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iOS/Android「ギャングスター ベガス」先行体験レポート

マップの広さは前作の9倍! 眠れぬ街で巻き起こる豊富なミッションとストーリーに注目

近日配信予定

価格:未定(有料、アイテム課金制を併用)

舞台は眠らない街、ラスベガス

 ゲームロフトは、iOS/Android用3Dクライムアクション「ギャングスター ベガス」を近日配信する。価格は未定だが、ダウンロードは有料で、アイテム課金制も併用される。対応機種はiOS 5.0以上のiPhone 4以降、第4世代iPod touch以降、Android 2.3以上。今回は、本作を配信前にプレイすることができたので、その模様をお伝えする。

 「ギャングスター ベガス」は、アメリカのラスベガスを舞台にしたオープンワールド型のクライムアクション。プレーヤーは総合格闘家の主人公ジェイソン・マローンとなって、様々な事件に巻き込まれていくメインストーリーや、街のあらゆる場所でプレイできるサイドミッションをこなしていく。

 ラスベガスで総合格闘家として生活していたジェイソンは、ある試合についてカジノオーナーでラスベガスの“キング”ことフランク・ベリアノに「わざと負けろ。でないと殺す」と言われていた。しかし試合中に対戦相手が失神し、試合結果は勝利。ジェイソンの安定した生活は一変、フランクに追われる身となってしまう……。

 今作で注目となっているのは、前作「ギャングスターRIO: City of Saints」の9倍という広大なマップ。建物の中など行ける範囲が大幅に増えており、ラスベガスのきらびやかなメイン通りから、天井スクリーンが印象的なアーケード街、クレーンが鎮座する開発途中の地区、砂漠地帯などが再現されており、その中を自由に行動できる。

 乗り物も多岐にわたっており、車やバイク、ヘリコプター、モーターボートなどが登場する。乗り物は奪うことができるほか、ショップメニューから購入できるようになっており、購入すると1番近いパーキングポイントに乗り物が出現する。

【スクリーンショット】

 ミッションでは強盗、潜入、カーレース、格闘などバリエーション豊富な80種が用意されている。今回プレイできたのは、物語の導入となる最初のミッション。対戦相手を“倒してしまう”格闘技の試合や、カーチェイスでの銃撃戦がプレイできた。

 銃撃戦では、ターゲットをタップでロックオンし、銃撃ボタンを押すことで自動で狙ってくれる。襲い来る車やヘリコプターを次々に爆発させ、逃走車両は山道へと逃げ込む。その後どうなるかはぜひ自身の手で確認して欲しいが、シューティング要素はカジュアルな手触りとなっているので、車両やヘリコプターに弾を撃ち込んで爆発させる爽快さを簡単に楽しむことができる。

 ストーリーではフランクから逃げるうちに、主人公を救う美女・カレン、薬物の取引を行なうミスターE、主人公をかくまうことになるフランクのライバル、ベラ・モンテロなど、個性的なキャラクターと出会っていく。特にベラは主人公の命運を握るキーキャラクターでありながら、ストリップクラブでラリっている妙齢の女性という強烈な人物となっていたので、こうしたストーリーラインにも楽しい展開が期待できる。

 ほかにも、ミッションではナイトクラブから金を盗む「強盗」、制限時間内にとにかく目標を倒しまくる「カーネージ」、カジノ、格闘技、空中・水上レースなど、オンラインのランキングに対応したサイドミッションが豊富に揃っている。またメニュー画面ではマップをダブルタップするだけでその場所に移動できたり、ミッションを選択してすぐに開始できたりと、便利機能も充実している。主人公のスキルもグレードアップできるので、それらのやり込み要素も含めればかなり長く遊べるタイトルになるだろう。

【主な登場人物】
主人公のジェイソン・マローン
カレン・アンダーソン
ミスターE
ベラ・モンテロ
フランク・ベリアノ
ベン・ウォーカー

(安田俊亮)