SCE、プレイステーションプラットフォームこの年末商戦に実売650万台を達成

PS Vitaは、発売約3週間で累計50万台の実売を記録


1月10日発表


 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、2011年の年末商戦において全世界でプレイステーション 3、PlayStation Vita、PSP、プレイステーション 2のハードウェア実売数(実売数量は同社調査による推計値)が650万台に達したと発表した。

 今回の集計における年末商戦期とは、日本では2011年11月21日から2012年1月5日、北米では2011年11月21日から12月31日、欧州は2011年11月18日から12月31日となっている。

 2011年12月17日に発売となり、23日より香港、台湾でも発売されたPS Vitaは、3週間で50万台を記録。自社を含む日本市場におけるソフトウェアメーカーによる制作タイトル数は現状70タイトル以上とされており、同社ではPS Vitaならではのタイトルを今後も充実させていきたいとしている。

 PS3はこの年末商戦期に390万台の実売を達成。同社が設定する2011年度のPS3ハードウェア売上数量見通しとして設定している1,500万台達成に向け順調に推移しているという。ちなみに「PlayStation Moveモーションコントローラ」については、この年末商戦期において全世界で実売170万台を達成したという。またPS2は、東欧、中近東、南米、東南アジアなどの新興国においてヒットを記録し、50万台を超える実売となったという。

 PSPについては年末商戦期に160万台を達成。PSP-3000が堅調であるのと同時に、欧州ではネットワーク機能を省略し価格を下げた「PSP-E1000」を11月より発売し好評だという。同社ではの今後も各地域でのライフスタイルにあわせた商品ラインアップを展開していくとしている。

(2012年 1月 10日)

[Reported by 船津稔]