バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーV」
オーブを自在に操る新キャラクター「ヴィオラ」登場!


2012年 発売予定

価格:未定


 株式会社バンダイナムコゲームスは、2012年発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360用タイトル「ソウルキャリバーV」において、登場キャラクターと新システムなどの情報を公開した。

 今回紹介する登場キャラクターは「アスタロス」と「ヴィオラ」の2人。アスタロスはシリーズではお馴染みのキャラクターだが、これまでのシリーズで活躍してきたアスタロスとは違うようだ。初登場となるヴィオラはオーブを自在に操るキャラクター。その華麗な動きは必見とのこと。

 登場キャラクター以外にもステージ情報をはじめ、新たに判明した新システムやビッグアーティストとのコラボレーションなど、盛りだくさんの内容で本作の魅力をお届けする。

■ 登場キャラクター

■ アスタロス

本名:アズ・ストゥルサ・ウロウス
性別:男
年齢:造られて間もない
出身:不明(邪教集団フィグル・セステムス/パルギア蛇神殿)
身長:220cm
体重:183kg
生年月日:個体ごとに異なる
血液型:なし
使用武器:ジャイアントアックス
武器名:クルトゥエス
流派名:ギュルクス
家族構成:
 造成者・大神官クンペトクー
 他にも数多くのアスタロスが生み出されつつある



人間らしい心を持たない、残虐な人造巨人
「量産型」の一人でしかない彼が、その「意味」を知る日はくるのか?


■ ヴィオラ

本名:覚えていないが、ヴィオラと呼ばれている
性別:女
年齢:二十四星のトリコロール
出身:薔薇と百合が見える
身長:161cm
体重:49kg
生年月日:ヴェスタに祈り捧ぐ日
血液型:赤青の撚り糸
使用武器:オーブ
武器名:クァトゥオル・オルビス
流派名:アルス・プラネタルム
家族構成:
 覚えていないが、現在はツヴァイと共に行動している



不思議な宝玉を操る、記憶を失った放浪者
その冷めた瞳は、過去に何を映していたのだろうか


■ ステージ紹介

 今回公開されたステージは、半人半蛇の姿をした神像が立ち並ぶ地下神殿ステージ「パルギア蛇神殿」と、妖怪退治を生業とする忍の集団・封魔衆の唐繰(からくり)屋敷ステージ「封魔の里・唐蜘蛛の間」。どちらのステージも他のステージではみることができない特徴があり、ステージの特徴を活かした者が勝者になるだろう。

パルギア蛇神殿
信者の間では「創世の顎」と呼ばれるこの回廊は、幅が非常に狭いという特徴がある
封魔の里・唐蜘蛛の間
時間の経過と共にステージにある妖魔像「斗鬼」が迫り、リングを狭めてゆくという


■ 新バトルシステム紹介

■ クリティカルエッジ

 クリティカルエッジとは、ある条件を満たすことで発動可能になり、1度に大きなダメージを与えることができる技。

ジークフリートのクリティカルエッジ。剣を大きく上にかがけてから地面に振り下ろすと氷の様なエフェクトが地面を走り、衝撃波が相手に襲いかかる。この動きは公式サイトのトレーラーでも確認することができるので、興味がある人はチェックすると良いだろう

■ クイックムーブ

 従来の8WAY-RUNやステップに加えて、↑↑または↓↓にスティックを2回入力するとキャラクターが素早く移動する。移動距離が長いという特徴があるので、相手の攻撃を簡単に避けることができる。

御剣の攻撃をかわすパトロクロス

■ ブレイブエッジ

 クリティカルゲージを消費することで発動させることができる強化技。ブレイブエッジには追加の攻撃があるもの、ダメージがアップするもの、相手のガードを崩すことができるものなど、様々な効果を持ったものが存在する。

ブレイブエッジを発動させると特殊なエフェクトがキャラクターに付く。同じ技でも強化技にすることで追加攻撃が発生するものもあるという

■ ジャストガード

 攻撃を受ける瞬間にガード入力が成功すると、ガード直後に行動することが可能になる。うまく使うことで相手より先に動くことができ、有利に試合を進めることができる。

ジャストガードに成功すると特殊なエフェクトがキャラクターに付くようだ。成功後は相手より先に動くことができるので、反撃を決めるチャンス。慌てず落ち着いて反撃を決めよう



■ 今最も勢いのあるクリエイターが制作に参加!

竹下 勲氏

 本作では、様々なビッグアーティストとのコラボレーションを実現。ストーリーモードを手がけるのはナルティメットシリーズで多くのファンを魅了しているサイバーコネクトーツーの竹下 勲氏。竹下氏は、「ソウルキャリバーV」の開発初期段階からストーリーデモに大きく関わり、絵コンテの監修やモーションキャプチャー撮影にも立ち会っているという。


由良浩明氏

 また、音楽はCreative Intelligence Arts(以下CIA)と音楽制作でコラボを行なっている。CIAは今までも海外でミリオンセラーを飛ばした多くのゲームタイトルに関わっており、音楽監督の由良浩明氏を筆頭に、Cris Velasco(クリス・ヴェラスコ)やInon Zur(イノン・ツゥール)といった世界で活躍中の作曲家が「ソウルキャリバーV」の為だけに楽曲を書き下ろしている。


ジョン・カーランダー氏

 さらにオーストラリア エミネンス交響楽団でのオーケストラ録音。レコーディング/ミックスエンジニアにはビートルズ、マイケルジャクソンなど多数の大物アーティスト作品においてオーケストラ録音に携わるほか、映画「ロード・オブ・ザ・リング」や「ダイハード4.0」などの大ヒット作品で数々のグラミー賞を受賞したジョン・カーランダー氏を起用。



 効果音は、スピード感やアグレッシブさを表現する為に、これまでゲームで使用されていた音を一新! 数々のビッグタイトルの効果音制作/演出を手掛けてきた株式会社フォースウィックとタッグを組み、プロジェクト初期から演出方針など様々なアイディア交換を行ないながら制作を行なっている。今作の武器SEはより存在感を増し、背景ステージも立体的なサウンドとなっており、前作より斬りごたえのある戦いを体験することができるという。

株式会社フォースウィック


※画面は開発中のものです。
(C) 2011 NAMCO BANDAI Games Inc.

(2011年 9月 26日)

[Reported by 志賀康紀]