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【E3 2013】舞台は東部戦線へ「Company of Heroes 2」試遊レポート
新エンジンによりグラフィックスのレベルが更に向上
(2013/6/16 13:25)
「Company of Heroes 2」はRelic Entertainmentが開発中のRTS。第2次世界大戦を舞台に、ソビエト軍とドイツ軍の戦いを描いたゲームだ。
元々はTHQから発売される予定だったが、THQの倒産によりパブリッシャーがSEGAへと変更になった。
今回はE3会場にてシングルプレイモードがプレイアブル出展されていたので、試遊レポートをお届けしたい。
新エンジンによる高い描写能力に注目
デモバージョンでプレイできたステージは「The Landbridge to Leningrad」というミッションだ。
まずステージ開始前に3段階の難易度から任意の難易度を選択する。今回はもっとも簡単な「Conscript(徴集兵)」を選択した。
ミッションを開始すると、簡単なミッションの目標が表示される。プレーヤーが操るソ連軍は川を渡りドイツ軍の陣地に侵攻、砲兵隊を制圧し、陣地を確保するのが目的だ。
まずは兵士たちに突撃命令を出し凍り付いている川の上を横断させる。しかし自軍の戦車は敵の砲兵隊の攻撃を受け破壊されてしまう。機関銃を備え付けきっちりと防衛ラインを構築している陣地に歩兵だけで突撃させるのは自殺行為にも等しいが、我らがソ連軍には撤退という2文字はなく全軍を突撃させるしかなかった。
なんとか戦車の残骸などに隠れながら川を渡り切り、なんとか敵の対戦車砲を奪い形勢逆転を果たしたソ連軍。その後陣地を取り返しに来たドイツ軍の戦車の辛くも撃破し陣地を守りきったところでデモプレイのキャンペーンは終了した。
今回のプレイでは最も簡単な難易度でプレイしたので、多少無茶な正面突破でもなんとかクリアできたが、難易度を上げるとそう簡単にはいかなさそうだった。遮蔽物に隠れたり、移動ルートを考えて戦闘に挑む必要がありそうだ。ストーリーを楽しみたい初心者にも、ストラテジーとして楽しみたい中級者、上級者にも楽しめるようなバランス取りができている様に感じた。
本作で最も印象的だったのはユニット1体1体の動きとグラフィックスだ。今作から導入された新エンジンで深く積もる雪がリアルに表現されている。またユニット1体1体の射撃モーションや移動モーションなどといった細かい部分の描写力もかなり上がっている。
またストラテジー部分の評価もかなり高いようで、E3では多くのアワードを受賞していた。
対応プラットフォームはPCで、発売日は6月25日を予定している。なお日本語版の発売については不明とのことだった。