ニュース

静岡ホビーショー、一般日はモデラーズクラブ作品展も

京商は動くゴミ箱などを出展。40年振りの自社開発品を販売する双葉電子

京商は動くゴミ箱などを出展。40年振りの自社開発品を販売する双葉電子

【京商】
京商は創立50周年を記念して、クロームメッキで仕上げた「アウディR8 50thアニバーサリー」といった記念商品を販売する。塗装済と未塗装をセットにした初心者用ラジコン「プラズマLm」シリーズも展開していく。また、飛行機ラジコンはモーターとバッテリーの進化により、エンジン並のパワーを獲得し、ラジコン飛行機もモーターで動くものが増えているという。右下は「JKB女子RCクラブ」の塚本奈々美さん
京商エッグのブランドでユニークな展開を行なっており、ラジコンで動くゴミ箱「ゴミパGO」、動くモップ「SUGOIモップ!」、自動で動く「SUGOIモップ!mini」といった商品を販売している。戦闘機の形をした垂直離陸が楽しめるラジコン「アクロファイター イーグル」といった商品も発売予定

【京商エッグ 新作】

【トミーテック】
非常にユニークだったのが磁石の力で動くミニカーを制御する「バス走行システム」。参考出展だが、完成すれば鉄道模型の新しい流れになるかも知れない。1/12のフィギュアに合わせた商品など独自性を感じさせる商品が目立った。「ゾイド」の新作なども展示されていた

【アオシマ】
新金型を追加し「ロボダッチ」や、「デコトラ」といった商品を展開していく。完全新金型の「サンダーバード3号」などラインナップが面白い。目玉は「未来少年コナン」に登場した「空中要塞 ギガント」。1/700スケールで再現する

【ウイングナット ウイングス】
「ロード オブ ザ リングス」、「ホビット」などで知られるピーター・ジャクスン監督が設立したニュージーランド唯一のプラモデルメーカー。他社で出さない趣味的な飛行機モデルを詳細な資料と共に販売する。ホビーリンク・ジャパンが日本代理店となり販売を行なう

【ウッディ・ジョー】
帆船や城をモチーフとした木製模型を販売するメーカー。キットのパーツをレーザーで切りだすことができるようになり、以前の木製モデルより組みやすく、仕上がりも美しくなっているという。木を枠に沿ってはめたり、帆布を裁断したり、糸を張ったりと、かなり上級者向けのホビーだ

【双葉電子】
ラジコンの送信機やサーボで大きなシェアを誇る双葉電子だが、40年ぶりに自社オリジナルのラジコン飛行機「スカイリーフ」を販売する。半完成品での初心者を視野に入れた作りで、電動モーターを使用するなど昨今の流行を取り入れた設計になっているという

【カマド】
戦車の資料などを出版しているメーカーだが、NPOとして日本の戦車開発の歴史をまとめた「防衛技術博物館」を設立する活動も行なっているという。太平洋戦争を扱ったアメリカのTVドラマ「ザ・パシフィック」で作られた九五式戦車のレプリカも展示しており、注目を集めていた

(勝田哲也)