる。当初の発表通り、中国の規制に則って別サーバー、別運営で行なわれることになっている。このため現在、βテストが実施されている日欧米のサービスとは直接関わり合いになることはなく、中国ユーザーが日欧米のサーバーにログインしたり、逆に日欧米のユーザーが中国サーバーにログインすることはできない。
なお、昨年のChinaJoyでは、プロデューサー/ディレクターの吉田直樹氏も盛大のイベントに姿を見せていたが、今年はβテストの準備やフィードバックの対応で忙しいためか早々と不参加を表明していた。
今回盛大出展されていたのはβテスト初期のクライアントをベースにしたChinaJoyスペシャルバージョン。キャラクターメイキング部分のみを3台の試遊台で自由にプレイすることができた。
ランチャーやタイトルロゴはβ版をベースにしたものであるためか日本語版のままだったが、今回試遊可能だったキャラクターメイキング部分では、説明文はもちろん、種族名、クラス名に至るまですべて簡体字にローカライズされていた。ワールドはShanghai固定となっていた。
気になる固有名詞のローカライズは、ヒューランは人族、ララフェルは拉拉菲爾族、ルガディンは魯加族、グリダニアは格里大尼亜と言った具合で、ケースバイケースで当て字や省略形を用いて簡潔に表現されていた。
「ファイナルファンタジー」は、コンソールゲーム市場が存在しない中国では基本的に展開されていないシリーズだが、実際には中国の多くのゲームファンは海賊版や並行品などによって「ファイナルファンタジー」シリーズをプレイしている。
試遊者を観察していると、「FF」シリーズは知っているものの、「FFXIV」は初めて見たという雰囲気のユーザーが多く、そのキャラメイクの細かさ、クオリティの高さに感心した様子だった。人気キャラは見ていた感じでは特になく、強いていえばミコッテ♀が人気というレベルで、様々な種族を満遍なく試しながら、その出来映え具合を確かめていた。中にはキャラクターを全項目に渡って作り込み、その仕上がりをスマートフォンで撮っている人などもおり、中国でも大きな可能性を秘めたタイトルだと感じた。































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