ニュース
グッドスマイルカンパニー、「ねんどろいど しずえ」が大人気
初音ミクのねんどろいど・figmaに「Ver.2」登場
(2013/2/11 12:30)
「ワンダーフェスティバル2013冬」の企業ブースで最も大きなスペースで出展を行なっていたのがグッドスマイルカンパニーである。グッドスマイルカンパニーはフィギュアの他、アクションフィギュアシリーズ「figma」、デフォルメフィギュアシリーズ「ねんどろいど」を展開している。
ワンフェス2013のグッドスマイルカンパニーブースでは、そのモチーフの多さを強くアピールしていた。寺沢武一氏のコミック「コブラ」から、アクション俳優のブルース・リー氏、お笑い芸人の江頭2:50さん、「とびだせどうぶつの森」の「しずえ」などなど、非常に多彩だ。またヒットとなった「初音ミク」の“Ver.2.0”も登場し、来場者の注目を集めていた。
しずえに、ブルース・リー、シェリルにコブラ、初音ミク……盛りだくさんのグッスマブース
グッドスマイルカンパニーは、今後発売するフィギュアを多数展示していた。グッドスマイルカンパニーはマックスファクトリーや、ファットカンパニーなど様々な造形メーカーの製品の販売窓口となっており、これらを出展しているため、他のメーカーに比べ作品数が多いのだ。
来場者の注目が多かったのが「figma コブラ」だ。左手の“サイコガン”を武器とした無敵の宇宙海賊コブラ。初登場は1978年だが、今でも人気の高いキャラクターだ。「figma コブラ」が5月、相棒の「レディ」が6月、さらにライバルの「クリスタルボーイ」もラインナップに上がっていた。こちらは発売時期未定だったが、「まさかクリスタルボーイもでるとは!」と喜びの声を上げている人も多かった。
figmaは特にラインナップが多彩でお笑い芸人の江頭2:50さんの「江頭2:50 白タイツver.」や、「ブルース・リー」、「ゾンビ」、さらにNHKの「タイムスクープハンター」から、「沢嶋雄一」も試作品が展示されていた。「魔法少女まどか☆マギカ」や「ベルセルク」といった作品のキャラクターの新製品も展示されていた。
ねんどろいども数が多く、「マクロスF」の「シェリル・ノーム」や「ランカ・リー」、「ガールズ&パンツァー」の「西住みほ」、「化物語」の「戦場ヶ原ひたぎ」などなど非常に多彩だ。その中で特に話題を集めていたのが「とびだせどうぶつの森」の「しずえ」だ。かわいい、欲しい、という声が、他の作品に比べても多かった。発売時期は未定だが、心待ちにしている人が多いと感じた。
「初音ミク」はねんどろいど、figma共に何度も再販されてはあっという間に売り切れるという人気商品だったが、それぞれ「Ver.2.0」が登場することとなった。「ねんどろいど 初音ミク2.0」は5月、「figam 初音ミクver2(仮)」は発売時期未定。ねんどろいどの方はすでに6月に2次生産が決定しているという。2次生産がこの時点で表記されているところからも人気の高さがうかがえる。
初音ミクは固定ポーズのフィギュアでも人気で、セガの「セブンスドラゴン2020」に登場した「初音ミク TYPE2020」や、「初音ミク 深窓少女Ver.」といった独特のアレンジのフィギュアも人気だった。フィギュアの人気で一番だったのは「シェリル・ノーム」で撮影待ちの長い列ができていた。
グッドスマイルカンパニーのフィギュアはモチーフが多彩で種類が多く、ユーザーのニーズを満たすと感じた。特にfigmaとねんどろいどのモチーフの幅は広く、これからの作品も楽しみだ。アンテナの高さや、商品化への積極的な姿勢は今後も注目していきたい。