バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーV」
生まれ変わったセルバンテスをはじめ、新たに参戦が決定したキャラクターたちを紹介


2012年 発売予定

価格:未定


 株式会社バンダイナムコゲームスは、2012年発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360用タイトル「ソウルキャリバーV」において、4人の登場キャラクターとストーリーに関する情報を公開した。

 今回紹介するキャラクターは、シリーズでお馴染みの「セルバンテス」をはじめ、新キャラクターとなる「シバ」、二代目万字党党首「吉光」、リザードマンに姿を変えられてしまう前の名前となった「アイオーン」の4人。これまでのシリーズではお馴染みのキャラクターもいるが、設定が大きく変わっているところにも注目して欲しい。

■ 登場キャラクター

■ シバ

本名:シバ
性別:男
年齢:16歳
出身:明帝国 / 真行山の山中で育つ
身長:164cm
体重:59kg
生年月日:4月20日
血液型:不明
使用武器:棍
武器名:三業棍(サンゴウコン)
流派名:真行山臨勝寺棍法+孔式棍法
人間関係:
 師父・孔秀強(クン・シュウチャン)
 旅の仲間・マキシ、レイシャ、ナツ
 真行山の麓に住む村人たちに可愛がられている。



天衣無縫の腹ペコ野生児
不思議な縁に導かれ「滅法棍」継承の旅へ


■ アイオーン

本名:アイオーン・カルコス
性別:男
年齢:不明(人でなくなってから24年経つ)
出身:オスマントルコ帝国 / スパルタ
身長:202cm(全長346cm)
体重:134kg
生年月日:不明
血液型:不明
使用武器:ハンドアックス×2
武器名:クティノス&アンスロポス
流派名:捷アレス流+捕食した者達の技
人間関係:
 故郷の家族の記憶は、喰らった獲物たちの記憶と混ざり合い、もはや認識できない。



異形の姿に変えられた神託の戦士
失った「何か」を取り戻すため、あらゆる者を喰らう


■ セルバンテス

本名:セルバンテス・デ・レオン
性別:男
年齢:44歳(新たな肉体を得て12年経つ)
出身:スペイン王国 / バレンシア
身長:182cm
体重:89kg
生年月日:1月1日
血液型:O型
使用武器:ロングソード、短銃剣
武器名:アーケロン、ニルヴァーナ
流派名:我流+かつてソウルエッジを握った時の記憶
人間関係:
 副官・アントニオ
 部下・恐怖によって統率されている海の男ども
 娘・アイヴィー



邪剣の呪縛を打ち破った残虐非道の大海賊
彼にとっては、死すら通過点に過ぎない


■ 吉光

本名:吉光
性別:男
年齢:不明
出身:日本 / 富士山麓
身長:169cm
体重:60kg
生年月日:不明
血液型:不明
使用武器:日本刀×2
武器名:妖刀吉光、封魔刀
流派名:万字忍術
人間関係:
 育ての親・初代吉光
 腹心・右近、左近
 部下・義賊集団「万字党」の荒くれたち



義賊集団「万字党」の二代目党首
先代直伝の技は、弱き者達を救うために


■ ステージ紹介

 今回紹介するステージは、錬金術師アイヴィーが皇帝ルドルフより下賜された館「バレンタイン家・プラハ私邸」、霊峰・富士の地下水脈「霊峰富士・伏竜殿」、セルバンテスの代名詞ともなっている海賊船「エイドリアン号」の3つ。

【バレンタイン家・プラハ私邸】
サイズ:普通 リングアウト要素:あり
最上階にある錬金室は、霊剣と邪剣に関する数々の書籍、研究品で埋め尽くされている。棺桶のような特殊な形をしており、狭い側へと敵を追い詰めれば勝利は近い

