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セガ、「サムライ&ドラゴンズ」“ファンミーティング2013夏”開催

豪華タイトルとのコラボ、4thシーズンの新要素を発表!新主題歌はリア・ディゾンが歌う!

開催日:
6月2日
会場:
秋葉原UDX UDXシアター

 セガは6月2日、秋葉原UDXにて、「『サムライ&ドラゴンズ』ファンミーティング2013夏」を開催した。PlayStation Vita用オンラインマルチプレイアクションゲームとして戦いの歴史を重ねてきた本作だが、いよいよ6月7日から、4thシーズンが始まる。この「ファンミーティング2013夏」では、4thシーズン以降の新機能や、もはや恒例と言っていい他作品とのコラボレーションを多数発表した。その模様をお伝えしていこう。

6月3日で3rdシーズン終了!! Web勢力図が公開されたほか、プレーヤー視点で描く小説化が決定

6月7日から始まる4thシーズンに向け、新たなシステムやコラボレーションを多数発表した

 「サムライ&ドラゴンズ」チームからはプロデューサー山田理一郎氏、アートディレクター福原智学氏、宣伝担当サムドラ森田氏が登場。進行役には小説家・クリエイターの渡辺浩弐氏、コスプレタロット占い師の渚さんが務めた。

 6月3日、それまで約4カ月行なわれてきた3rdシーズンの幕が降ろされ、6月7日からはいよいよ4thシーズンが始まる「サムドラ」。3rdシーズンやこれまでのイベント、コラボレーションを振り返りつつ、3rdシーズンの「シーズン報酬カード」を公開した。シーズン報酬で注目したいのはやはり「メガドラタワー」だろうか。メガCDの上にメガドライブが、その上にスーパー32Xが……という伝説のスタイルをセガハードガールズで再現したもの。往年のファンなら大興奮間違いなしのカードとなっている。

 また、本日よりWebでワールドの勢力図が見られる「Web勢力図ベータ版」を公開している。同盟のカラーリングも自分で設定できるなど、カスタマイズも可能だ。

 今後の展開では、過去に「サムドラ」の公式スポンサーになっていたレッドブルが、再び公式スポンサーに。この日のニコニコ生放送視聴者向けのプレゼントでもレッドブルが贈られるなど、早速嬉しいサポートが行なわれていた。

 さらに、「サムドラ」のプレーヤー視点で描く“小説”の制作も決定。Amazon KindleまたはSony Readerで読める形式で無料配信されるとのこと。作者はドラマCDやゲームシナリオを手がける暁影二氏。ある日サムドラを日々楽しんでいた主人公のPS Vitaが、他の誰かのPS Vitaと入れ替わっていて……そこからの出会いや恋模様などが描かれるとのこと。

司会進行は小説家・クリエイターの渡辺浩弐氏、コスプレタロット占い師の渚さん(写真左)。サムドラ開発チームからはプロデューサー山田理一郎氏、アートディレクター福原智学氏、宣伝担当サムドラ森田氏が登場。来場者にはオリジナルのTシャツと扇子がプレゼントされた
【3rdシーズン報酬】
3rdシーズン報酬のカードも魅力的なラインナップに。特にメガドラタワーは往年のセガファンのツボに入るカードだ
【Webで勢力図が見られるように】
この日よりWebでワールドの勢力図が見られる「Web勢力図β版」が公開された
【レッドブルのスポンサー復帰や小説化も】
レッドブルが公式スポンサーに復帰したほか、「サムドラ」プレーヤー視点で描く小説も登場するということだ

4thシーズンからの新要素! あのキャラが一緒に戦ってくれる「ゴーストアバター」や新職業「ソングマスター」

セガ・ハード・ガールズをはじめ、セガのキャラクターが一緒に戦う従者となる「ゴーストアバター」

 4thシーズンからのゲーム内新要素について。まずは「ゴーストアバター」という、プレーヤーとアクションパートを一緒に戦ってくれる従者のサポートキャラクターが加わる。映像では、セガ・ハード・ガールズの「ドリームキャスト」や、ファンタジーゾーンの「オパオパ」が一緒に戦っていた。この他にもセガに由来するキャラクターをどんどんゴーストアバター化していきたいということで、会場からは「せがた三四郎」といった意見が挙がっていた。

 新職業は「バトルソングマスター」で、筋骨隆々な身体で繰り出す打撃と、歌で戦う、支援のスペシャリストという。アクションパートでは攻撃のターゲットをタッチ操作で決定できる「タッチターゲット」、倒れている敵をダウン攻撃で浮かせて空中コンボを決められる「空中コンボダメージボーナス」も実装される。

