株式会社ドワンゴは、今春配信予定のiモード用オンラインRPG「アークファンタズムオンライン」のクローズドβテスト（CBT）を、3月4日15時より開始する。料金は基本プレイ無料。対応機種は、docomo Aシリーズ以降。

CBT用のQRコード

　「アークファンタズムオンライン」は、チュンソフトが開発/運営を担当するMMORPG。プレーヤーは「開拓団」の一員となり、ほかのプレーヤーとパーティーを組み互いに助け合いながら、誰も知らない大地を冒険する。

　本作では、モンスターやマップからアイテムを収集でき、それを使って装備品などを作成。作成した装備に霊石と呼ばれる特殊なアイテムを使うことで様々な色に染めることができるなど、豊富なカスタマイズ要素が盛り込まれている。

　冒険の舞台となる世界では、モンスターがフィールドを徘徊しておりシームレスでの戦闘が展開される。モンスターを見つけたら、「ターゲットボタン」で対象を選択し攻撃したり、魔法を仕掛けたりすることができる。戦闘時には、ほかのプレーヤーとのフリーチャットや援護攻撃といったパーティープレイを行なうことができる。

　CBTには、特設サイトよりテスター登録を行なうことで先着3,000名まで参加できる。CBTでは、利用できる各種ゲームデータおよび機能が制限されており、本サービスへのキャラクターデータの引き継ぎは予定されていないが、参加者全員に本サービスで使用可能なポイント/アイテムがプレゼントされる。

広大な未開の大地での壮大な冒険が始まる

背景やキャラクターなどは、すべて3Dグラフィックスで描写されている

ターゲットをロックして攻撃	プリーストの回復魔法	仲間と協力してモンスターと戦う

「開拓村」でほかのプレーヤーとのコミュニケーションを楽しめる

・王道オンラインゲームの要素が満載
　戦闘やパーティはもちろん、専用の文字入力システムを導入した使いやすいチャット機能やギルド結成などのコミュニティ、さらに様々な素材を集めてアイテムを作成できるなど、オンラインゲーム要素として多くの要素を盛り込んでいる。

・仲間と共に暮らす場所「開拓村」
　開拓団に参加したプレーヤーには等しく「開拓村」に1軒の家を与えられる。開拓村には、一緒に冒険する仲間達（プレーヤー）が住んでおり、協力しあう事で開拓村の機能を充実させていく。

・ゲームイベントの実施
　ゲーム内の様々な場所で発生するゲームイベント。王様や王女様などNPCがゲーム内の世界を所狭しと大暴れする。各NPCはそれぞれ、王様は故郷へ民を導くための行動を、王女様はプレーヤーに対して回復魔法などを使用し助けてくる等の行動をする。また、ヴィランと呼ばれている悪役NPCも存在しており、彼らが攻撃してくることもある。

・モンスターの住処「巣窟」
　「アークファンタズム」では、1部のモンスターが「巣窟」と呼ばれるモンスターの住処から登場。巣窟に住むモンスター達は、外部の危険に対して敏感になり、危険が増す程より強力なモンスターが姿を現わす。また、ボスモンスターなどが存在するマップには、侵入者を防ごうと進路を防ぐように巣窟が配備されており、彼らを倒さないとボスへの道は閉ざされてしまう。

・霊石コーティング
　霊力の結晶体である霊石を手に入れ、装備にその霊石を「コーティング」することで装備に霊石のカラーや特殊なボーナスを付与することができる。様々なシチュエーションに対して、おしゃれにそして機能的にコーディネイトを楽しめる。

「巣窟」では、モンスターが大量発生する	霊石を使って装備品の色を変更することができる

【ストーリー】

世界には1つの大きな王国があった。 王国は霊樹という神秘の樹木が発する霊力、歴代王の治世により大きく繁栄し、人類は世界の主となっていた。 そんなある日、それまで人類に牙をむくことの無かった魔物たちが、突如として人々を襲い始めた。 彼らとの戦いにより国は疲弊し、遂には国王もその戦いにより命を落としてしまう……。 誰もが傷つき、魔物達の突然の変貌の理由もわからないまま、明日への希望を失いかけていた。 そんな中、人類に再び希望の光を灯したのは、王家を代表する2人の王子だった。 彼らは用兵に優れ、戦場において魔物達を次々に駆逐していく。 新たな希望。人々は戦う勇気を取り戻し、魔物達に立ち向かった。 人類の結束は、魔物達を次第に追い詰めていったが、人類にはまたしても失意の淵をさまよう運命が待ち受けていた。 希望の灯火を消し去ったのは、誰あろう第2王子であった。 彼はとある戦いから魔物に加担し、意表を突かれた第1王子の軍は大敗北を喫してしまう。 勢いを取り戻した魔物の軍勢は一気に王都に迫り、遂には王都を陥落させた 第1王子はわずかな民を従え王都から逃げ落ち、船団により大陸脱出を試みる。 航海は難航を極めた。 嵐の中船団はバラバラとなり遂には一隻となってしまうが、辛くも未知の大陸にたどり着く。 しかし困難の末に流れ着いた大陸も魔物が溢れ、力の及ばない人類は隠れ細々と生活するほか手立ては無かった。 そんな厳しい生活に耐え忍んでいたある日、1人の男が航海の末に難破した船の倉庫から一粒の「種」を探し当てる。 その種は、人々に「霊力」を与える「霊樹の種」。 彼らはその種を大地に植え、大切に育てた。 種はすくすく成長し、やがて大きな「霊樹」となり、人々に霊力の力（魔法の力）を分け与えた。 霊力の力を得た人々は襲い来る魔物を撃退し、そして未知なる大陸の探索をはじめる。 故郷に戻る為に……。