任天堂、DSiウェア「X-RETURNS」

特徴的なグラフィックスの3Dシューティング


6月30日 配信予定

価格:800ポイント



宇宙戦闘タンク「VIXIV(ヴィクシブ)」を操り戦うこととなる

 任天堂株式会社は、DSiウェア用3Dシューティング「X-RETURNS」の配信を6月30日から開始する。価格は800ポイント。

 「X-RETURNS」は、1992年にゲームボーイ用ソフトとして発売された「X」の続編に当たるタイトル。前作の20年後の世界を描き、前作に登場したキャラクターが活躍する一方で、類似したミッションやBGMも採用され、前作を遊んだ人ならばより一層楽しめる内容となっている。もちろん、世界観やストーリーなどはきちんと今作でもフォローされているので、今作から始める人でも楽しめるよう工夫されている。今作では特徴的なグラフィックスが目を引き、独特の世界観が描かれている。今作で登場する惑星は20以上で、かなりのボリュームとなっている。

 プレーヤーは宇宙戦闘タンク「VIXIV(ヴィクシブ)」を操り、侵攻してくる帝国軍から惑星を守るため各惑星でのミッションを遂行していく。ゲームは大きく分けて2つのモードで構成されており、惑星を結ぶトンネルで繰り広げられる戦いを体験できる「トンネルモード」と、惑星内を自由に探索できる「オールレンジモード」に別れている。

 「トンネルモード」は強制スクロールで展開。自機「VIXIV」を上下左右に操作し障害物を避け、敵を倒しながら制限時間内に惑星にたどり着かなければならない。制限時間内に到達できなければゲームオーバーとなるが、トンネル内には「タイムコイン」と呼ばれるアイテムがあり、これを撃つことで、少し時間が回復する。

 「オールレンジモード」は惑星を探索するモード。惑星は球形で真っ直ぐに進み続ければ当然1周して戻ってくる構造となっている。惑星は3Dで描かれているので自機はどちらにも進むことができ、前後左右、旋回やスライド移動も可能。ゲームが進行すれば空中を飛ぶことも可能となる。用意されているミッションには敵軍の撃破や味方の救出など多彩なものが用意されている。惑星上には施設もあり、そこで情報を得ることも可能。ミッションをクリアしたり惑星を探索し、パワークリスタルを入手すると、パワークリスタルを使って次のトンネルを開くことで、ストーリーも進行することとなる。

 ミッションやクエストをクリアしたり敵を倒すと、エナジーキューブが出現する。これを集めると“ランクポイント”がアップ。一定以上たまる毎にショットの威力やショットの連射力、アーマーの上限値のいずれかをパワーアップすることが可能となっている。ミッション以外にも「クエスト」も用意されており、ゲームクリア後も様々な遊びが楽しめるようなっている。

惑星を結ぶトンネル内を進んでいく「トンネルモード」。ここでも戦闘が発生する「オールレンジモード」。惑星内を自由に探索しているところ帝国軍が発掘、悪用している古代兵器「ヒューマノイドタンク」。独特のグラフィックスだ
帝国軍に捉えられていたた科学者「ドクター“やまの”」かにをイメージした帝国軍の超巨大兵器キャンサー帝国軍母艦のベースへの特攻を阻止しなければならない

(C) 1992-2010 Nintendo Developed by Q-Games

(2010年 6月 28日)

[Reported by 船津稔]