SCEJ、PlayStation Network/Qriocityで不正アクセス
ユーザーのアカウント情報が流出の可能性
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、PlayStation NetworkおよびQriocityにおいて4月19日に米国で不正アクセスが発生、ユーザーのアカウント情報が流出した可能性があると発表した。
SCEは4月21日から継続してPlayStation Networkを停止し、調査を行なっているという。同社によれば、不正アクセス者が入手したとみられるアカウント情報は、PlayStation Network/Qriocityに登録した、氏名、住所、Eメールアドレス、生年月日、パスワード、オンラインIDとなっている。さらに購入履歴、請求先住所、パスワード再設定用の質問への回答等のプロフィールデータ、サブアカウントに関する情報などについても流出した可能性があるとしている。
どれほどの情報が流出したかについては現在調査中としており確定していないが、3月20日時点の累計登録アカウント数は7,500万に達しており、最悪の場合、これに準じた数字となる可能性もある。
同社では「アカウントに登録されている情報の詳細やクレジットカードの引き落とし履歴等を定期的に確認されることを推奨いたします」と注意を呼びかけている。
(2011年 4月 27日)