 シミュレーションパートでは、街並みにバリエーションが追加され、見た目に変化がつくようになるほか、新たなナビゲートキャラクター「アンジー」も登場する。さらに、これまではテキストログのみで詳細が確認できたシミュレーションパートのバトルに「アニメーションモード」が追加。闘技場にトーナメント形式の「大会モード」も、いよいよ実装されるということだ。

 この他にも、ダンジョンスピードアップや装備状態保存機能、メール画面改修など、多数のアップデートが紹介映像内に記述されていた。詳しくは下の画像をご覧頂きたい。

【4thシーズンでも新機能多数実装!】
4thシーズンでも新職業「ソングマスター」をはじめ、多数の新要素が実装される

もはや恒例! 今回は「DOA」、「英雄伝説」、「ゴッドイーター2」、「アイマス」とコラボ! 各作品のクリエイターも登場!!

 「サムドラ」と言えばなんといっても、他作品と壁を越えてのコラボレーション。今回も4作品とのコラボが発表された。

・「DEAD OR ALIVE5 ULTIMATE」

 まずは、コーエーテクモゲームスより9月5日に発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360「DEAD OR ALIVE5 ULTIMATE」だ。会場にはコーエーテクモゲームスより「DEAD OR ALIVE5 ULTIMATE」プロデューサーの早矢仕洋介氏が登壇した。

 「DEAD OR ALIVE5 ULTIMATE」のカードは、ほとんどのものはログインボーナスなどの無料で手に入る方式を予定しているということだが、「あやね」のカードは9月5日発売の「DEAD OR ALIVE5 ULTIMATE」に初回封入特典としてコンテンツキーが同梱される。

「DEAD OR ALIVE5 ULTIMATE」プロデューサーの早矢仕洋介氏が登場。キャラクターがカードとして登場するほか、「あやね」は「DEAD OR ALIVE5 ULTIMATE」の初回封入特典になる

・「英雄伝説 閃の奇跡」

 2つ目のコラボ作品は、日本ファルコムより9月26日発売予定のPS3/PS Vita「英雄伝説 閃の奇跡」。会場には、日本ファルコム代表取締役社長にして「英雄伝説 閃の軌跡」プロデューサーである近藤季洋氏が登場した。

 「英雄伝説 閃の軌跡」より、トールズ士官学院の特化クラス7組に在籍する主人公達9人が、無料カードとして配信される。「英雄伝説 閃の軌跡」はこれまで敵の国として描かれてきた帝国を舞台に、まったく新しい物語を展開する。

 近藤氏は、「このコラボレーションを機に、シリーズ未体験の人にもプレイしてもらいたい。プラットフォームをPS3とPS Vitaに変え、スタッフ一同鋭意制作中です。本格RPGをお届けします」と、このコラボと本作への期待を語った。

日本ファルコム代表取締役社長にして「英雄伝説 閃の軌跡」プロデューサーである近藤季洋氏。このコラボをきっかけに、新たな物語が描かれていく「英雄伝説 閃の軌跡」にぜひ触れて欲しいとのこと

・「ゴッドイーター2」

 3つ目のコラボ作品はバンダイナムコゲームスよりPS Vita/PSPで2013年に発売予定の「ゴッドイーター2」。会場には「ゴッドイーター2」ディレクターの吉村広氏が登場した。

 コラボレーションカードは、「ゴッドイーター2」に登場するキャラクター達と、その戦いの相手となる「アラガミ」のカードが登場する。登場時期についてはまだ調整中とのことだが、第1弾、第2弾と、2回にわけて配信されるという。

 吉村氏は、「6月8日には『ゴッドイーター2』の体験会およびニコ生での放送も予定しています。また、6月6日には前作の販売価格を1,800円に改訂いたします。このコラボ発表で興味を持って頂いた方はぜひ、そちらもチェックしてみてください」と締めくくった。

「ゴッドイーター2」ディレクターの吉村広氏。6月8日にはユーザー体験会も控えており、いよいよ動きだす「ゴッドイーター2」。そのスタートにと、今回のコラボも快諾したとのこと

・「アイドルマスター」シリーズ

 最後のコラボ作品は「アイドルマスター」シリーズ。バンダイナムコゲームスよりシリーズ総合プロデューサー・坂上陽三氏が登場した。ちなみに「サムドラ」プロデューサーの山田氏は「アイマス」シリーズのヘビーユーザーとのこと。このコラボの構想は約1年にも渡り、ついに念願が叶い実現したということだ(本人曰く、響ファンだそう)。

