高いスペックのPCは必要なく、ネットブックでもプレイできる

　CJインターネットジャパン株式会社は、多人数参加型オンラインシミュレーションRPG「CHAOS LORD（カオスロード）」の日本国内におけるサービス提供およびパブリッシング展開を、2009年夏より開始すると発表した。また、本日より、クローズドβテストの参加者募集も開始された。

　「CHAOS LORD」は、中国のTiler Gamesが開発した、ブラウザベースのシミュレーションRPG。プログラムにはJAVAを利用することで、従来のブラウザゲームよりもグラフィカルなインターフェイスを実現している。

　ゲーム内容は、各プレーヤーが自分の街を起こし、その街を発展させながら戦力を増強していく戦略シミュレーションの要素が中心となる。プレーヤーは自分の街の人口や資材を増やし、街の施設を整え、自軍を指揮する“英雄”を雇い入れて軍備を整えていく。発展の過程では他のプレーヤーと競い合い、時には戦ったり協力したりしながら、進めていくのがポイントとなる。また、“英雄”は経験を積むことによって成長するというRPG的な要素も盛り込まれている。

　ゲームはリアルタイムに進行し、プレーヤーがログインしていない時でも、自動的に各種イベントなどの処理が行なわれる。プレーヤーはログインしたときに、簡単なコマンド選択するだけでいいため、短時間のログインでもゲームを楽しむことができる。

　戦闘シーンやゲームの進行はアニメーションによって表示される。また、実際に敵を攻める前に戦況を予想する「模擬バトル」機能も搭載されており、戦略シミュレーションに慣れていない人でも、お互いの戦力分析を手軽に行なえるようになっている。

　日本展開にあたっては、プロモーション用のイメージイラストはもちろん、ゲーム中に表示されるキーキャラクターのビジュアルもすべて日本国内で制作。キャラクタービジュアルは、瀧宮一隆氏が担当している。

　動作環境は、OSがWindows XP SP2以降、ブラウザがInternet Explorer 6以上。

　今回の発表に合わせて、クローズドβテストの参加者募集が、ティザーサイトにて開始された。募集期間は7月16日18時までで、募集人数は5,000名。応募するには同社のオンラインゲームポータル「ネットマーブル」の会員IDが必要となる。

【キャラクタービジュアル】

【スクリーンショット】