USJで「モンスターハンター・ザ・リアル」前夜祭を開催!

全長20mの巨大な実物大「リオレウス希少種」をついにお披露目!


8月2日~9月30日 開催

開催場所:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン



 株式会社カプコンの「モンスターハンター」をテーマにしたユニバーサル・スタジオ・ジャパンのイベント「モンスターハンター・ザ・リアル」が8月2日~9月30日までの期間で開催される。このスタートを記念して、「モンスターハンター・ザ・リアル」オフィシャルサポーターなどファン約100名を招待しての前夜祭が8月1日に開催された。

 「モンスターハンター・ザ・リアル」では、リアリティにこだわった全長20mの等身大「リオレウス希少種」をはじめ、ユクモ村や武器・防具など、ゲームの世界観をリアルに再現している。まさに圧倒的なスケールで迫るアトラクションだ。前夜祭の模様を交えつつ、お披露目された「モンスターハ・ザリアル」の魅力を紹介していこう。

■ 圧巻のスケール! 全長約20mの実物大「リオレウス希少種」に、辺見えみりさんが立ち向かう!?

ついにお披露目された“全長約20m”の実物大「リオレウス希少種」。そのスケール感、圧倒的な迫力は必見だ

 「モンスターハンター・ザ・リアル」の幕を上げる前夜祭オープニングは、イベント会場であるステージ18の入口にある本アトラクション最大の目玉、「リオレウス希少種」の前で行なわれた。

 「モンスターハンター・ザ・リアル」の見所はなんと言ってもこの、“全長約20m”の実物大「リオレウス希少種」だ。その迫力たるや圧巻の一言。その大きさは、高さ約7m×全幅約13m×全長約20mと、まさにリアルサイズ。大きさもさることながら、翼をひろげ、空から地上のハンターのもとへと襲来したその瞬間の姿には、躍動感がある。

 実のところ「リオレウス希少種」の巨大さはとてつもなく、離れたところからでもその姿が見え隠れして、思わずぎょっとするほど。遠くからでもその巨大さがすぐに感じ取れるほどだ。また、近くで見れば肌の質感やハンターに襲いかからんとする爪先まで、細かなところのリアリティに驚かされる。

その大きさもさることながら、肌の質感や筋肉の密度を感じさせる造形、ハンターを襲おうとする瞬間の動きなど、躍動感がクオリティを高めている
スペシャルゲストの辺見えみりさん。自身も「モンスターハンター」のファンで仲間と集まってよく一緒にプレイされているという。オレンジの映える衣装にブーツをあわせたファッションだ

 スペシャルゲストには「モンスターハンター」のファンでもある辺見えみりさんが登場した。辺見さんは、「ゲームの世界を飛び出して、リアルの世界で狩りに行くとしたら、こんな格好で行きたい」というテーマでセレクトしたファッションで登場した。女性ハンター装備のかわいらしさを意識したということだ。

 リアルかつ圧倒的な「リオレウス希少種」を見て辺見さんは、「近くからだと全部が見えないぐらい大きい。ハンターはこんなに大きなのと戦っているんですよね。私はいつもゲームだと尻尾担当なんですけど、尻尾だけでもあんなに大きいんですね」とその迫力のスケールに驚いていた

 辺見さんが双剣の「王双刃ハタタカミ」を手に持ち、「リオレウス希少種」に「一狩りいこうぜ! 」の声とともに立ち向かうと、「リオレウス希少種」の咆哮が響き渡り、赤い紙吹雪が火花が散るかのように空へ舞った。その迫力に会場からは驚きの興奮の声があがっていた。


辺見さんが双剣を手に、「リオレウス希少種」に立ち向かう! 迫力の咆哮が響き渡り、赤い紙吹雪が舞った
プロデューサーの辻本良三氏ももちろん登場。今回のコラボレーションのいきさつや、リアルさにこだわった「リオレウス希少種」が完成した喜びを語った

 続いて、「モンスターハンターポータブル3rd」のプロデューサーである辻本良三氏が登場。辻本氏は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのクオリティの高さや妥協のなさを「素晴らしいです」と語り、徹底的にこだわったリアルな「リオレウス希少種」が完成したことを喜んでいた。

 そもそも今回のコラボレーションも、辻本氏や開発スタッフもユニバーサル・スタジオ・ジャパンには以前から来ていてクオリティの高さを肌で感じていて、いつか一緒に何かできればと考えていたという。作品作りをする立場として、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのクオリティの高さに惹かれていたようだ。


記念撮影ではパブリシティの萩原良輔氏ことハギー氏ももちろん参加。この「リオレウス希少種」はこの日初めて見たということで、最初に見た時は「リオレウス希少種」の足下のすぐそばを歩いていたで気づかず、見上げてものすごく驚いたということだ