 今回のコラボでは、「アイマス」シリーズの「アイドルマスターミリオンライブ!」より、従来キャラ13人に37人を加えた、総勢50キャラクターのカードを一気に登場させるとのこと。配信時期は、「ミリオンライブ」のキャラは、4thシーズン開始と同時に無料配信予定。6月中盤には「アイドルマスター2」のキャラクターも販売されるということだ。

 坂上氏は今回のコラボについて、「アイドルをプロデュースするゲームですが、アイドルは色々な仕事をしますから。場所もハードも飛び越えて。いつでも、いろいろなところで会えるアイドルを目指してのコラボとなっております。宜しくお願い致します」と締めくくった。

「アイドルマスターシリーズ」総合プロデューサー坂上陽三氏が登場し、いよいよ「アイマス」が「サムドラ」へ。なんと50人のキャラクターが一気にカードとして登場する

リア・ディゾンが歌う主題歌! セガ・ハード・ガールズにはアーケード基板シリーズも登場!!

 他作品だけでなく、セガタイトルからのコラボレーションももちろんある。「シャイニング・フォース イクサ」と「シャイニング・フォース フェザー」のキャラクターカード登場が発表された。「シャイニング」シリーズについては、最近の新タイトルにおいてはその都度コラボされてきたが、それ以前のタイトルとのコラボを望む声が多く寄せられたとのことで、今回「イクサ」と「フェザー」の登場となったそうだ。

【シャイニング・フォース イクサ/フェザー】
「シャイニング・フォース イクサ/フェザー」もカード化される

 続いて、セガの歴代ハードを美少女に擬人化した「セガ・ハード・ガールズ」に、新たにアーケード基板のキャラクター参戦が発表された。これまでは家庭用ハードだったが、「Model2」、「Model3」、「NAOMI」や「ST-V」など、12人が参戦! さらに、家庭用ハード枠でも「テラドライブ」や「ロボピッチャ」など4人が追加される。また、「セガ・ハード・ガールズ」の展開では、ライトノベルとして連載もスタートする。

【セガ・ハード・ガールズにニューフェイス登場!】
これまで家庭用のセガ歴代ハードを擬人化してきた「セガ・ハード・ガールズ」にニューフェイスとなるアーケード基板ガールズが登場する。家庭用ハードでもロボピッチャやテラドライブなど驚きの新キャラクターが登場

 続いては驚きの発表が。「黒船再来襲」と銘打ち、「サムドラ」の新たな主題歌をなんとリア・ディゾンさんが歌うそうだ。先日に来日が報道されていたが、実はこの主題歌のために来日していたという。また、楽曲提供は“90年代の音楽シーンを代表するあのプロデューサー”とのことで、こちらも気になるところ。追って情報が公開される。

【新主題歌を歌うのはリア・ディゾン!】
黒船ことリア・ディゾンさんが「サムドラ」の新主題歌ヴォーカルに! サムドラ森田氏曰く、リア・ディゾンさんはかなりのゲーマーで、主にFPSをプレイしていると話していたとか。今後の続報に期待したい

コラボを実現したクリエイター陣にミニインタビュー

 イベント終了後に今回コラボゲストとして登場したクリエイターさんおよび、「サムドラ」プロデューサー山田氏を加えた5人へ合同インタビューが行なわれた。その模様をお伝えしよう。

「DEAD OR ALIVE5 ULTIMATE」プロデューサー/早矢仕洋介氏
「ゴッドイーター2」ディレクター/吉村広氏
「英雄伝説 閃の軌跡」プロデューサー/近藤季洋氏
「アイドルマスター」シリーズ総合プロデューサー/坂上陽三氏
「サムドラ」プロデューサー/山田理一郎氏

――今回のコラボレーションについて、お1人ずつお気持ちをお聞かせ下さい

早矢仕氏:はい。「DEAD OR ALIVE5」ではセガの「バーチャファイター」とコラボレーションしていまして、「バーチャファイター」のファンの人に「DEAD OR ALIVE5」を触ってもらうきっかけになったんですね。互いの作品のファンの皆様同士でコミュニケーションもあるようで。コラボはそれぞれのファンが交流を始めるきっかけにもなってくれるのかなと。今回「サムドラ」とコラボすることで、また新たなコミュニケーションが始まってくれたらと思いますね。

近藤氏:僕らは元々PCゲームで作品を出してきて。数年前からはPSPを中心に家庭用でも展開しているのですが、ソフトウェアメーカーとしてハードをもっと盛り上げていくためには、どうしたらいいだろうと考えました。このコラボレーションというやり方があるじゃないか、そういう盛り上がりを見てもらうのは良いのではと思いました。

