スパイク、PSP「ガチトラ! ~暴れん坊教師 in High School~」

元極道の教師が生徒の悩みを解決!“学園任侠アクション”登場


2011年春 発売予定

価格:未定



元極道の教師が、生徒達の悩みをパワフルに解決していく、破天荒な学園アクション・アドベンチャー

 株式会社スパイクは、PSP用学園アクション・アドベンチャー「ガチトラ! ~暴れん坊教師 in High School~」を2011年春に発売する。価格は未定。

 「ガチトラ!」は、昔気質の任侠集団「大神組」の若頭だった元極道“梶 虎男”がひょんなことから竜ヶ峰学院の教師となるところから物語はスタート。「極道として。人として」を行動規範に掲げ、破天荒な行動で真面目な担任教師や個性的な教え子達といった周囲を巻き込みながら、ストーリーは展開していく。

 ゲームは章立てとなっており、アドベンチャーゲームとしてのスタイルを取りながらも、学園内だけでなく竜ヶ峰市のあちこちを巡ることができる自由度を持ち、生徒だけでなく、多くの人たちそれぞれの悩みを解決していく。生徒達の悩みを解決するシステムはアクションゲーム仕立てとなっており、より直感的に楽しめる工夫がされているようだ。

 「喧嘩番長」シリーズの1作目を手がけたクリエイターが手がけており、「ハチャメチャ学園アクション」と銘打たれているとおり、明るく楽しい展開が期待できそうだ。

 1月14日には同作のティザーサイトが公開されたが、そこではトラが解決してくれる“悩み”の募集を開始している。採用されれば、ゲーム内で悩みを解決してくれるだけでなく、スタッフロールにも名前が掲載されるという。気になる人は応募してみて欲しい。


昔気質の任侠集団「大神組」。その3代目若頭だった梶 虎男(通称、トラ)が、堅気の学校の先生として教壇に立つこととなった。個性的な生徒が集まる竜ヶ峰学院で、生徒達の悩みにガチでぶつかり解決していく。スクリーンショットにあるように、トラは表情豊かで学校内を引っかき回してくれそう。ハチャメチャ学園アクションの幕開けである
ゲームは章立てとなっており、学園テレビドラマのように進行していく。イベントシーンはもちろんフルボイス仕様で出演声優陣も豪華。各話の終わりにはスタッフロールも流れ、次回予告まで用意されている。見慣れたテレビドラマのようにすんなり入っていけることだろう




■ キャラクター紹介

梶 虎男(CV:小西克幸)


 幼い頃に両親に捨てられ天涯孤独な孤児だったが、大神組組長に引き取られた。生まれ持った度胸と腕っ節の強さから、「人喰いのトラ」と呼ばれ、大神組組員まで上り詰めた。極道であることに心底誇りを持っているが、とある理由から龍ヶ峰学院の教師として3年D組の副担任になることに。トラは熱血教師ではない。一方で、「極道として。人として」という考えのもとに本能的かつ感情的に行動するため、その行動はあまりにも型破りなものとなっている。


【梶 虎男】

新堂美鈴(CV:遠藤 綾)


 龍ヶ峰学院3年D組の担任を務める英語教師。教育者であった両親の元に育ち、教師となった今も両親がよく口にしていた「本物の教師」を目指し毎日奮闘している。高い教育理念を持ち、熱血教師を夢見て教師になったが、現実とのギャップに悩まされているため、少々空回り気味。極めて常識的な性格であるため、突如赴任してきた素行の悪いトラを「まるで不良じゃないですか!?」と毛嫌いするが、トラが生徒達と同じ目線に立ち、真っ直ぐにぶつかっていく姿を見るうちに、美鈴の心境にも変化が……?