■ ユクモ村やハンターの自宅、集会浴場や武器・防具をリアルに再現! タイムアタックやリアル集会浴場も楽しめる

「モンスターハンターポータブル3rd」の世界観を徹底的にリアルに再現したウォークスルーを解説する辻本氏と辺見さん

 オープニングセレモニーに続き、ステージ18内へ。ステージ18の中には、「モンスターハンターポータブル3rd」に登場する「ユクモ村」、武器・防具など、ゲームの世界観を徹底的にリアルに再現。それらをウォークスルー形式で見ていけるようになっている。

 このウォークスルーでは、ハンターの自宅の武器や防具を展示。もちろん武器や防具もリアルサイズ。素材を加工している鍛冶場や、レウス装備一式も飾られている。世界観を再現した雰囲気もマッチしていた。

 また、「ぽかぽかアイルー村」の「アイルー」もリアルサイズで展示。辺見さんはそのかわいらしさに声をあげつつ、想像していたよりも大きいところに驚いていた。これを見ると、ゲームをプレイするときの印象もまた変わってくるのかもしれない。

 ウォークスルーの先では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン限定のオトモアイルー「ユニバー」や、ブンブンビーというプーギーの衣装の先行配信も行なわれている。特にユニバーはここだけの限定配信なので、お越しの際には忘れずにPSPを持ってきてゲットしてほしい。


ユクモ村の世界観を再現し、武器や防具もリアルサイズのものが展示されている。「アイルー」ももちろんリアルサイズ
全国狩猟応援団というサポーターメンバーの名前が並ぶボードや、ここだけの限定配信アイルー「ユニバー」のダウンロード配信も行なわれている

■ ファンと辻本氏がクエストのタイムアタックに挑戦!

前夜祭のラストはファンの1名と辻本氏がペアでクエストに挑むというサプライズなタイムアタックとなった

 前夜祭の最後は、招待されたファンと辻本氏での「クエストのタイムアタック」。ウォークスルーの入口は、大きなスクリーンでタイムアタックに挑めるスペースになっていて、その周辺はリアル集会浴場となっている。

 タイムアタックは前夜祭だけではなく規定クエストのクリアタイムを競う大会として実施され、優秀なハンターにはパーク限定の記念品がプレゼントされるということだ。

 今回の前夜祭では、辻本氏がステージに登場。来場したファンとじゃんけんをして1名を選び、その1名と辻本氏がペアを組んでクエストに挑んだ。

 挑むクエストをくじびきで引いたのだが、辻本氏がまず引いたのは「ウルクスス討伐」。だが、辻本氏はいつも使っているハンマーや弓がこのクエストでは使えないということで弱気に。太刀を選んだものの、戦闘のほとんどを選ばれたファンの方に任せて避けに徹し、ファンの方がウルクススをダウンさせたら猛然と斬りかかるというプレイで大きな笑いをよんだ。MCのツッコミも冴え渡り、会場から笑いの絶えないプレイとなった。

 なおこのプレイでは、辻本氏は8月25日に発売予定のPS3「モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.」でプレイ。その解像度の高いクッキリとした映像にファンの方も興味しんしんの様子だった。


クエストは「ウルクスス討伐」。辻本氏はファンの方にほとんどを任せ、自由きままなプレイを展開。ファンの努力が実りウルクススに隙ができると猛然と攻撃するというプレイで笑いを誘っていた
続くタイムアタックで、強敵の「ベリオロス亜種」を引いてしまい、ファンの方もあまり自信がないということで、辻本氏はディレクターの一瀬氏を急遽指名!

 続いてもう1戦。次に辻本氏が引いたクエストはなんと「ベリオロス亜種」。会場からも「ウワー!」という声が上がり、辻本氏も「これは本気でやらないとやばいですよ」と、緊張の面持ち。

 じゃんけんで勝ち上がったペアの女性の方はプレイして半年ほどということで、「ベリオロス亜種」とは戦ったことがないという。さすがに不安の色は隠せない。そこで辻本氏は、自分の代わりにプレイしてもらいたいとディレクターの一瀬泰範氏を指名した。一瀬氏は本当に予定になかったことなのか、突然の指名にかなり動揺しつつもステージに登場した。

 辻本氏は解説にまわり、一瀬氏とファンの方が「ベリオロス亜種」に挑む。だが、かなり早い段階で2回倒されてしまう。これは厳しいかと思われたのだが、そこから2人は集中したプレイをみせ、なんとか「ベリオロス亜種」を討伐! 逆境からの勝利に会場も大いに沸いた。クエストに参加された2人にはパーク限定グッズや辻本氏、一瀬氏のサインが贈られた。


1度は2人とも倒されてしまったが、その後は慎重なプレイを展開。見事討伐を達成したときには、会場から大きな拍手が起こった
【その他、会場の模様など】
会場ではオリジナルグッズも販売。左の写真で辺見さんが持っているのは、“こんがり肉”味のポップコーンだ。このほかにもグッズがあり、なかでもハッピーコレクションはくじを引く形式になっている

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(2011年 8月 2日)

[Reported by 山村智美]