吉村氏:「ゴッドイーター2」はマルチプレイのアクションゲームということで、ユーザーさん同士のコミュニケーションが大事で。僕ら開発チームとユーザーさんのコミュニケーションも大事にさせて頂いています。その中で他作品とのコラボを行なうことで、ユーザーさん同士のコミュニケーションがより広がるのではないかなと思いまして。「ゴッドイーター2」そのものの詳細をまだ話せないのが申し訳ないのですが、各種コラボなどコミュニケーションを広げる展開をしていきたいと思いますので。ぜひ「サムドラ」と「ゴッドイーター2」をみんなで順番に楽しんでもらえたらなと思います。

坂上氏:そうですね……実はあんまり理由はなかったりするんですけど(笑)。「アイマス」っていうコンテンツはアイドルですから。アイドルはオファーがあればそこでいろんなお客さんに向けて仕事をするわけです。オファー先のコンテンツを盛り上げるのもそうです。今回「サムドラ」さんからコラボのお話を頂いた時は、二つ返事で「いいんじゃないですか」と。「サムドラにアイマス!?」という驚きも面白いかなと。どこでも会えるアイドルを目指して、「サムドラ」でも会えます。

――では、皆さんの考えを聞いて、「サムドラ」の山田プロデューサーはいかがですか?

山田氏:そうそうたる作品とコラボができて本当に嬉しいです。「サムドラ」はこの中で1番若いというか。守る物は無いというか。皆様と面白い事ができればそれでいいんじゃないか、という想いでいます。面白い事をするっていうのは、ゲーム業界ならではというか、みんなやりたい事でしょうから。「サムドラ」が垣根を越えたコラボの集まる場所になってくれているのは嬉しい限りです。

――「サムドラ」はこの中で1番若い作品というお話がありましたが、「サムドラ」さんにアドバイスというか。各作品で長く愛されるように心がけている事というのはどんなものがありますか?

早矢仕氏:ファンの方の期待に応えることと、ファンの方の期待を越えること、その両方をやっていくということではないかなと思います。今回のコラボも、これを全部予想していた人というのはおそらくいませんよね。期待に応えつつ、想像していない事もやって。その中でユーザーさんとコミュニケーションも取っていく、というところでしょうか。

近藤氏:そうですね……。僕は「イース」と「英雄伝説」という作品を先輩から受け継いだのですけど、その先輩に「大事なのは、やっている側(遊んでいるユーザーさん)が飽きないことだよ」と言われたことがあります。今の早矢仕さんのお話とも通じるところがあると思いますが、どんなコンテンツにも外せない1本の筋があって。それを踏まえた上で、時代のニーズに合った新しいチャレンジをしていく事が大事ではないかなと思います。僕はまだまだ受け継いだシリーズの方が年齢が上ということもありますから。自分も含めて勉強していきたいと思います。

吉村氏:「ゴッドイーター2」もまだまだ若いと言うか、ヨチヨチ歩きなタイトルですから、大きな事は言えないのですが。私たちが大切にしているのは「常にお客さん本意であること」です。私たち作り手はどうしても色々な都合などが出てきますが、それを絶対にお客さんに押しつけずに。とにかくお客さんが望むもの、期待を越えるものを出せるように。最低限、僕達だけは妥協しないという心づもりでやっています。

坂上氏:「サムドラ」は多分、今のままでいいと思います(笑)。守るものはないとおっしゃられていましたが、「アイマス」も実は同じようなスタンスでやってまして。僕らは1周年、2周年と毎年ライブをやっていて、普通は5周年とか10周年だと思うんですけど(笑)。毎年やっているのは「怖いものの無い新人になったつもりで」と気持ちを新たにするためで。そうして8年やってきました。怖いものが無いスタイルを続けていけば、ずっとお客さんが飽きないものをができる。自分達も面白いと思いながら続けられるのかな、と。

――山田プロデューサー、皆さんのお話を聞かれてどう思われました?

山田氏:本当にありがとうございます。糧となる言葉ばかりでした。プロデューサーとしてシリーズをどうしていくのか。運営中のプロジェクトですから、リアルタイムに状況は変わりますし、ユーザーさんの声にもダイレクトに返していかないといけない。その中でも「常に面白い事を」と改めて強く思いました。

――今回のコラボ作品では発売日の決まっていないタイトルもありますが、「サムドラ」の4thシーズンはそれらタイトルが発売されるまで続くのでしょうか?

