国際サッカー連盟（FIFA）は、FIFA公認のサッカーゲーム「FIFA 12 ワールドクラスサッカー」の世界大会「FIFA インタラクティブ ワールドカップ 2012 presented by EA SPORTS and PlayStation」を開催することを明らかにした。これに先立ち、各国代表を決める予選大会を参加各国にて順次実施する。日本では3月31日の実施を予定し、優勝者には世界大会への出場権と豪華賞品が授与される。

「FIFA インタラクティブ ワールドカップ 2010」の模様

会場となる「umu」の案内図

　「FIFA インタラクティブ ワールドカップ 2012」は、FIFAと米Electronic Artsが共同で開催している「FIFA」シリーズの世界大会。FIFAの公認大会としてFIFAの公式サイトでもオフィシャルイベントとして取り扱われているのが最大の特徴で、数あるゲーム大会の中でも非常に格式の高いものとなっている。

　世界大会の優勝者には賞金2万ドルに加え、日本の3冠と、なでしこジャパンのMF沢穂希選手の和服姿が日本でも話題になった表彰式「FIFAバロンドール・ガーラ」に招待される。単に招待されるだけでなく、バロンドールを受賞したスーパースターと記念撮影をしたり、一緒にゲームをするチャンスに恵まれるという。サッカーファンなら是が非でもチャレンジしたい大会となっている。

　3月31日に開催が予定されている日本代表を決める日本大会は、1日で予選から決勝までが行なわれる。参加者は最大64名で、事前申し込みが54名、先着順の当日枠が10名となっている。なお、事前応募は大会公式サイトから申し込むことができ、応募期間は本日2月22日から3月11日までで、定員以上の事前申し込みがあった場合は抽選となる。

　応募資格は、世界大会に出場する可能性があるため、パスポートの所持と、18歳以下は保護者の同伴もしくは書面による保護者からの参加許可書の提出が必要となる。なお、世界大会のスケジュールや会場については後日発表するとしている。

　日本大会のイベント当日は、一般来場者も自由に観戦できるほか、一般初公開となるPS Vita版「FIFA ワールドクラス サッカー」やPS3版「FIFA 12」の試遊台も設置し、さらにゲストを招いてのステージイベントなどが予定されている。

【FIFA インタラクティブ ワールドカップ】
昨年優勝したポルトガル代表のフランシスコ・クルズ氏。マンチェスター・ユナイテッドのDFネマニャ・ヴィディッチ選手と記念撮影したり、同じくマンチェスター・ユナイテッド所属でイングランド代表のFWウェイン・ルーニー選手と「FIFA」を楽しむことができたという