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本格トレーディングカードゲーム「オーダー&カオス デュエル」

30枚のデッキで戦うiOS/Android用ダークファンタジーゲームを先行体験

2013年春 配信予定

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

場に手札を置いていく本格的なトレーディングカードゲーム。カードはアクション時にエフェクトが入り、ゲームならではの演出も対戦の雰囲気を盛り立てる
「ヒーローカード」は能力を持っており、場のカードや自分に効果を与えられる。「ヒーローカード」の能力が勝敗を分ける場合もある
ソロプレイでは、ステージクリア形式で対戦を進めていく

 ゲームロフトは、iOS/Android用トレーディングカードゲーム「オーダー&カオス デュエル」の配信を2013年春に開始する。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。

 「オーダー&カオス デュエル」は、当初MMORPGとしてスタートしたファンタジーゲームシリーズのトレーディングカードゲーム。プレーヤーはそれぞれ能力の違った30枚のカードでデッキを組み、ターンごとにカードを出し合って相手と戦っていく。

 場はお互いに横1列で構成されており、左から「ヒーローカード」用に1つ、「ミニオン」用に5つ、そして右端が墓場となっている。バトルの目的は、お互いの「ヒーローカード」の体力を0にすること。バトルの最初から出ている「ヒーローカード」に向かって、攻撃力と体力を持つ「ミニオン」カードなどを出し合いながら「ヒーローカード」の打倒を目指す。

 カードは「ミニオン」以外に装備カードと魔法カードがあり、「ヒーローカード」の体力を増やしたり、カウンター能力を与えるもの、「ミニオン」に直接ダメージを与えるものなど効果も様々にある。

 また「ミニオン」は基本的には正面のみに向かって攻撃するが、中には正面とその両隣の3方向に攻撃したり、カウンターを持っていたり、隣の「ミニオン」への攻撃に対して身代わりになったりと、様々な能力を持っているので、状況判断が何よりも重要になっている。

 なおターンごとにカードの出せるコストに制限があり、その中で出すカードをやり繰りしなくてはならない。コストは毎ターン、手持ちのカードを1枚生贄にすることで増える。

 トレーディングカードゲームと言うとややルールが複雑でとっつきにくい印象もあるが、プレイしてみた感触では意外にシンプルで、チュートリアルもしっかりと入っており、触れているうちにゲームを覚えられるようになっている。

 とはいえ難しい局面ではじっくり考えてしまうこともあり、何が最善の一手かが試されるようなやり応えも感じられた。成長要素もあり、プレーヤーのレベルが上がるとデッキの総枚数が増えたり、使えるカードがアンロックされるためゲーム継続へのモチベーションも掻き立てられる。

 なお本作では、オンライン機能としてフレンドとの対戦が、同期・非同期でプレイできる。同期ではそのままリアルタイムでの対戦となるが、非同期ではフレンドのデッキだけ読み込み、AIとの対戦が楽しめるようになっている。

(安田俊亮)