細部まで作り込まれている「メタルギアREX」

　香港の玩具メーカーthreeAは、「METAL GEAR SOLID」シリーズに登場する核搭載二足歩行戦車「メタルギアREX(レックス)」のアクションフィギュアを、8月に発売する。価格は43,800円で、サイズは1/48スケールで待機状態の全高が36cm。日本での販売はグッドスマイルカンパニー。

　「メタルギアREX」はレールガンを装備し、ロケットを使用せずに核弾頭を射出できる核搭載二足歩行戦車。1998年9月に発売されたプレイステーション用ソフト「METAL GEAR SOLID」のクライマックスシーンで主人公スネークと対決する。さらに2008年5月に発売されたプレイステーション 3用ソフト「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS」ではスネークがメタルギアREXに乗り込み、「メタルギアRAY」と戦うという活躍も見せる。

　メタルギアREXはレールガンの他、ガトリングやレーザー砲を装備。強固な装甲を持っている。脚を使って移動だけでなくジャンプも可能で、体当たりや胴体関節部分を使った噛みつき攻撃までできる。「メタルギア ソリッド」ではレーダーを破壊されていたため、スネークと戦う際には、コクピットを開いた形で戦った。

　アクションフィギュアの「メタルギアREX」は、「METAL GEAR SOLID」シリーズのアートディレクターを務める新川洋司氏が監修を行なっている。細部まで造形にこだわっており、2本の足や、レールガン、レーダー部分などが可動、劇中の印象的なポーズを取らせることもできる。コクピットも開閉可能。

　コクピットやライト部分に発光ギミックがあり、さらにレールガンも発光する。装甲は一部取り外し可能と、ギミックも豊富だ。何よりも待機時の全高36cm、奥行き50cm、レールガンの長さが59cmというビックサイズが魅力だ。高価だが、飾れば「部屋の主役」になる事、間違い無しの作品だ。

【メタルギアREX】
コクピットやレールガンの発光や、コクピットの開閉などギミックも多彩だ