【霊峰富士・伏竜殿】
サイズ:普通 リングアウト要素:あり
日本中にくまなく走る、気の流れる道――竜脈と呼ばれる――の交錯する場所であり、畏敬の念を込めて「伏竜殿」と称された。壁となるものが無いため、リング際からの距離を把握することが肝要になるだろう

【エイドリアン号】
サイズ:広い リングアウト要素:あり
嵐をものともせぬ異容の巨大帆船は、出会う者を文字通り死の淵へと沈める。リングアウトは起きにくいが、甲板の両舷が「壊れる壁」なので油断はできない


■ ストーリー紹介

【プロローグ】

「歴史に選ばれて人は戦士となり
      歴史に刻まれて戦士は英雄となる」

                          ──14世紀頃の吟遊詩人歌

「歴史と世界を越え、永遠に語り継がれる剣と魂の物語」
                          ──中世末期の物語 作者不明

 持つ者の意識を絡め取り、人々の魂を喰らい続ける邪剣・ソウルエッジ。
そして、ソウルエッジの破壊を宿命付けられた霊剣・ソウルキャリバー。

 双極の剣の戦いは数千年にわたり続いていた。そして両者の緊張が最高潮に達した16世紀末、それぞれの持ち主であったジークフリートとナイトメアは最後の戦いに相見える。死闘の末にジークフリートがソウルエッジを破壊した時、そこはソウルエッジが開いた異世界の裂け目の向こう側であった。……世界の命運を賭けた戦いは、彼を除いては誰にも知られることなく終わったのである。

 双極の剣は姿を消したが、世界にはソウルエッジの置き土産、負の遺産が残された。それは邪剣に魂を毒された者たちである。彼らは「イヴィル」と呼ばれ、人の道を外れた者として憎しみを受け迫害されていた。

 ──そんな緩やかな腐敗の時代を生きる、ある姉弟が再び歴史の歯車を回そうとしていた。神託の聖戦士であった母の名誉を継がんと願うパトロクロスと、母の辿った数奇な運命を背負うことになるピュラ。……もちろん、異世界・アストラルカオスに散ったソウルエッジの破片が復活を遂げつつあることなど、2人には知るよしもなかった……。

 時は百年紀を跨いだ17世紀。歴史は新たなる転換点を迎えようとしていた。運命を受け継ぐ若者たち、信念を貫き戦い続ける猛者たち……その誰1人として、迫り来る変革の嵐から逃れることはできないだろう……。

双極の剣は幾度となく大きな戦争を起してきた
17年前、剣はその力を失ったはずだった……


■ ゲームの流れ

 1607年代のヨーロッパを舞台に戦いが繰り広げられていく本作。ストーリーでは、遊びたいエピソードを選択して物語を進めていく。バトルの前後には、迫力のムービーやイラストデモが挿入されるという。ここではEpisode1の流れを簡単に紹介していく。

遊びたいエピソードを選択すると、美麗なムービーによってここまでの物語が語られる
バトル終了後にはイラストデモが挿入され、物語を盛り上げる。聖戦士であるはずのパトロクロスであるが……この表情は一体!? ある程度ストーリーが進むと次のエピソードに進める

 エピソードによってはパトロクロス以外のキャラクターを操作して物語を進めていくこともあるようだ。また、1度クリアしたエピソードはいつでもプレイすることができる。

だってあなた、自分のことを守っただけだもん
あなたの事を殺そうとした人間たちが悪いのよ
ピュラとティラ。言葉巧みに近づくティラ。その真意は?

誰かを守る為の剣は
覚悟をもった奴にしか握れねえ
崩れ落ちるパトロクロスに対してツヴァイの言葉。彼の言う覚悟とは一体?

【スクリーンショット】
このスクリーンショットではパトロクロスが霊剣ソウルキャリバーを手にしている。彼がソウルキャリバーの後継者となり、ソウルエッジと戦う運命を担うのだろうか?

※画面は開発中のものです。
(C) 2011 NAMCO BANDAI Games Inc.

(2011年11月18日)

[Reported by 志賀康紀]