C&Cメディア、MMORPG「ユグドラシル」の日本展開を発表
北欧神話をモチーフにした中国産MMORPG「神鬼世界」を日本語化


7月29日発表



 株式会社シーアンドシーメディアは、親会社の中国Perfect Worldが開発したMMORPG「神鬼世界」を日本語化し、「ユグドラシル」というタイトルで日本展開を行なうことを正式発表した。サービススケジュールは今秋を予定し、ビジネスモデルは未定。

キャッチコピーは「これから始める、本格MMORPG

 「ユグドラシル」は、Perfect Worldの6作目となるMMORPG。北欧神話をベースにした壮大な物語と、フーザーフレンドリーなシステムによりMMORPGが初めてのユーザーでも安心して楽しめるとしている。タイトルキャッチコピーは「これから始める、本格MMORPG」。

 日本オリジナルのタイトルとなる“ユグドラシル”は北欧神話に登場する大樹を指しており、世界観のバックグラウンドとも密接に関わるキーワードとしている。プレーヤーはこのユグドラシルの世界で、何万年と続く神々の争いに関わり、時として強大な力に立ち向かいながら、世界の安定を求めていくことになるという。

 「神鬼世界」の日本語版「ユグドラシル」では、単純にテキストを日本語化するだけでなく、イメージイラストを日本人により親しみやすいものに差し替えるなど、日本向けのカルチャイズも積極的に行なっていくという。

 なお、同社では今回の発表に合わせて「ユグドラシル」のティザーサイトと、公式Twitterを開始している。気になる具体的なゲーム内容や、サービススケジュール、ビジネスモデルなどは後日順次発表していくとしている。


左が中国Perfect Worldが展開している「神鬼世界」。右が「神鬼世界」の日本語版となる「ユグドラシル」。両作は同じゲームだが、日本では中国とは違ったイメージで売り出そうとしていることが伺える

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(2011年7月29日)

[Reported by 中村聖司]