システムソフト・アルファー、「萌え戦略」最新作が3ハードに登場

PS2/PSP/DS「萌え萌え2次大戦(略)2[chu~♪]」


12月17日 PS2/PSP版発売予定
12月24日 DS版発売予定

価格:7,140円(PS2版)、9,240円(PS2版プレミアムエディション)
   6,090円(PSP版)、8,190円(PSP版プレミアムエディション)
   6,090円(DS版)



DS版のタイトルロゴ

 システムソフト・アルファー株式会社は、プレイステーション 2/PSP用戦略シミュレーションゲーム「萌え萌え2次大戦(略)2[chu~♪]」を12月17日に、ニンテンドーDS用「萌え萌え2次大戦(略)2[chu~♪]☆ヤマトナデシコ」を12月24日に、それぞれ発売する。

 価格はPS2版が7,140円、PSP版とDS版は6,090円。また、PS2版とPSP版には特典を同梱した「プレミアムエディション」も用意されており、価格はPS2版が9,240円、PSP版は8,190円。

 「萌え萌え2次大戦(略)2[chu~♪]」は、同社の「大戦略」シリーズのウォーシミュレーションのシステムをベースに、第二次世界大戦時代の兵器などを萌えキャラクターとして擬人化した通称「萌え戦略」シリーズの最新作。今作ではシナリオが新規に書き下ろされ、新たな勢力として「日本陸軍」と「ソ連」が参戦。新キャラクターも多数登場するほか、新しいクラスチェンジによって、乙女も兵器もパワーアップされている。


【メインビジュアル】
PS2版
PSP版
DS版

 戦線シナリオは、実際の第二次世界大戦の史実をアレンジしたストーリーが展開。収録シナリオの概要は次の通り。なお、プラットフォームごとに一部収録シナリオが異なっている。

【収録シナリオ】

・太平洋戦線「連合海軍編」(PS2版のみ)
 前作の人気キャラクターが多数登場。みんなが大好きなルリのため、海軍の乙女たちが戦場で熱い戦いを繰り広げる。艦船型鋼の乙女の新キャラクター「フランシス」も登場する。

・欧州東部戦線「ソ連編」(PSP版のみ)
 新勢力「ソ連軍」を中心としたシナリオ。ソ連視点の欧州東部戦線で、ドイツ軍編と連動しているものの、ドイツ軍編とは異なるストーリー展開も待ち受ける。実在する女性のみで構成された部隊「夜の魔女」をモチーフにした鋼の乙女たちが登場する。

・太平洋戦線「日本海軍編」(DS版、PSP版)
 前作の人気キャラクターに加え、新キャラクターも登場。零戦、大和など、日本人にはおなじみの兵器たちが登場する。

・欧州東部戦線「ドイツ編」(PS2版のみ)
 ミリタリーファンに人気のドイツ兵器が登場。史実を重視した戦線が展開する。新キャラクターは“あの子のお母さん”!?

・ビルマ戦線「日本陸軍編」(全機種)
 新勢力「日本陸軍」を中心としたシナリオ。某将官が東南アジアに「幻のブルマ」を密かに隠したという噂を聞きつけた司令官の熱望により、「幻のブルマ」捜索も兼ねて日本陸軍の乙女たちがビルマ戦線へ投入される。陸軍のエース「はやぶさ」と、ハーフの鋼の乙女「ひえん」が新キャラクターとして登場する。

「プレミアムエディション」のフルカラー特典本「スペシャルアートブック」

 このほか、PS2版とDS版では、シリーズの人気キャラクターを主人公にした外伝シナリオ「あかぎ編」と「てんざん編」が収録されている。

 「プレミアムエディション」の特典は、描き下ろしイラスト12ページを含むフルカラー特典本「スペシャルアートブック」と特装BOX。PS2版とPSP版の特典に違いはない。




【PS2/PSP/DS版新キャラクター】

 

■ はやぶさ Hayabusa

 元になった兵器:一式戦闘機 隼
 国籍:日本
 属性:親しみやすい普通の女の子、ちょっぴりヤキモチ
 担当原画家:菅家智則
 CV:藤森ゆき奈

 明朗快活で瞬発力があってちょこまかと動き、じっとしていられない小動物。可愛い外見だが、しっかり者で面倒見が良いが少々お節介なところもあるお姉さんタイプ。どんな苦境でも笑顔を忘れず、仲間を激励し、勝利を絶対に諦めない。人好きする性格もあり人望が厚く「隊長」と呼ばれるが、顔を赤くして照れるというシャイな一面も。

 育ての親である研究員達を流行り病でたくさん亡くした過去を持ち、共に戦う日本軍は一般兵も鋼の乙女も分け隔てなく「家族」と呼んで大事にしている。亡くした研究員達のことを忘れた日はなく、彼らのことを多くの人に知ってもらい後世に残すことが夢。日々の自己鍛錬でスペックの低さを克服し、連合軍に立ち向かう。


