株式会社レベルファイブはプレイステーション 3用ファンタジーRPG「二ノ国 白き聖灰の女王」の発売を記念し、特別番組「バーチャル 二ノ国 完成披露会」の配信を動画配信サービス「Ustream」において開始した。

　「二ノ国 白き聖灰の女王」は、企画・制作をレベルファイブ、アニメーション作画をスタジオジブリ、音楽を久石譲氏が担当するなど豪華メンバーで制作されたファンタジーRPG。ニンテンドーDS「二ノ国 漆黒の魔道士」からは全く新しいストーリーとなっている。プラットフォームがDSからPS3に変わったことで、アニメーションの中を冒険しているかのような圧倒的なグラフィックス表現が魅力の1つとなっている。

　また、今回も豪華声優陣が集結。主人公のオリバーに多部未華子さん、ヒロインのマルに長澤まさみさん、ジャイロ役に大泉洋さん、シズク役に古田新太さん、ニャンダール14世約に八嶋智人さん、カウラ役に渡辺えりさん、ブヒーデン（ラース）役に溝端淳平さん、アリー役に黒田知永子さん。さらに、白い光に包まれた謎の少女・ココルを芦田愛菜さん、灰の女王レイナスを比嘉愛未さん、フキゲンの妖精プッチとホホエミの妖精ニコをそれぞれアメリカザリガニの柳原哲也さんと平井善之さんが演じている。

　発売は11月17日で、価格は8,800円。同時にグラフィックスなどがプリントされたPS3本体とソフトがセットになっている特別版「プレイステーション 3 NINOKUNI MAGICAL EDITION」も発売される。価格は33,780円。CEROレーティングはA（全年齢対象）。

　「バーチャル 二ノ国 完成披露会」では、出演声優陣らがゲームの各種要素をアピール。グリーンのシートをバックに実写映像とゲーム映像などを合成して、まるで“二ノ国”のゲーム世界から番組を届けているかのような効果を生み出していた。記者陣に公開されたのはオープニングとエンディング、芦田愛菜さんが出演するCMの初公開シーンなど。芦田さんも完成したCMを初めて見ると言うことで「楽しみです」とコメント。CMの撮影はココルの衣装を着てグリーンの壁に向かって演技をするということで、完成映像がどのようになるかイメージできず、なかなか難しかったようだ。

　今回の番組が収録された大きなスタジオのバックにはグリーンのシートが張り巡らされ、その中で出演陣は映像を見ながら撮影を進めていった。比嘉愛未さんのしっかりとした番組進行と、アメリカザリガニの柳原さんと平井さんのボケと突っ込みに、常にスタジオは笑いに包まれていた。芦田さんもリラックスして撮影に挑んでいたようだった。

　スタジオには日野晃博代表取締役社長も訪れ、収録をチェックしていた。明日発売ということで、この番組を見て気分が盛り上がったのではないだろうか。明日からはゲーム本編をお楽しみいただきたい。

【収録風景】
「二ノ国 白き聖灰の女王」のCMにも出演した芦田愛菜さん。ゲームの中ではココル役としても出演している	灰の女王レイナスを演じた比嘉愛未さん。「バーチャル 二ノ国 完成披露会」でもゲームに関する様々な要素を紹介した	アメリカザリガニの柳原哲也さんと平井善之さん。それぞれ役のフキゲンの妖精プッチとホホエミの妖精ニコのぬいぐるみを持って登場。常に収録会場を笑いの渦に巻き込んでいた

比嘉さんは常に芦田さんを気遣いながら番組の進行もそつなくこなしていた	画面を見ながら熱心に打ち合わせをする出演陣
番組では「二ノ国」の風景が広がっていたが、実際はクロマキー処理と言うことで、バックは一面グリーンとなっていた。ちなみにスタジオ内ではリアルタイムで合成されていた（写真右）
多部未華子さんと長澤まさみさんの出演シーンのスクリーンショット

【スクリーンショット】