【新堂美鈴】

石川 翔(CV:浪川大輔)


 3年D組のリーダー的存在。将来を有望視された球児だったが、顧問の教師を殴るという不祥事を起こしたことで退部させられた過去を持つ。「野球」という目標を失ってからは完全な不良と化し、他の生徒に当たり散らす荒れた生活を送っている。トラを受け入れていくクラスメイトが気に入らないし、仁義を重んじる胡散臭いトラのことも気に入らない。そのイライラはやがて頂点へと達し、トラの教師生命を賭けた男の決闘をすることになる……。

【石川 翔】

末広結衣(CV:釘宮理恵)

 日本中の誰もが知る国民的アイドルであり、龍ヶ峰学院3年D組の生徒でもある。しかしアイドルだからと言って鼻に掛けるようなこともなく、誰からも愛される明るい性格の女の子。そんな明るい彼女にも関わらず、ある晩、校舎の屋上から飛び降り自殺を図ろうとする。騒ぎを聞きつけた報道陣が学院に押し掛ける大騒動になってしまうのだが……。果たして彼女がここまで自暴自棄になる理由とはなんなのか? トラは彼女の悩みを解決することができるのだろうか!?

【末広結衣】




■ 生徒の説得はアクションパートで解決!

 第1報と言うことで詳しいことはまだまだ謎に包まれているが、生徒の悩みは魂と魂のガチのぶつかり合いで解決すると言うことから、アクションゲーム仕立てとなっている。スクリーンショットを見たところ、格闘ゲームかRPGの戦闘シーンといった体だが、どのように戦うのかは気になるところ。

 基本的に「魂の戦い」であるため、生徒達は悩みに応じて変化し、それぞれ特徴的な攻撃を仕掛けてくる。戦闘シーンはフルボイスで展開するほか、ド派手なエフェクトでアクションを盛り上げていく。

 「ガチトラ!」では、学園内だけでなく竜ヶ峰市のあちこちに出かけることができ、そこには生徒以外にも悩みを持つ人たちがいる場合がある。これらの人たちの悩みを解決することができる。

生徒達の説得は、魂のぶつかり合いをアクションで表現まるで格闘アクションやRPGの戦闘シーンのようなド派手な演出となっている。基本的に精神的な戦いと言うことで、生徒の悩みの種類によっては生徒が巨大化するといったグラフィックス的な変化も見られる。バトルはフルボイスで展開され、生徒だけでなくキャバ嬢や公園でたむろしている者ともバトルとなることもある
バトルについての詳細は明らかにされていない。これらのスクリーンショットを見ていると、必殺技なども用意されているようだが?




■ 数々のミニゲームも収録

 「ガチトラ!」では、物語を進めていく上で数々のミニゲームが登場する。ミニゲームの内容は、それぞれ生徒達が持つ悩みによって様々なものが用意されている。以下にそのいくつかのスクリーンショットを掲載したが、野球ゲームやテニスゲームを彷彿とさせるスポーツゲームっぽいものから、メイド喫茶(?)でのクイズや、女子高生のツボを押す、まさにミニゲームといった内容のものまで、バラエティ豊かなミニゲームが用意されているようだ。

生徒との野球対決。打ち取った場合と三球三振で仕留めた場合とでストーリー進行に違いがでるのだろうか?テニス対決。本格派テニスゲームのようにも見えるが……?
スポーツだけではない。メイド喫茶でクイズを行なう場面も女子高生のツボを押すというバラエティに富んだミニゲームとなっている




■ 舞台となるのは竜ヶ峰市

 トラたちが住む竜ヶ峰市は、海の見える美しい公園といった憩いの場所から、駄菓子屋のある住宅街、そして繁華街から歓楽街まで、様々な顔を持つ街だ。この街を舞台にトラは生徒はもちろんのこと、多くの人たちと出会い、ガチでぶつかり合いながら悩みを解決していくこととなる。メインストーリー以外にも幅広いサブストーリーが用意されており、もちろんそれらの悩みにどうぶつかっていくか、悩みを解決してあげないことも含めてプレーヤーの自由となっている。

トラが行動できる範囲は学校だけではなく、竜ヶ峰市の様々な場所が登場する。繁華街で買い物をしたり、公園で夕日を眺めたり、お店で食事をすることもできる

(C)Spike All Rights Reserved.

(2011年 1月 18日)

[Reported by 船津稔]