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CRI・ミドルウェア、サウンド開発ツール「CRI ADX2 LE」を提供開始

2月14日 提供開始

「ADX2」のサウンドオーサリングツール

 CRI・ミドルウェアは、サウンド開発ツール「CRI ADX2 LE」の提供を2月14日から開始した。

 「ADX2 LE」はインディーズ向けの無償版ツールで、一定範囲での使用であれば無料でダウンロードして利用することができる。ゲームエンジンとして現在広く利用されている「Unity Pro」に対応しており、「ADX2 LE」で制作したサウンドはiOS、Android、PC向けのゲーム・アプリなどに組込むことが可能となっている。またWAVフォーマットの保存にも対応しているので、音声コンテンツなどの制作にも利用できる。

 ゲーム制作に便利な機能も多数用意されており、音質を損なわず1/16に圧縮できる機能をはじめ、バトルが盛り上がると歓声が増えるといったゲームのシステムに合った効果を簡単に演出できる。このほかにも、多彩なDSPエフェクトが豊富に用意されている。

 「CRI ADX2 LE」の利用範囲は、「個人/インディーズによるゲーム・アプリの開発、配信」、「各種音素材の制作」、「企業・団体での『ADX2』の評価」、「プロトタイプ作成」などに限られている。これらを越えて利用する場合、ライセンス料が発生することがある。

【機能の対応表】

(船津稔)