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【E3 2013】「ピクミン3」に新対戦モード「ビンゴバトル」が登場
相手にピクミンを投げつけ、欲しそうな物を先に奪え!
(2013/6/12 14:17)
昨年のE3でWii Uの目玉タイトルの1つとして発表され、1年後の今回も新作として出展された「ピクミン3」。発売日は7月13日と間近に迫り、価格は5,985円となっている。会場ではほぼ完成版と思われるバージョンをプレイできた。
新しい対戦モード「ビンゴバトル」
昨年の試遊台にはなかった新要素として、2人対戦モード「ビンゴバトル」が追加された。縦に分割された画面には4×4のパネルが表示されており、フィールドに落ちている物が描かれている。これと同じものをピクミンに運ばせ、パネルのどこかで1列が揃えば勝ちとなる。
対戦する2人は同じフィールド上にいる。自分のアイテムを集めるのに集中するのもいいが、相手がどの列を狙って、どのアイテムを集めているかを把握したら、あえてそれを先回りして拾ってしまうことで妨害もできる。アイテムが落ちている場所は、Wii U ゲームパッドのスクリーンに大まかに示されている。2人ともが見える位置に置いてプレイするイメージだ。
落ちている物のうち、チェリーはビンゴには関係しない特殊アイテム。チェリーを持ち帰ると、画面上にあるルーレットが回り、雷で痺れさせたり、岩を落としたりといった相手を妨害するアイテムが手に入る。他にはピクミンが10匹増えるアイテムもある。手に入れたアイテムは、Wiiリモコンの十字ボタンで下を押すことで発動できる。
フィールドを歩き回っていると、相手のプレーヤーと近づくことがある。このとき、こちらのピクミンを相手に投げつけると、相手のプレーヤーにまとわりついて動きを阻害する。投げられた方のプレーヤーは、アナログスティックをガチャガチャ動かすと振りほどくことができる。
自分の欲しいものを集めつつ、相手の邪魔もするという、戦略が重要になる対戦モードとなっている。対戦用のステージも複数用意されており、上級者同士の戦いはかなり白熱しそうだ。
グラフィックスがさらに向上。操作は昨年から変わらず
シングルプレイは昨年とほぼ同じ内容となっていたが、グラフィックスはさらにブラッシュアップされている。もはや元々はWii向けに開発されていたタイトルには見えない。
操作系も昨年プレイできたものと同様、ヌンチャクのアナログスティックで移動、Wiiリモコンのポインタでターゲットし、Aボタンでピクミンを投げ、Bボタンで回収する。とても直感的でわかりやすい。
シングルプレイの内容は昨年から大きくは変わっておらず、新登場の「岩ピクミン」で硬い水晶を割るなどのシーンを体験できた。ピクミンの種類はこのほかに、赤、黄、青の3色と、新種で空を飛ぶ能力を持った「羽ピクミン」も登場する。
「ピクミン3」では主人公が変更され、「アルフ」、「チャーリー」、「ブリトニー」の3人が登場する。3人の主人公を切り替えながら、それぞれの役割を分担して進めるというシーンもある。ピクミンの種類が増えたことと合わせて、パズル的要素がより強いゲームになりそうだ。
(C)2013 Nintendo