■ ひえん Hien

 元になった兵器:三式戦闘機 飛燕(さんしきせんとうき・ひえん)
 国籍:日本
 属性:男装の麗人
 担当原画家:田中松太郎
 CV:尾崎未來

 一人称「僕」。ハーフで華やかな雰囲気を持つ男装の麗人。ドイツのエーリヒ、イタリアのクラウディアとは同じエンジンで、ひえんは異父姉妹の三女。大恋愛だったという父と母に憧れがあり、恋愛小説や歌劇が大好きで、何かと愛に絡めたセリフを吐こうとする。

 多少自意識過剰なところがあり、興奮すると歌劇調の喋りになるので周りにウザがられることもしばしば。

 やる気とそれに見合った能力を持っており気分がのるといい働きをする。ただし、大事な場面では必ずと言ってよいほど鼻血が出る(エンジンの潤滑油漏れ?)。他にも大事な作戦の朝に腹痛で寝込んだり風邪を引いてしまう。不遜な態度とは裏腹に小心者でさびしがり屋であるが、性格が災いしてそれを素直に表に出せない。

 変わり者ではあるが、はやぶさはひえんに一目置いており何かと世話を焼いてくる。航空機は「小鳥ちゃん」、戦車は「子猫ちゃん」と呼ぶ。


【PS2/PSP版新キャラクター】

 

■ カチューシャ katyusha

 元になった兵器:攻撃機 Il-2 シュトルモビク
 国籍:ソ連
 属性:サドマゾ
 担当原画家:Maruto!
 CV:青葉りんご

 ロジーナの凶行で全滅したとされていたロシアの鋼の乙女の生き残りの1人。世界一の量産型軍用機で、バラバラに解体されていた同型姉妹から部品を集めて再生産された。惨劇を忘れないように、と顔にひとつだけ傷を残された。

 過去の凄惨な経験もあり、非常に臆病。ロジーナを病的に恐れており、まともに喋ることもできない。しばらく、シベリアに隠れていたが、ある日お腹に装甲をつけられ、あれよあれよと戦場に駆り出されてしまった。

 下からの対空攻撃を受けてもなかなか落ちず、怯んで撃った弾は敵の戦車などを破壊する。装甲に弾が当たる感覚がいつしか快感になり……強い刺激を求め、より低空を飛ぶようになっていく。装甲以外の部分に当たるのは気持ち良くないため逆ギレを起こす。キレると凶暴で手に負えない。

 相棒のリーリャと共に「夜の魔女」と恐れられている。


■ リーリャ Lilia

 元になった兵器:戦闘機 yak-9(ヤコフレフ)
 国籍:ソ連
 属性:陰険
 担当原画家:依澄れい
 CV:前田恵

 「夜の魔女」のエースパイロットであり、ロジーナの凶行で全滅したとされていたロシアの鋼の乙女の生き残りの1人。カチューシャ同様、同型姉妹の部品を集めて再生された。小柄で人形のように愛らしい少女の姿だが、性格は暗く極めて陰険。嫌なことは絶対に忘れず、絶対に仕返しをする。独り言葉が多く、普段は自分の世界の殻に閉じこもっているためスターリンも扱いに困っている。

 追い込まれると「何もかも私のせい」と鬱状態が悪化し自暴自棄になる。こうなると敵味方関係なく攻撃をはじめ、辺りを一掃して「無かったこと」にしようとしてしまう。再生する時に受けた改造もあり、攻撃力は高く、ロシア空軍の中核を担う。相棒・カチューシャをコントロールするのに手を焼いている。カチューシャが暴走すると「暴走したのは私のせい」と自分もつられて暴走してしまうため厄介なことになる。

 ロジーナに対しては日々の生活の中でささやかな嫌がらせ(ロジーナの席だけ椅子がない等)を繰り返しているが、ロジーナは復讐をされている自覚がない。そこで、ロジーナが溺愛(?)するドイツのミハエルを、ロジーナの目の前で苦しめる作戦に出る。


■ スターリナ Stalina

 元になった兵器:重戦車 IS-2
 国籍:ソ連
 属性:支配者
 担当原画家:六道神士
 CV:伊藤葉純

 ロジーナの後に生まれた鋼の乙女。美し容貌と威圧で人心をとらえ僕と化す。多少歪んではいるが、ロシア至上主義の愛国心と誇りを持ち、他国の鋼の乙女に対しても紳士的な振る舞いをする。策略家だが、ヤンデレ姉妹の暴走や気持ちの空回りで失敗続きなのが最大の悩み。

 大口径で自慢の一撃を持ち、ティーガーやパンターを数多く撃破したことから「アニマルキラー」の異名を持つ。ドイツのフェイと因縁がある様子だが、フェイはまったく記憶にない。

 密かにロジーナを粛正する役も担っている。戦力としてはロジーナを高く評価しており、しばらくは見逃すつもりでいる。ただし、邪魔になるようならいつでも粛清するつもり。ロジーナに殺された鋼の乙女を復活させる計画も進め、改良を加えた2体の再生に成功している。




【イベントCG】
※各プラットフォーム共通
※PS2版限定※PSP版限定※PS2/PSP版限定
※PS2/PSP版限定※PS2/PSP版限定※PS2/PSP版限定

【DS版スクリーンショット】

【PS2版スクリーンショット】

(C)2009 SystemSoft Alpha Corporation
※画面は開発中のものです。

(2009年 10月 6日)

[Reported by 滝沢修]