米Zynga、フラッグシップシリーズ最新作「FarmVille2」のサービスを開始

表現力豊かなフル3Dグラフィックスを採用した農場シミュレーション


9月6日サービス開始(現地時間)



豊かな表現力を実現した3Dグラフィックス
日本語表示にも対応

 米Zyngaは、Facebook向けに「FarmVille」シリーズ最新作「FarmVille2」のサービスを開始した。ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金制。対応言語は英語、日本語を含む世界17カ国語に対応している。

 「FarmVille2」は、Zyngaが今年6月に開催したプライベートショウ「Zynga Unleashed」の目玉タイトルとして発表した「FarmVille」シリーズ最新作。発表当時はスクリーンショットや映像などは公開されずどのようなゲームになるのか不明だったが、「Ville」シリーズとしては初となるFlashの表現力を活かしたリッチな3Dグラフィックスを採用しており、拡大縮小が自由自在のゲーム画面の中で、登場キャラクターや動物たちのコミカルな動きを楽しみながら農場経営に勤しむことができる。

 基本的なゲーム内容は「FarmVille」と同じだが、エサや水といったリソースの概念があることや、クエストドリブンのゲーム展開、そしてゲームを速やかに展開させるために多くのフレンドの協力が必要となるソーシャル機能などは、「CastleVille」や「ChefVille」など、近作の「Ville」シリーズの進化を踏襲している。

 「FarmVille2」では、農作物を育てる上で必須のリソースとなる「水」が時間で回復するという、他のソーシャルゲームでいうところの「エネルギー」の役割を果たしているのが大きな特徴となっている。プレーヤーはこの枠内で少しずつ農場を育て、お金を貯めて周囲の土地を購入して、さらに新しい機能にアクセスするといった具合に、前作と比較するとゲームとしてのアーキテクチャもかなりしっかりしており、グラフィックスの面でも、システム的な面でも、ソーシャルゲームファンにとって期待通りの内容に仕上がっているという印象だ。日本語表示にも対応しているため、1度遊んでみてはいかがだろうか。

【スクリーンショット】

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(2012年 9月 6日)

[Reported by 中村聖司]