「タイジュの国」は、その名の通り1本の大樹の上に存在する不思議な王国だ

　株式会社スクウェア・エニックスは、2012年に発売を予定しているニンテンドー3DS用RPG「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド３Ｄ」（テリーのワンダーランド３Ｄ）の新情報を公開した。価格は未定。ローカル通信/インターネット通信/すれちがい通信に対応予定。

　「テリーのワンダーランド３Ｄ」は、1998年に第1作目がゲームボーイ（GB）版として登場した「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの原点「テリーのワンダーランド」の3DS版。主人公である少年時代の「テリー」が、ある日「ワルぼう」という不思議な生き物に連れ去られた姉「ミレーユ」を探しだすため、妖精「わたぼう」の力を借り「タイジュの国」を舞台に冒険を繰り広げる。

　「タイジュの国」では、王様に会い、ある依頼を受ける。王様からの願いを聞いたテリーは、「タイジュの国」にある「旅の扉」という不思議な扉の1つから、新たな世界へと旅立つことになる。

　今回は、入るたびにマップのつながりが変化する不思議なダンジョンや、GB版「テリーのワンダーランド」に登場したモンスターたちの一部を紹介していく。

「旅の扉の間」と呼ばれる場所には、不思議な世界へとつながる扉がたくさん存在する

赤い光を放っているのが、別の世界へつながっている「旅の扉」。テリーは、王様の願いを解決するため「旅の扉」から旅立つ

■ 無限に変化するダンジョンに挑戦！

　「旅の扉」の先にある世界は、入るたびにマップのつながりが変化する不思議なダンジョン。このダンジョンには、各フロアのどこかに1つだけ井戸があり、井戸に飛び込むことで新たなフロアへ移動できる。「テリーのワンダーランド３Ｄ」では、様々な地形やモンスターを攻略しつつ井戸を目指すことが目的の1つとなる。

井戸を抜けると周囲の景色が大きく変化することもある。平原や森、また火山や遺跡など、奥深く進むほどダンジョンは様々な姿を見せる

　フィールドには、冒険に役立つアイテムが入っている宝箱が落ちていることがある。宝箱がある場所は、マップと同じくダンジョンに入るたびに変化する。

　さらにダンジョンは、昼から夜、そして再び昼へと時間が経過していく。時間が経過することにより、同じマップでも出現するモンスターが変化する。また、ダンジョンの最奥では、様々なイベントがプレーヤーを待ち受けている。

貴重なアイテムが入っているかもしれないので、見つけたら開けてみるといいだろう	時間の経過により、新たなモンスターが出現する可能性もある

ダンジョンのもっとも深い場所では、様々なイベントがプレーヤーを待ち受けている。果たして無事にダンジョンをクリアすることができるのか!?

■ GB版のモンスターが美麗なグラフィックスで復活！

　今回は、GB版に登場したモンスターのうち、「ボーンプリズナー」、「マンイーター」、「ガメゴン」、「ミストウィング」、「しにがみ」、「ロック鳥」の6体が明らかにされた。

【ボーンプリズナー】	【マンイーター】	【ガメゴン】
獄中で息絶えた囚人が、モンスターとして復活した姿	密を吸いに近づく獲物を飲み込む恐ろしい植物	固い甲羅で身を守るモンスター。動きは遅い

【ミストウィング】	【しにがみ】	【ロック鳥】
実体のないモンスター。炎に包まれているように見えるが……	気配を消して忍び寄り、手に持つ鎌で襲いかかってくる	岩石のように硬い体をぶつけて押しつぶすように攻撃する

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