テイクツー・インタラクティブ・ジャパンは、米Gearbox Softwareが開発しているアクションRPGシューター「ボーダーランズ2」の日本語版を発売することを明らかにした。発売プラットフォームはプレイステーション 3およびXbox 360で、発売時期は2012年を予定。価格は未定。また、「ボーダーランズ2」の発売に先立ち、2010年に発売した「ボーダーランズ」の完全版「ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー・エディション」を新価格2,940円で4月5日より発売する。こちらは前回同様、PS3版のみの取り扱いとなる。

【「ボーダーランズ2」トレーラー】

新キャラクターのGunzerker。重火器を二丁拳銃のように使いこなす

カートゥーンの味わいは健在

　「ボーダーランズ2」は、「Half-Life」シリーズの拡張パックや「Brothers in Arms」シリーズの開発などで実力を付けてきた独立系デベロッパーGearbox Softwareの人気シリーズ最新作。柔らかみのあるカートゥーンスタイルのゲームグラフィックスに、シューター要素とRPG要素をミックスし、1人でも複数人でも楽しめる柔軟なゲームデザインが特徴となっている。

　「ボーダーランズ2」では、前作と同じ世界「パンドラ」を舞台に、新しいクラス、新しいキャラクターをベースに、最大4人によるオンライン対戦を実現する。マッチングは完全にシームレスとなり、自由に途中参加退席が可能となるなど、さらにゲームとしての自由度が増している。欧米では2012年6月の発売が予定されており、ローカライズが順調に行けば夏頃には日本語版が遊べるようになる見込み。

　前作では荒野が舞台となっていたが、今回のパンドラには雪原やジャングルも登場。
敵もそれぞれの環境に、様々なクリーチャーが現われ、Handosome Jackが乗っ取ったハイテク機器メーカーHyperionが開発したロボットたちが主人公たちの前に立ちはだかる。今回プレーヤーキャラクターとして4人のキャラクターが新たに用意されるが、現在までに2クラスが公開されている。1人はメインキャラクターのGunzerker。前作のバーサーカーブリックに変わるガチムチキャラで、重火器を両手撃ちできることが最大の特徴となっている。もう1人は女性キャラクターのSirenで、前作のLilithに代わる新しいキャラクターとなる。Sirenの能力は非公開。

【スクリーンショット】

　なお、4月5日に発売される「ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー・エディション」は、2010年12月にリリースされた「ボーダーランズ」のコンプリートパック。「ボーダーランズ」本編に加え、「Mad Moxxi's Underdome Riot」、「The Zombie Isalnd of Dr. Ned」、「The Secret Armory of General Knoxx」の3つのダウンロードコンテンツ（DLC）を収録。本編だけでもかなりボリュームのあるゲームとなっているが、3つのDLCによりさらなるやり込みが可能となっている。価格も6,090円から2,940円に値下げされていることもあり、「ボーダーランズ」ワールドに踏み込む絶好の機会と言えそうだ。