ハセガワ、プラモデル「VF-11B スーパー サンダーボルト」を11月8日に発売
「マクロスプラス」の量産機を、スーパーパック装備のファイター形態で再現
ハセガワは、プラモデル「VF-11B スーパー サンダーボルト“マクロスプラス”」を11月8日に発売する。価格は3,570円。スケールは1/72で全長21.6cm。
パッケージイラストは天神英貴氏が担当する |
「VF-11 サンダーボルト」はOVA「マクロスプラス」及びTVアニメ「マクロス7」に登場した可変戦闘機。劇中では、「VF-1 バルキリー」以来、最も普及した量産機である。しかし、「マクロスプラス」と「マクロス7」では新世代機がフォーカスされてしまうため、“引き立て役”としての描写が多かった機体である。
今回モデル化された「VF-11B スーパー サンダーボルト」は「マクロスプラス」の主人公イサムが物語冒頭で搭乗した機体で、宇宙空間で活躍するための“大気圏外用スーパーパック”を機体各所に取り付けられている。機体上部にはブースターとマイクロミサイル、推進剤パックがセットになったユニット、エンジン(脚部)外側にも推進剤の入ったタンクを装備している。
VF-11は「マクロス7」では敵の強さを印象づけるためか、撃破される描写が多かったが、「マクロスプラス」のオープニングシーンでは、イサムの優れた操縦技術により宇宙空間を高速で飛び回り、敵であるゼントラーディ軍を翻弄する。VF-11ファン必見のシーンだ。
プラモデル「VF-11B スーパー サンダーボルト“マクロスプラス”」はこれまで発売されていたVF-11Bに新規造形のスーパーパックを追加したもの。変形機構はオミットし、ファイター形態のみにフォーカスして立体化している。航空機プラモデルメーカーとして名高いハセガワならではの技術を結集した精密な造形がセールスポイントとなっている。
プラモデルには、“オプションパーツ”としてスーパーパックの角形ノズルが付属しており、丸形ノズルと交換すると、「マクロス7」の“VF-11C風”にできる。厳密にはVF-11BとVF-11Cはミサイル発射口やガンポッドなども異なるため、完全再現にはキットの改造が必要となる。チャレンジするのも楽しいかもしれない。
劇中では引き立て役としての役割が多かったVF-11だが、ゲームではVF-1より強く、バリエーションの多い機体として独特の存在感を放っている。2012年2月にバンダイナムコゲームスより発売されたPSP用トライアングラーアクション「マクロストライアングルフロンティア」でもVF-11C、VF-11Bどちらも登場する。今後のゲームでも活躍していくだろう。
【VF-11B スーパー サンダーボルト】 | |
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左が丸形のノズルで、右が角形に付け替え“VF-11C風”にしたもの |
(C)1994 ビックウエスト
(2012年 11月 8日)