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Aiming Korea、中国モバイルゲームメーカーと業務提携

社名を「A-KONG」に変更し、日中タイトルの韓国展開の拠点に

2013年1月10日正式発表

 Aimingは1月10日、中国モバイルゲーム大手触控(Chukong)グループとの業務提携を発表し、韓国子会社のAiming Koreaに対して、触控グループの100%子会社を引受先とする第三者増資割り当てを実施した事を明らかにした。具体的な増資金額や割合については明らかにしていないが、両社から共同代表を出し合う対等の合弁関係となる見込みで、資本金は数億円規模になるものと見られる。

左より順にジョン・サンヒョン理事、椎葉忠志共同代表、CHEN Haozhi共同代表、ベンジャミン・パク理事
今回の業務提携スキーム

 今回の発表に会わせてAiming Koreaは「A-KONG」に社名変更を行なう。社名はAがAクラスパブリッシャー、KONGが韓国語で「豆・種」を意味し、日中間の調和を願い、相互協力と調和をモットーとしているという。

 A-KONGの共同代表には、Aiming代表取締役社長の椎葉忠志氏と、触控グループCEOのCHEN Haozhi氏がそれぞれ就任し、現地での実務はジョン・サンヒョン理事、ベンジャミン・パク理事が行なう。

 今後の具体的な展開内容については明らかにしていないが、今後はAimingとChukongの両社からモバイルゲームの供給を行なうとしている。また、これにより日中間でのスマートフォンゲームの配信体制が構築できたことから、韓国展開を目指す日本のメーカーとの提携を呼びかけている。

 現在、Aiming Koreaでは、「Lord of Knights」のハングル版のサービスを行なっているのみだが、Aiming Koreaが日中合弁のA-KONGとなったことで、どのようなスマートフォンゲームが生まれてくるのか注目したいところだ。

(中村聖司)