米Zynga、新作ソーシャルゲーム「ChefVille」のサービスを開始

食材から集めて友人に料理を振る舞えるレストラン経営シム


8月6日サービス開始(現地時間)

利用料金:無料(アイテム課金制)



 米Zyngaは現地時間の8月6日、「Ville」シリーズの最新作「ChefVille」のサービスを開始した。対応言語は、英語、日本語など17カ国語。本日公開されたのはFacebook向けで、自社ゲームプラットフォーム「Zynga.com」向けも近日中に開始するとしている。ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金制。

Zyngaらしい精密に描かれた2Dグラフィックス

 「ChefVille」は、6月にZynga本社にて開催されたプライベートショウ「Zynga Unleashed」でその存在が明らかにされたブラウザ向けの新作ソーシャルゲーム。その名の通り、レストランのシェフにフォーカスを当てたレストラン経営シミュレーションゲームとなる。レストラン系と呼ばれるジャンルは、Zyngaの「Cafe World」や、Playfishの「Restaurant City」など、多くの名作が存在する激戦区だが、「ChefVille」はその集大成的なタイトルとなる。

 「ChefVille」のゲームの軸はレストラン経営にあるが、そのキモとなるのは物資の流れをいかにスムースに切れ目無く行なえるかという、Zyngaが「CastleVille」で確立させたシミュレーション要素となる。

 「ChefVille」では、料理を作るためには食材から用意する必要があり、そのためには畑で野菜や果物を育てたり、肉屋を手に入れて食材の入手ルートを確保しておく必要がある。ソーシャルゲームとして、友人と食材を融通し合ったり、友人のレストランを訪問したり、「VIPサービス」と呼ばれるソーシャルサービスを利用することで、お客に花や音楽を提供することもできるという。

 また、「クッキングアカデミー」に参加することで、新しいレシピや調理用具、作業場、食材、トロフィーなどを獲得できるという。

【「ChefVille」トレーラー】


【スクリーンショット】

【料理】
コーンブレッドパンケーキ
ウォルドーフサラダカプリスサラダ

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(2012年 8月 7日)

[Reported by 中村聖司]