山田氏:難しい質問ですね。「サムドラ」のシーズンは約4カ月ごとに変わってきたのですが、その期間に関してはそんなに変わらないと思います。コラボについては、4thシーズン以降にも続いていくことがあると受け取ってもらえれば。

――今回のコラボの提案に、各社ではどんな反応になったのでしょう? 坂上さんは二つ返事でOKしたということでしたが。

吉村氏:「ゴッドイーター2」もそんなに悩まずという感じで(笑)。

山田氏:最初に提案させて頂いてからは長いですよね。構想も含めれば。実際のところ「サムドラ」が成功するのかもわからない状況の頃から提案はさせて頂いているので。ちゃんと「サムドラ」が続いて、しっかりしたゲームだと認識してもらうのに時間がかかったところはありますよね。

――「サムドラ」と他作品とのコラボは「バトルがあるゲーム」が基準なのかなと思っていたのですが、今回の「アイマス」はそこからすると異質かなと思います。そこはどのように決まったのでしょう?

山田氏:まぁ私も個人的に好きな作品というのもありますし、やっぱり「みんな喜ぶだろうな」と考えたんですよね。見たいじゃないですか、やっぱり。アイマスキャラで戦いたいって。

――響好きとしても。

山田氏:私も響好きとして(笑)。どうやって響を育ててようかと、今から頭を悩ませていますよ(笑)。そういう、ユーザーの思い入れを自由にぶつけられる場が「サムドラ」だと思うんですよね。そこに縛りがないのがいいところだと思います。真面目な方向でもいいと思いますけども。

――そこは変にこだわらずに。面白いものをどんどんということですね。

山田氏:そこの縛りは何も無いですね。ユーザーさんが喜ぶならなんでもですよ!

――なるほどなるほど。「アイマス」側としてはどうなんでしょう? アイドルが戦うのは有り?

坂上氏:「アイマス」ではちょうど今、ソーシャルゲームの方で「戦国武将アイテム」というイベントなんかもやっていたりするんですけど。アイドルってバラエティ番組とかイベントやドラマとか、多方面に出演しますよね。そういうイメージでいて。歌う時もあれば、ファンタジックな世界で戦うのも良いですよ。むしろ、そういう多彩さを広げたいなと思っています。時代劇にゲスト出演する感覚ですよね。

――わかりました。それでは最後に、皆様からファンの方に向けてメッセージをお願い致します。

早矢仕氏:「DEAD OR ALIVE5 ULTIMATE」は9月5日発売ということで、「サムドラ」の4thシーズン中だと思うのですが。格闘ゲームを最近遊んでいないという人にも遊びやすいゲームになっていますので。ぜひ楽しみにしてください。

近藤氏:「英雄伝説 閃の軌跡」はPS3とPS Vitaというハードにチャレンジしていきますので。僕らの中では今までのシリーズでも最大のチャレンジになっています。ゲームハードが変わったことで画面も内部のシステムも大きく変化しています。そのあたりはこれからお伝えしていきますので。「サムドラ」と共に、PS Vitaをどんどん盛り上げたいと思います。みなさんご期待下さい。

吉村氏:「ゴッドイーター2」ですが、ユーザーの皆さんを長らくお待たせしてしまっています。6月8日に皆さんに直接触ってもらえる体験会をやりますので、そこで皆さんの意見をお聞かせ頂いて。コミュニケーションしながら良い物を作っていくというのを来週から本格的にスタートしていきます。皆さんの期待を大きく上回る出来になっていると思いますのが、それをさらにユーザーの皆さんともっと良くしたいと思います。よろしくお願い致します。

坂上氏:「アイドルマスター」はですね、今年は劇場版のアニメを公開しようと鋭意制作中でございます。その他にも、いろいろとハードやメディアを越えて展開していこうと考えています。また、家庭用のハードにも色々なタイトルを登場させて行きたいと思っていますので。そうですね……まずは「ゴッドイーター2」を買って下さい(笑)。

吉村氏:ぜひお願いします(笑)。

山田氏:「サムドラ」は、4thシーズンがスタートします。なかなか細かなところのアップデート内容って時間の都合もあってお伝えしきれないのですが、ユーザーの皆さんの期待に応えていきたいと思います。例えば、コラボカードなどもあるので倉庫が圧迫されていると思うので、そのあたりも改善します。4thシーズン以降にも、その次のシーズンへの仕込みというのも、既に始まっていますので。今後もご期待頂ければと思います。

――ありがとうございました。

(山村智美)