システムソフト・アルファー、Xbox 360「萌え萌え2次大戦(略)☆ウルトラデラックス」

高解像度化され新要素、新キャラクターを実装した萌え戦略シミュレーション


2009年 発売予定

価格:7,140円



パッケージビジュアル

 システムソフト・アルファー株式会社は、Xbox 360用シミュレーション+アドベンチャー「萌え萌え2次大戦(略)☆ウルトラデラックス」を2009年に発売する。価格は7,140円。

 「萌え萌え2次大戦(略)☆ウルトラデラックス」は、2008年11月に発売されたプレイステーション 2/PSP用シミュレーション「萌え萌え2次大戦(略)デラックス」をベースにXbox 360用として制作されたもの。ゲームシステムは、同社の「大戦略」シリーズをベースにした戦略シミュレーションゲームで、第2次世界大戦時の兵器などが擬人化され、“萌え”キャラクターとして登場する。

 擬人化されたユニットは「鋼の乙女」と呼ばれ、登場機体数は30体以上が登場。イラストレーターの美樹本晴彦氏、北爪宏幸氏、六道神士氏、依澄れい氏、小梅けいと氏らがキャラクターデザイン・原画を手掛けているほか、ハイビジョン対応によりイベントCGなどが高解像度で表示される。

 本作の追加要素には、兵器少女イラストレーターの米柄了氏がキャラクターデザイン・原画を担当した新キャラクター、駆逐艦「ゆきかぜ」が登場。また「ゆきかぜ」を主人公とした、新シナリオ「ゆきかぜ」編も収録されているほか、PC版に実装されていた「チャレンジモード」が実装される予定。

 ゲームの戦略シミュレーション部分では、戦場マップごとに自由に部隊を編成できるほか、編成した部隊はリーダーの鋼の乙女が持つリーダースキルの影響を受けて、ステータスが変化する。

 各ユニットや、鋼の乙女にはレベルが設定されており、戦場マップで活躍させることでレベルアップし、強力な兵器ユニットへクラスチェンジさせることができる。また、エネルギーポイントを消費することで行なえる攻撃方法には、「通常攻撃」をはじめ、「機銃掃射」や回復などを行なう「特殊攻撃」、多大なダメージを与える「必殺技」や、他の鋼の乙女と共に行なう「合体技」などが行なえる。

 そのほかにも、300以上の戦場マップ、隠し難易度をはじめ、PS2/PSP版にあった「サバイバルモード」、Xbox 360版オリジナルのマップやボスユニットなどを実装しているほか、既存のマップもすべて再調整されている。PS2/PSP版同様、戦闘中にキャラクターがダメージを受けHPが減ると鋼の乙女たちは装甲が剥がれたりするほか、特定の条件を満たすことで、戦況を有利に進められるミニゲームが発生する。

 ゲーム中のシナリオは、大きく分けて、日本軍を中心とした「太平洋戦線」、ドイツ兵器とイタリア兵器が登場する「欧州戦線」、鋼の乙女、「エイミー」と「チハ」を中心にストーリーが進む「連合軍戦線」の3つに加え、新たに実装された「日本軍ゆきかぜ編」の4つ。

 「太平洋戦線」では「零戦(レイ)」を、欧州戦線では「ティーガー(フェイ)」を、連合軍戦線では「M26パーシング(エイミー)」を、ゆきかぜ編では「駆逐艦雪風(ゆきかぜ)」を主人公として、実際の第二次世界大戦を時系列で追いながらゲームが進行。また、シナリオクリア後に条件を満たすと「おまけシナリオ」や「隠しシナリオ」といった特別シナリオも体験できる。そのほかに、戦場マップをクリアした時に「戦績」が発表され、この戦績によって、ストーリーの途中でシナリオが分岐することもある。


【新キャラクター】
チハ
アリスクラレンスふがく
ベローチェスゆきかぜエイミー

【スクリーンショット】

(C)2009 SystemSoft Alpha Corporation

(2009年 7月 9日)

[Reported by 鬼頭世浪]