コーエーテクモゲームスは、PlayStation Vita/PSP用ハンティングアクション「討鬼伝」の最新情報を公開した。
今回は、プレーヤーと共に戦うモノノフの新キャラクター“初穂”を紹介すると共に、アクションやシステム、武器などの細かい情報をお伝えする。
初穂(ハツホ)
CVは野中藍。武器は鎖鎌。鎖鎌をふるう最年少のモノノフ。
自信家で負けず嫌い。子供に見られるのを嫌い、ことさらお姉さんぶろうとするが、その度に失敗して周囲にからかわれている。しかし、時に大人びた表情を見せる不思議な少女。
左は、キャラクターデザインの左氏が描いたイラスト。右はグラフィックスで起こされたもの。キャッチコピーは「過ぎゆく時の迷い子」 モノノフの基本的なアクション
モノノフは、“鬼”を祓う浄化の力を持っており、「鬼祓い」を行なうことができる。光の陣によって鬼の亡骸や身体部位を浄化し、この世から放逐する。部位を浄化すると、鬼はその部位を再生することができなくなる。
また、真理を見抜く四眼の力として「鬼の眼」を持つ。感覚を研ぎ澄まし、鬼の生命力を見通す。また異界の狭間に隠された事物を見出すことができる。
そして、長年、蓄積されてきたモノノフの経験を結集した対鬼の闘法「鬼千切(おにちぎり)」。魂の力を極限まで高め、一撃で放つ。小型の鬼ならば、瞬時に葬り去ることができる。大型の鬼でも、その部位を一撃で離断する。
ミタマ
ミタマとは、鬼に喰われて体の中に捕らわれていた過去の英雄達の魂のこと。鬼を倒すと、解放されることがある。そのミタマを武器に宿すことで、鬼を倒す力をモノノフに与えてくれる。
時空が歪んだ異界では、様々な時代のミタマに出会うことができる。
ミタマによって戦い方の傾向があり、攻撃が得意な“攻”や守りの得意な“防”などが存在する。この戦い方のスタイルによってモノノフに与えられる能力も異なる。また、モノノフがミタマから引き出す特別な力を「タマフリ」と言い、これも戦闘スタイルにより異なる。
そして、ミタマが持つ補助能力としてスキルが存在する。攻撃力が上昇したり体力が増えるなど、ミタマによって複数持ち、その能力は様々なものが存在する。
「攻」。攻撃を得意とするスタイル。このスタイルの時は、タマフリ構える中に気力が急力に回復する。代表的なタマフリには、「軍神招来」がある。一定時間、攻撃が必ず会心になり、攻撃属性が万能になる 「防」。守りを得意とするスタイル。タマフリ構え中、防御ゲージを溜めることができる。代表的なタマフリは、「堅甲」で、防御ゲージが増える 「癒」。回復を得意とするスタイル。このスタイルの時、味方に攻撃を当てると、その味方にかかっている状態異常を回復できる。また、自身の回復効果が上昇する。代表的なタマフリは、「女神ノ社」。入っているものの体力を徐々に回復する陣を設置する 「隠」。特殊な立ち回りを得意とする戦闘スタイル。このスタイルの時は敵を背後から攻撃したときに会心率が上がる。代表的なタマフリは、「不動金縛」。入った敵を行動不能にする陣を設置する 鬼の倒し方
鬼とは、体の内部に絶大な生命力を宿し、体を物理的に攻撃しても生命力があり続けるうちは動き続ける。つまり、体をどんなに攻撃しても、それだけでは鬼を倒すことはできない。
鬼を倒すためには、鬼の脚や腕を破壊する部位破壊を行ない生命力を表面化させ、それを攻撃していかなければならない。ちなみに。部位破壊を行ない生命力がむき出しになった状態を「マガツヒ(禍ツ霊)」と呼ばれる。鬼に対して部位破壊を行ない、マガツヒ化したところで“生命力”を攻撃。部位を破壊したところは再生するまで生命力がむき出しの状態となる。
このほかにも、鬼の表層を破壊する「表層破壊」もある。鬼の体のどこを攻撃しても、一定以上のダメージで起こる。一定時間、鬼の全身がマガツヒ化し、何度でも引き起こせる。
「鬼祓い」を行なうと、通常状態に戻っても破壊箇所に生命力が表面化し、破壊箇所への攻撃で、生命力にダメージを与えることができる。
大きなダメージを負った鬼は、体の中に捕らえている魂の力を暴走させる。鬼が凶暴化して想像外の行動を取り始めるこの状態は、畏怖の念を込め「タマハミ(魂喰)」と呼ばれる 絶大な生命力を持つ大型の鬼は、驚異的な再生能力を持っており、手足を破壊されても隙を見つけ再生してしまう。破壊した部位を鬼祓いしていれば、再生は不可能になる。さらに、上位の鬼になれば、単に部位を再生するだけでなく、より強力に変化させるときもあるという 武器アクション
各種武器アクションを紹介する。
攻撃属性:斬。攻撃の速さ、範囲、威力のバランスがよく、扱いやすい武器。敵の攻撃を避けながら攻撃できる「翻身斬(ほんしんざん)」や、力を溜めて衝撃波を放つ「真空斬(しんくうざん)」などを使い分ければ、多彩な立ち回りができる。「特殊技」として「残心(ざんしん)」を持つ。これは、刃に気力を込めた状態になり、斬りつけた敵に「刀傷(かたなきず)」を刻む。 同じ箇所を攻撃し続ければ、「刀傷」は深くなっていく。刻まれた「刀傷」の数と深さによって、納刀した際、敵に追加ダメージを与える 攻撃属性:突。遠く離れた距離から攻撃できる唯一の武器。溜める程に威力が上昇する通常攻撃と、番える回数で性能が3種類に変化する「番え攻撃(つがえこうげき)」を使い分けると、小型の“鬼”から大型“鬼”まで幅広く対応することができる。「特殊技」は「呪矢(じゅし)」。画面に表示される円内に敵を捉えると、円内の部位を次々にロックオンし、同時に複数の部位を攻撃することができる。さらに「印付加攻撃」で付加した印を高レベルの威力で爆発させることができるため、一気にダメージを与えたい時に有効 攻撃属性:破。重量武器で1つ1つの攻撃は遅いが、それを十分に補う程の威力を誇る。「赤熱打撃(せきねつだげき)」は、攻撃をヒットさせるとその部位が一定時間「赤熱状態」となり、その部位に与えるダメージを上昇させる効果を持つ。「特殊技」は「百烈拳(ひゃくれつけん)」。拳を左右に振りまわし、連続で攻撃を繰り出す。攻撃がヒットするほど速度が上がっていき、最大まで上がると桁違いの威力となる 攻撃属性:斬、破。「斬」属性の鎌攻撃と「砕」属性の分銅攻撃を併せ持つ武器。近接を素早く斬る鎌攻撃、離れた所にも届く分銅攻撃と、距離に応じた様々な攻撃手段を持っており、近~中距離を自在に動き回りながら攻撃を繰り出すことができる。「特殊技」は「瞬迅印(しゅんじんいん)」。気力を集中し、身軽になった状態。様々な攻撃の後から、隙なく分銅を放つことができるようになる。飛び掛り中でも分銅を放つことができ、急降下なども可能になる (C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.